Wisteria-field

巻き戻せない時を・・・  気ままにゆる~く綴ってます

読書備忘録2017年その1

2019年02月27日 | 

 

 
 
「チョコレートコスモス」恩田陸
初読み作家さん。賞モノは凄い予約なので、こちらを。 久しぶりに熱中した!演劇とか舞台とか、私には苦手な題材だけど、先が気になってどんどん世界にハマった。 好きな作家さんに!出会いに感謝!もっともっと読みたい。216
 
 
 
 

 「あの家に暮らす四人の女」三浦しをん

古い洋館で暮らす母娘と娘の友達とその後輩の4人の日常。なかなか入り込めず、淡々と読み終わった感じ。2月26日

 

読書備忘録2016年その1

2019年02月27日 | 
14 / 25 
「食堂のおばちゃん」山口恵以子
嫁の二三(ふみ)姑の一子(いちこ) 姓は一(にのまえ) 二人がやってる「はじめ食堂」の物語。 例えば子供が一人暮らしだったらこの食堂に毎日通ってほしいと思う。
413
 
 
 
 
15 / 25 
「三十光年の星たち(下)」宮本輝
三十年後の姿を・・見せる相手はもうこの世にはいないかもしれないけど、それでも自分の心の中にはちゃんと生きているし見せることも出来る。そう思って日々頑張って生きていこう!(青年じゃないけど私自身もそう思った)3月5日
 
 
 
 
16 / 25 
  
「三十光年の星たち(上)」宮本輝
たいした学歴もない頼りない青年が、三十年後を目指して手探りでもがきながら、懸命に自分の人生を作り始める物語。31
 
 
 
17 / 25 
 
「我が家の問題」奥田英朗
タイトルでちょっと構えてしまったが、読後温かい気持ちになった。 奥田さんの中編の何気無い日常シリーズは良いなぁ。 「妻とマラソン」(ほろっ(泣)「里帰り」「夫とUFO」「絵里のエイプリル」「ハズバンド」「甘い生活?」の順で好き。2月17日
 
 
 
18 / 25 
「私にふさわしいホテル」柚木麻子
作家志望の加代子のキャラが凄過ぎ。ドタバタ劇のようで笑えたけど強烈でした。。。
28
 
 
 
19 / 25 
「田園発 港行き自転車 (下)」宮本輝
登場人物の関係を早くスッキリさせてくて、下巻は一気に読んだ。 宮本さんの作品は嫌いじゃない、好きだけど、大好きにもなれないう~んなんでかなぁ(--;)
1月29日
 
 
 
20 / 25 
  
「田園発 港行き自転車(上)」宮本輝
タイトルと初めの2章くらい読んでも、全然予想がつかない作品。 途中からいろんな人の関わりが複雑で、早く紐解いてみたくなる。 愛本橋から見えるゴッホの星月夜のような景色!見たいなぁ。 下巻が楽しみ。1月27日
 
 
 
 
21 / 25 
「かむさりやまのおまじない」三浦しをん
しをんさんの「神去なあなあ日常」の中で、さんたが神隠しにあう場面を 絵本にしたもの。山岡みねさんの絵がいいわ~! 1月23日
 
 
 
22 / 25 
「3時のアッコちゃん」柚木麻子
4話のうち、2話だけアッコちゃん登場。紅茶&焼き菓子、健康スムージー、アッコちゃんのように心を込めて作りたいなと。。。 猪と梅田駅の2話も面白かった~。120
 
 
 
 
23 / 25 
 
「すべてのドアは入り口である。」原田マハ 高橋瑞木
現代アートはよく分からないけど・・・ せっかく同じような時を生きているんだから もう少し触れてみたいと思った。香川県丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館(メモ!)
1月13日
 
 
 
24 / 25 
「その手をにぎりたい」柚木 麻子
バブル期の最高級寿司店のネタが目次のOL物語。 読んでると食べたくなって仕方ない。一度でいいから、シャリが口の中でパラ~を味わってみたい。1月6日
 
 
 
 
25 / 25 
 
「ラスト・ワルツ」柳 広司
アジアエクスプレス、舞踏会の夜、ワルキューレ。 3話どれもそれぞれ良かったなぁ。まだ続くかなぁ・・続いて欲しい。 1月3日
 
 

