芙蓉 は アオイ科 の落葉低木で、朝開いて夕方にしぼむ夏の 一日花 である。 芙蓉は本来 大きな形の花 を意味しており、唐以前は、 芙蓉=ハス のことであった。 白楽天 が 長恨歌 で 楊貴妃 の美しさをたたえ、 芙蓉如面柳似眉 と、たとえた芙蓉はハスだという。 源氏物語 の 桐壺 に出てくる 太液池の芙蓉 もハスを指している。 唐の時代 までは 木芙蓉 といわれ、芙蓉と呼ばれるようになったのは 宋の時代 と言われている。 芙蓉は真夏の青空によく生える美しい花で、 美人の形容 によく用いられる花の名前でもある。 アオイ科の花の特徴は、1 本の 雌しべ の先端は 5 つに分かれていて、雌しべの下の方に 雄しべ がついていることである。 よく似たアオイ科の花の仲間に むくげ や ハイビスカス がある。 芙蓉とむくげ の花はよく似ているが、葉はかなり相違がある。決定的に違うのは、芙蓉は草花で、むくげは木であることだ。 南国の花・ハイビスカスは和名を 仏桑華 (ブッソウゲ)、別名を 琉球ムクゲ と言い、原産地は熱帯アジアや中国南部と言われている。 ふよう(芙蓉)参照
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暑かった夏もそろそろ終わりですね。
朝夕は本当に涼しくなりました。
夏は花が少ないと思っていましたが、
結構たくさん咲いて、
頑張っているんだと気がつきました。
夏の花は、元気モリモリって感じ~
なんだか、理科の勉強をしているみたいです