今から20~30数年前までは、我々歯科医師は、治しても治しても次から次へと
虫歯の患者さんが、来院されて、朝から夜遅くまで、虫歯との戦いでした。
午後は、特に子供たちで、待合室は、あふれかえっていて、小さな子供の泣き出す声と
遊んで、暴れだす子供もいて、何ともにぎやかな光景でした。
その頃は、虫歯も歯周病も日本人の国民病と言われ、医療費ベースでみても
社会問題になっていました。
ところが、その間、私たちは、地域の保健所の健診医や保育園、幼稚園の園医や
小学校・中学校・高校などの校医となって、虫歯予防の啓蒙活動を続けることにより、
一時は、地域全体で、虫歯をほぼ、日本のトップレベルまで、排除する事に成功しました。
10数年前から虫歯の治療で、来院する子供は、ほぼ、いなくなりました。
また、大人の虫歯も自分のクリニックで、最初に治療する人はほぼいなくなり、
他院での主に根管治療のやり直しが増えてきました。
日本では、医療や病気の発生率や治癒率には、はっきりした差があると言われていますので、
何とも言えませんが、虫歯予防は、ほぼ完成形に近くなったと思われます。
後は、それぞれの人の考え方次第なので、歯や健康を考えるか?考えないか?
だけだと思います。
少なくとも「虫歯の洪水」の時期は、過ぎました。
虫歯の患者さんが、来院されて、朝から夜遅くまで、虫歯との戦いでした。
午後は、特に子供たちで、待合室は、あふれかえっていて、小さな子供の泣き出す声と
遊んで、暴れだす子供もいて、何ともにぎやかな光景でした。
その頃は、虫歯も歯周病も日本人の国民病と言われ、医療費ベースでみても
社会問題になっていました。
ところが、その間、私たちは、地域の保健所の健診医や保育園、幼稚園の園医や
小学校・中学校・高校などの校医となって、虫歯予防の啓蒙活動を続けることにより、
一時は、地域全体で、虫歯をほぼ、日本のトップレベルまで、排除する事に成功しました。
10数年前から虫歯の治療で、来院する子供は、ほぼ、いなくなりました。
また、大人の虫歯も自分のクリニックで、最初に治療する人はほぼいなくなり、
他院での主に根管治療のやり直しが増えてきました。
日本では、医療や病気の発生率や治癒率には、はっきりした差があると言われていますので、
何とも言えませんが、虫歯予防は、ほぼ完成形に近くなったと思われます。
後は、それぞれの人の考え方次第なので、歯や健康を考えるか?考えないか?
だけだと思います。
少なくとも「虫歯の洪水」の時期は、過ぎました。