読書備忘録2016年その2

2019年02月26日 | 
1 / 25 
「コンビニ人間」村田沙耶香
受賞ものはイマイチよく分からない感じが多かったけど、この作品は読みやすかった。発達障害のある主人公。『普通』って何だろう?って考えさせられた。1126
 
 
 
2 / 25 
 
「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン 訳・村上春樹
童話・・ではない深い深い人生のお話。少年と林檎の木が、それぞれ老人と切り株になるまでのやりとりの物語。立場や角度を変えていろんな風に読み取れる。美しい感情、喜び、希望があると同時に、救いのない悲しみ、苦い毒、静かな諦めがあると。。。
1019
 
 
 
3 / 25 
 
「ロマンシエ」原田マハ
マハさんの美術絡みの物語~(^^)と、読み始めるも乙女な美男子のテンションに馴染めなくて、斜め読み。 リトグラフ工房idemに行ったあたりから一気に入り込み一晩で読んでしまう。ラブコメディとアートとロマンシエな作品。816
 
 
 
 
4 / 25 
「だれもが知ってる小さな国」 有川浩
読んでいて何度もぎゅ~っと抱きしめたくなるほど愛おしい人たちばかり。優しい柔らかい気持ちになった。 佐藤さとるさんの元本を読んでないし子供たちにも読ませてない事をすごく後悔。これから読もう! 83
 
 
 
5 / 25 
 
「倒れるときは前のめり」有川浩
エッセイと短編2つ。読書は遊びだ。楽しむ為に本を読む。結果的にその本が自分の糧になる事はあっても「ためになるから」読むわけではない。この表紙のデザイン、色、文字、すべて大好き。 まさしく読書は娯楽だよね~(^^♪ 7月21日
 
 
 
 
6 / 25 
 
「象は忘れない」柳広司
象は記憶力に優れていて、自分の身に起きた事は絶対忘れない。 福島の原発事故で人生を奪われた物語5話(タイトルが全部、能の演目) あの事故を絶対忘れてはいけない!! 716
 
 
 
 
7 / 25 
「スナックちどり」 よしもとばなな
ちどりは身内を亡くし孤独に。いとこのさっちゃんは離婚したばかり。イギリス西端の村へ二人旅して再生していく物語。人生は船のように進んでいく、自分で止めることは出来ない。それぞれの痛みを抱えてのろのろ進む。永遠に同じ毎日が続くかのように。 終わってくものの枯れた綺麗さっていうのには、これから始まるものの華やかさと同じくらいの良さがある。621
 
 
 
8 / 25 
「きりのなかのはりねずみ」
はりねずみとこぐま。夜一緒に星を見るのが何よりの楽しみのふたり。 610
 
 
 
9 / 25 
 
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」
ウルグアイのムヒカ大統領。 給料の大半を貧しい人に寄付し、農場で普通に暮らしている。 人より豊かになる為に情け容赦ない競争を繰り広げる世界。誰もが持っている、家族や友人や他人を思いやる気持ちはどこへいってしまったのか。命より大事なものはない。など心に残ってる。527
 
 
 
 
10 / 25 
「異類婚姻譚」本谷有希子
芥川賞で話題になった時初めてこのタイトルの意味を知る。気持ち悪いなぁと思いながら一気読み。やはり奇妙で何が良いのか私には分からなかった。512
 
 
 
11 / 25 
 
「幸福な生活」百田尚樹
タイトルを真に受けて読んだらあまりにものギャップに( ̄ ̄;)!! 19の短編集で、どの話も最後の1ページをめくると、「ぎゃ~!」って思わず言ってしまうような一行が怖くなった~(((((((・・;) 読後感悪~だけど、どんどん読んでしまう不思議(*_*; 知らない方が幸せって事?! 58
 
 
 
12 / 25 
「幸福な食卓」瀬尾まいこ
佐和子と大浦くんの真っ直ぐな恋心に涙。「家族は作るのは大変だけどめったになくならない、そう簡単に切れたりしない。安心して家族に甘えなさい」 何が起こっても朝は来る。当たり前のように食卓を囲む家族だから。。。 読後、映画化されミスチルの「くるみ」が流れたとあとがきで知る。あ~なるほど~!一気に繋がる(^^)v 52
 
 
 
 
13 / 25 
 
Nのために」湊かなえ
歪んだ愛の形・・受け入れ難く思うのは普通なのか?心が狭いのか? 凄いなぁと感じる構成だけどすごく読みやすい。読後感は(-_-;) 421
 
 
 
 
 
 
 

読書備忘録2015年その1

2019年02月26日 | 
11 / 21 
「ホリデー・イン」坂木司
ホリデーシリーズのスピンオフ短編集。 ジャスミン、ヤマト、雪夜、ナナ、進くん、それぞれが出会う前の物語。 ジャスミンの包容力!凄いなぁ(^^) おかまさんなのに 男前でこまやかで素敵な人。416
 
 
 
 
12 / 21 
「にじいろガーデン」小川糸
レズの母親二人とそれぞれの子供の4人家族のお話。 複雑な関係でも、しっかり強い絆を築いていくんだけど、最後のほうは悲しい事ばかりで(-_-)(-""-;) 4月12日
 
 
 
 
13 / 21 
「でーれーガールズ」原田マハ
マハさんが高校生の頃のお話。年齢が近いので当時のアイドル、流行歌、ぺちゃんこにした学生鞄、ネーム針金ブローチの露天商・・・懐かしい過ぎる(^^) あの頃は確かに眩しい位の光の中に居た! 3月16日
 
 
 
 
14 / 21 
「フォルトゥナの瞳」百田尚樹
人の死が分かる瞳をもった主人公。 予想通りの展開。やりきれない読後感。 人は自分も含めいつ死ぬか分からないから生きていける。3月7日
 
 
 
 
15 / 21 
  
「切れない糸」坂木司
父親の突然死でクリーニング店を継ぐことになったカズ22歳。 「何の仕事でもプロフェッショナルがいる職場が好き」誇りを持って仕事出来たら日々幸せだよね~。
2月22日
 
 
 
 
16 / 21 
「夜の光」坂木司
高校の天文部の4人のお話。 それぞれ抱えてる悩みがあり、いっぱいいっぱいの気持ちで過ごす日々。 高校生の頃ってこんなだったなぁと思い出した。2月13日
 
 
 
 
17 / 21 
 
「明日の子供たち」有川浩
児童養護施設のお話。 登場人物をキャラ立ちさせるのホントにいつも巧いなぁ。 だからスラスラ読めちゃうんだなぁ。 読書は、いろんな人生を見せてもらえる、心を耕してくれる。 2月8日
 
 
 
 
18 / 21 
「ナイト&シャドウ」柳広司
超エリートSPの首藤が、完璧でカッコ良すぎ!こ~ゆ~の好きだけど(^^)v 柳さんのジョーカーゲームから読書に目覚めた私。久しぶりに柳さんワールド楽しんだ(^^)  127
 
 
 
 
19 / 21 
 
「肉小説集」坂木司
豚肉をモチーフに6話。アメリカ人の王様が面白かった。 義父(予定)のカッコの中が、話の筋に添って変わっていく~(^o^) 義父(確定寄り)とか(もう無理)とか(男前)とか楽しい。 諦めの呪文。父は王様、義父はアメリカ人、彼氏は王子様なるほどね~発想を変えれば付き合いもまるくなるか。。。 121
 
 
 
 
20 / 21 
「美雪晴れ」高田郁
みをつくし料理帖の第9弾 今までの癖で、いつ悲しい苦しい事が起こるんだろうと身構えて読んでいました(^_^;) ご寮さんは関西と関東、両方の名料亭の女将になった事になるんだね~ 澪が源斉さんの存在の大きさに気付いて・・最後の一巻でどうなるのか特別収録の小松原さん!良かった!一生懸命自分の道を諦めず弛まず歩いてゆくと、どこかで繋がるもんだね(ノ_・,)115
 
 
 
 
21 / 21 
 
「楽園のカンバァス」原田マハ
新年、無性にまたこの物語を読みたくなった。4度目。 名画のように、また新しい発見と感動があったよマハさん(^^) 110

読書備忘録2015年その2

2019年02月26日 | 
1 / 21 
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」村上春樹
読んで~と手渡されて、珍しく村上さんのエッセイを。 シングルモルトなんて言葉も知らないウィスキー音痴な私ですが、楽しく読めました。奥様の写真も素敵。 1223
 
 
 
 
2 / 21 
「本屋さんのダイアナ」柚木麻子
久しぶりに一気読みしてしまう。ダイアナ(大穴)と彩子の女の子ならではの成長物語。母親ティアラのぶれない方針がカッコ良過ぎる。 「お城のパーティーより森での夜露のダンスの方がきらきらしてまぶしいの精神でいこうぜ!」うん!! 1014
 
 
 
 
3 / 21 
「神様のカルテ0」 夏川草介
ゼロですから1~3のもっと前の物語。やっぱりこのシリーズ大好きです。 優しさとは想像力とか、人には神様のカルテがあるとか・・・そうかもしれない。冬山のハルが凄すぎ。こんな強い人だったのね。 もっともっとこのシリーズを読みたい。8月8日
 
 
 
 
4 / 21 
「モダン」原田マハ
ニューヨーク近代美術館MoMAを舞台にした短編が5つ。 311の震災、911のテロ事件も織り込まれていて、実際MoMAに勤務したことのあるマハさんじゃなきゃ書けないお話だなぁ。。。 「楽園のカンヴァス」のティムが登場してときめいた~ またいつか読みたい本。7月5日
 
 
 
 
5 / 21 
「あなたは、誰かの大切な人」原田マハ
6つの短編集。短編はあまり好みではないけど・・・ 「月夜のアボカド」が今現在では良かった。多分その時の自分で良いと思うお話が変わる気がする6話でした。ルイス・バラガン邸を検索しよう。 6月22日
 
 
 
 
6 / 21 
 
「キャロリング」有川浩
冒頭の荒んだ場面を読んで、くじけそうになった。 有川さんは悲惨な終わりにはしないと思いなから読み進めた。 「不幸の比べっこしても仕方ないでしょ!」何度か出てくる言葉。もう読み返すことはないかな。。。615
 
 
 
 
7 / 21 
「天の梯」高田郁
みをつくし料理帖の第10巻、完結編。私も感無量。 あさひ太夫(野江ちゃん)を身請けする作戦はあっぱれ!でした。 あ~もう続きが読めないと思うと寂しい。 でもでも、それぞれのその後を1冊にまとめて出してくださるとのこと・・・楽しみです。67
 
 
 
 
8 / 21 
 
異邦人(いりびと) 原田マハ
京都が舞台。画家、画廊、美術館の関係が垣間見れた。セレブな人たちばかりで、いまいち思い入れ出来ず。後半の思いがけない展開が早くて一気に読めた。5月24日
 
 
 
 
9 / 21 
「あん」ドリアン助川
借金返済のためどら焼き店で働く千太郎。桜の季節、ハンセン病で隔離された人生を送ってきた徳江が自分で作ったあんを持って現れる。そこから始まる二人の交流。読後、なんだろう・・圧倒されたといえばいいのか!? 小豆と向き合い丁寧に作るあん。徳江の人生。千太郎の後悔。 白いブラウスには胸が苦しくなり涙が止まらなかった。 生まれてきた意味、その子が空や風や言葉をとらえて感じるため。その子が。。。ドリアンさんありがとう。少し救われた気持ちになりました。5月19日
 
 
 
 
10 / 21 
「僕と先生」坂木司
「先生と僕」の続編。隼人(イケメン中学生)と二葉(家庭教師の大学生)がちょっとした日常の謎解きを展開するお話。 4月26日
 
 
 
 
 

読書備忘録2014年その1

2019年02月26日 | 
12 / 21 
 
「翔ぶ少女」原田マハ
阪神淡路大震災で両親を亡くした三兄弟イッキ、ニケ、サンクと佐元良(サモトラ)医師の再生物語。涙。涙。 名前にわざわざカナがふってあり??と思い調べたら、ルーブル美術館にあるサモトラケのニケ像(勝利の女神)からきていたのか!!マハさんったら。。。 524
 
 
 
 
13 / 21 
 
「残月」高田郁
みをつくし料理帖の第8弾。みんな少しずつ好転して 先の人生の目指すところが見えてきて・・・ ってことは 最終話に近づいてきたってことか・・・寂しいなぁ。
522
 
 
 
 
14 / 21 
 
「ふるさと銀河線」高田郁
短編小説9編。高田郁さん=時代小説ですが、珍しく現代もの。 確かに生きにくい現代で辛いこと哀しいことが多く、幸福が遠いところにあるかもしれない。。。読んでて苦しかった。「晩夏光」は恐くなった。 56
 
 
 
 
15 / 21 
「神去なあなあ夜話」三浦しをん
神去なあなあ日常の続編。 またまた神去村に引き込まれました。声出して笑ったり、ほろりと涙したり、おもしろかった~!繁ばあちゃんがパワーアップしてた~! しをんさん、ぜひ続編をお願いいたしますm(__)m 4月21日
 
 
 
 
16 / 21 
「夏天の虹」高田郁
みをつくし料理帖のNo.7 今回はせつな過ぎる。何度も涙がこぼれ頭が痛くなっても止めることが出来ず読み進めていた。そして最後の悲劇。(/_;)  211
 
 
 
 
17 / 21 
 
「生きるぼくら」原田マハ
読後感がとっても清々しい。上手くいき過ぎだけど、そこは小説だから・・・ マハさんらしくて好きだなぁ。2月8日
 
 
 
 
18 / 21 
 
「心星ひとつ」高田郁
みをつくし料理帖のNo. 種市の美味しい時の口癖「こいつぁいけねぇ!とんでもなくいけねぇよぉ」は、何回読んでもニヤッとなる(^^) 両親を亡くした幼いふきちゃんが満月を見て「どこも欠けてない幸せ・・」の話も良かったなぁ。 小松原さんと澪は大進展だけど、澪が心星に気付いちゃたからな・・(-.-)  127
 
 
 
 
19 / 21 
 
「モンスター」百田尚樹
美容整形手術について詳しくなるね~。 外見は心情に影響を及ぼす・・と思う。
1月12日
 
 
 
 
20 / 21 
「ビブリア古書堂の事件手帖3」三上延
~栞子さんと消えない絆~ チェブラーシュカと仲間たち 犬小屋に「なかよしの家」 が、良かった。1月4日
 
 
 
 
21 / 21 
「小夜しぐれ」高田郁
みをつくし料理帖の第5 「何もかもが明々白々となるばかりが能でなし。わからぬまま、素知らぬまま、というのもまた一興でしょう。」 「誰しも婚礼の席では、どうか末長く幸せに、と祈る。けれど人生はそう容易うはない。良いことと同じくらい辛いこと、悲しいことが待ち受けてるや。悲しい時に思い出してもらえるような、そんなお膳を作りなはれ」 1月2日

読書備忘録2014年その2

2019年02月26日 | 
1 / 21 
「ランチのアッコちゃん」柚木麻子
タイトルからは想像つかない。。。 爽快、愉快、元気になるお話。スーパーウーマン アッコさんをはじめ皆、一生懸命でたくましくて輝いている! 127
 
 
 
 
2 / 21 
「先生と僕」坂木司
怖がりな大学生とミステリー大好き頭脳明晰な美形中学生男子。 ホリデーシリーズもでしたが、大人顔負けのしっかり者の子供たちを描くのが得意な坂木さん作品。125
 
 
 
 
3 / 21 
  
「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス
とても有名な古い作品ですが、初めて読みました。 アルジャーノンって実験用ねずみの名前だったんですね。知能の低いチャーリーも、その家族も、とりまく大学の先生たちも、そして私自身も、大切な事って?幸せって?それぞれにあるんだなぁ。。1118
 
 
 
 
4 / 21 
「注文の多い注文書」小川洋子&クラフト・エヴィング商會
クラフト・エヴィング商會って、物語のなかのお店であって、作家名(ユニット名)でもあったんだ~知らなかった~ 注文書と受領書を小川洋子さんが、納品書をクラフトさんたちが書いてる物語。「人体欠視症治療薬」と「貧乏な叔母さん」が良かった。
10月14日
 
 
 
 
5 / 21 
昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉って、夫婦脚本家さんの名前だったのねタイトルが?だったのが、最後に分かってスッキリ(初めて出会った時の場面から)   9月20
 
 
 
 
6 / 21 
「シンデレラ・ティース」坂木司
大学生のサキが、夏休みに歯科医院でバイト。爽やか成長物語。 娘にも読ませたかったが、今は止めておこう(--;) 9月9日
 
 
 
 
7 / 21 
「ウィンター・ホリデー」坂木司
ワーキングホリデーが夏休み、今回は冬休みから春先にかけての物語。 相変わらず面白い。ジャスミンみたいにいろいろ諭してくれる人がいていいなぁ。8月14日
 
 
 
 
8 / 21 
「ワーキング・ホリデー」坂木司
元ヤンキーでホストの大和の前に突然現れた息子1 1歳。 ホストのオーナーの紹介で宅配便へ転職。息子の為、心機一転。 衝突しながらもどんどん親子の絆を深めていく物語。 周りの人たちが、いい味出してる。楽しくてサクサク読めた。810
 
 
 
 
9 / 21 
「太陽の棘」原田マハ
青年米軍医師と沖縄の画家たちの物語。表紙の絵だけでも惹きつけられ、見ていて飽きない。83
 
 
 
 
10 / 21 
「舟を編む」三浦しをん
予約して1年近く待ち長かった~。 辞書作りに情熱を傾ける人たちのお話。やっぱりしをんさん読みやくておもしろい。作中の「大渡海」辞書の表紙デザインが、まさしくこの「舟を編む」の表紙カバーになってた(^_^)v  521
 
 
 
 
11 / 21 
「ルリユール」村山早紀
魔女がやってるルリユール(本を修復する)工房に弟子入りする少女が主人公のファンタジー。とても温かい優しい心地良い読後感。 みんな取り返しのつかない後悔とか心の傷とか抱えて 辛くてもそれを忘れず 生きているんだなぁ。。。娘にも薦めよう! 6月25日

読書備忘録2013年その1

2019年02月26日 | 
37 / 47 
 
「ビタミンF」重松清
父親と家族を描いた短編集。 親をやるって大変だなぁ・・・身につまされて 少し息苦しくなりながら読みました。最後の話に「家庭はみんな出て行く場所。戻る場所ではないと思う」って一節があり、そうなんだよね・・・ H25.2.19
 
 
 
 
38 / 47 
「犬とハモニカ」江國香織
「情熱と冷静・・」以来、読んでなかった江國作品(^^ 6編の短編集。 ど~も、私は合わないんだなぁ・・ 残念。H25.2.17
 
 
 
 
39 / 47 
  
「銀二貫」高田郁
大阪商人の心意気みたいなのが、気持ち良かった。 人を活かすお金の使い方って、こ~ゆ~事か!(^^) 感謝を忘れず どんな困難にも負けず 一生懸命生きていく様は感動。 銀二貫は 今の価値にするとどのくらいなのかなぁ・・500万円以上かなぁ?? H25.2.15
 
 
 
 
40 / 47 
  
「下流の宴」林真理子
10年以上読んでなかったなぁ林真理子。 リアルだった。イラッとしたりドキッとしたり。 欲がなく目標もなく頑張る理由がわからない翔。ウチの・・(・・;) 価値観ってそうそう変えられないんだなぁ。H25.2.11
 
 
 
 
41 / 47 
「空腹が人を健康にする」南雲吉則
お腹に脂肪がたっぷりついていたら、血管の中も脂肪がこびりついている。 肌がシワシミだらけなら、脳も内臓も錆びついている。外観は健康状態のあらわれ。キツ~ィ(-_-;) 勉強なった!頑張る!H25.2.7
 
 
 
 
42 / 47 
 
「花散らしの雨」高田郁
人情時代小説。江戸の料理人のグルメ小説とも言えるかな。 楽しくサラサラっと読めました。H25.2.1
 
 
 
 
43 / 47 
「小暮写眞館」宮部みゆき
予約して数ヶ月待ち・・図書館で差し出された時 辞典かと思った(^^ゞ 700ページ越え(@_@)  やられた~号泣~この本は反則です。 ウチにも風子がいる(状況は違うけど)今この本と巡り合えた意味って!? 25.1.28
 
 
 
 
44 / 47 
 
「あつあつを召し上がれ」小川糸
7つの短編。美味しい料理の表現が相変わらず上手いなぁ。 「こーちゃん(呼春ちゃん)のおみそ汁」は泣けた・・「はなちゃんのみそ汁」のはなちゃんみたいだけど・・・  H25.1.22
 
 
 
 
45 / 47 
「恋のかたち、愛のいろ」
7人の作家さんの短編集。アンソロジーと言うらしい。 角田光代さんの「地上発、宇宙経由」・・会いたいと本気で両方が思っていたら、携帯なんかなくたって、誰かに邪魔されたって いつか会えるよ。 祈りとか想いを宇宙に飛ばして誰かに届けようと・・・H25.1.19
 
 
 
 
46 / 47 
「夏を喪くす」原田マハ
短編集。う~ん・・・ 一気に読んだけど・・ ちょっと苦痛でした。 25.1.9
 
 
 
 
47 / 47 
「神様のカルテ2」夏川草介
温かくて良い本だなぁ・・今回の2を読んで特に思った。 読後、付箋がいっぱい(^^) その中で・・・70年連れ添った妻(トヨさん)が亡くなった病室で95歳の夫(マゴさん)が切々と歌う木曾節が院内に響く。誰も言葉を発しなかった。ナースも仕事の手を止めて静に聞き入っていた。あの世へ旅立つ妻へ贈る歌声はすべての人の心をふるわせる哀惜の念にあふれていた・・・ この歌声を想像して涙が止まらなかった(/_;) 3」も楽しみ~  H25.1.6

読書備忘録2013年その2

2019年02月26日 | 
26 / 47 
 
「神去なあなあ日常」三浦しをん
横浜で生まれ育ち高校を卒業したばかりの男の子が、三重の山奥の神去村へ強制的に送り込まれ、林業の研修生として過ごした1年間のお話。 想像以上におもしろかった!しをんさん、この年齢の男子を書かせたら最高だわ!「神去なあなあ夜話」も早く読みたいなぁ。H25.4.27
 
 
 
27 / 47 
「噂の女」奥田英朗
10話が連作になってる作品。愛人なってはたっぷり貢がせ、別の人が現れると殺害して乗り換えていく、魔性の女。 10話とも完結してないまま・・だから逮捕されない・・だから「噂の女」なのか!? 社会の裏側ばかり見せられちょっとうんざり。。。奥田さんらしいのかな。 H25.4.18
 
 
 
 
28 / 47 
「夜明けの街で」東野圭吾
ミステリーと不倫を絡めた作品。人間描写が上手くて読み易い。題材からして読後感はなると予想してたが、やはり・・・サザンの古い歌~Love Affair~マリンルージュで愛されて・・って頭の中でグルグル (^^ゞ  H25.4.12
 
 
 
 
29 / 47 
「水のかたち」宮本輝
50才の主婦が 欠けた茶碗を手にした後から次々に舞い降りてくる信じられない程の幸福!長編だけど読み易いし、いろいろ身に沁みる言葉もたくさん(^^) H25.4.1
 
 
 
 
30 / 47 
「旅猫リポート」有川浩
泣いた、泣いた、大泣き(/_;) でも心がほっこり温かい。幸せ感が残る。こ~ゆ~涙はいいなぁ。だから有川作品は大好き!またいつか読もう! H25.3.22
 
 
 
 
31 / 47 
 
「ぬけまいる」朝井まかて
幼馴染の3人組、お以乃 お志花 お蝶(花札の猪鹿蝶(^^))が 伊勢へ旅する痛快物語。ちょっとドタバタ・・・ H25.3.19
 
 
 
 
32 / 47 
「八朔の雪」高田郁
みをつくし料理帖シリーズの第1巻。 先に2巻の「花散らしの雨」を読んでしまい・・(^^ゞ 図書館の予約が待ちきれず購入。きっと母にも楽しんでもらえると思い実家へプレゼント。 『雲外蒼天』雲の上には青空がある~苦労に耐えて精進を重ねれば必ずや真っ青な空を望むことができる~誰も見た事のない澄んだ綺麗な空を~絶望してはいけない。この言葉を信条に頑張るお澪さんが・・(/_;)H25.3.14
 
 
 
 
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「火車」宮部みゆき
悪事をした亡者を地獄へ運ぶ火のついた車の事。 カードローン、自己破産、戸籍の乗っ取り・・長編ミステリー。 20年以上前の作品。宮部さんが30歳そこそこで書いたのか・・\(◎o◎)/ 改めてすごい作家さんだなぁと思った。  H25.3.10
 
 
 
 
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Box!ボックス!」百田尚樹
高校のボクシング部のお話。すべてが対照的な幼馴染の親友同士の二人。 女性顧問教師と共に二人が成長していく様がすごく良かった。 『天才って努力を努力と思わないで出来る人・・』このフレーズを目にすると 必ず私の中では中村俊輔を思い浮かべてしまう(^^ 百田さんの長編物、中だるみ(私の場合・・)してしまうが、でも読破して感動もしてしまう。。。H25.3.5
 
 
 
 
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「風が強く吹いている」三浦しをん
おんぼろアパートに住む10人が、1年弱で箱根駅伝を目指し、見事に完走する青春物。いいね~(^^) ずっと10人に寄り添って読み進めていけて、読後は自分も感動というご褒美をもらった感じ。安心して読める。大好きです。 25.2.26
 
 
 
 
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「独立記念日」原田マハ
24の短編集。お話の脇役で登場した人が、次の主役になって繋がっていく構成がおもしろい。自分を窮屈にしている何か 支配している何か 負担になっている何か から精神的に自由になる=独立。  マハならではの女性向けポジティブ本。 H25.2.21

読書備忘録2013年その3

2019年02月26日 | 
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「神様のカルテ3」夏川草介
やっぱり好きだなぁこのシリーズ。 「何気なく投げ出された最後の一言がわずかに遅れて胸を打った。まるで打ち上げ花火の轟音が、光に一瞬遅れてから届くように、深く重く陰々と心の奥底を打ちならして行った。」素敵!  H257
 
 
 
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「ヒア・カムズ・ザ・サン」有川浩
『物』に残された人間の記憶が見えてしまう特殊能力を持った主人公と同僚の父親にまつわる二つのストーリー。  H256月末
 
 
 
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「あい 永遠に在り」高田郁
関寛斎。実在した人物とは知りませんでした。 貧しい百姓の生まれだが、医師になり、70歳過ぎてから北海道の開拓に命を捧げた寛斎、その妻あい。 あいの一生が描かれてますが、ま~吸い込まれるように一気読み! 25623
 
 
 
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「和菓子のアンソロジー」坂木司
10人の作家さんによる和菓子をモチーフにした短編集。 読後やっぱり和菓子が食べたくなり、葛桜をお買い上げ~(^^ 25622
 
 
 
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「三匹のおっさんふたたび」有川浩
身近にこんなおっさんがいたら安心だなぁ。前作の方が楽しめた。 おまけの「好きだよと言えずに初恋は」って、村下孝蔵の「初恋」の歌詞じゃない?って思わず検索して動画まで見ちゃったよ~懐かしい。 25621
 
 
 
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「ビブリア古書堂の事件手帖1」三上延
お初の作家さん作品。古本屋の美人店主 栞子が いろんな事件を推理して解決していく物語。読み易い。 25615
 
 
 
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「先生のお庭番」朝井まかて
長崎出島、シーボルトに仕えた庭師の奮闘記。 この時代の日本人の知識欲、職人の腕と誇り、美しい自然・・良かった~一気読み。 車のCMでよく聞いた「出んでらりゅ~ば出てくるばってん」って 苦境から出られない心情を歌っていたとは。。。
25611
 
 
 
 
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「ジヴェルニーの食卓」原田マハ
印象派の巨匠 マティス ドガ セザンヌ モネとその傍らにいた女性を描いた短編。史実に基づいたフィクション。 やっぱりネットで絵画をチェック!そしてゆっくりまた読み返したくなった。H25.6.8
 
 
 
 
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「博士の愛した数式」小川洋子
80分しか記憶がもたない数学博士と家政婦とその息子のルート。 記憶が続かなくても、三人がお互い真摯に向かい合い 思いやりをもっていれば 心を通わせていけるし絆も出来るんだなぁ。。。H2561
 
 
 
 
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「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹
駅舎を作ってる多崎つくる、36歳。高校の時からの親友4人に突然一切の接触を拒否された・・そこへ遡っていく物語。と言えばいいのかな・・・ 『人の感情』を『言葉に、文章にする』上手いなぁ。読み易い春樹ワールドでした。 H25.5.28
 
 
 
 
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「想い雲」高田郁
みをつくし料理帖のNo3. いつも一生懸命な澪の周りには、優しく厳しく的確に助言してくれる素晴しい人たちが 見守ってくれている。 又次さん 小松原さん 源斉先生・・私の想像では皆イケメンに(^^ H25.5.12
 
 
 
 
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「県庁おもてなし課」有川浩
高知県庁観光部に出来た「おもてなし課」の職員奮闘記みたいな・・・そこは有川さんだからラブコメで読み易く。。。 お役所体質をばっさり指摘していく作中の作家の言葉。ふっと自分の環境に置き換えて考えてみて・・うん、気をつけなきゃねって思う事も。 H25.5.6