我が家はかなり山の中にある。普段でもバスの運行は限られた本数だけである。週末ともなれば更に限られる。
私の留守中に、義父母がバスに乗って出かけた。二人は、週末は間引き運転だということは知っていた。だが時刻表の見方がよくわからなかったらしい。朝出かけて行って、帰りのバスが来るのをバス停で何時間も待っていた。
昼過ぎに二人はようやく帰ってきたが、すっかり疲れて、口論の最中だった。
携帯電話は持っているが、最近機種変更したので、使い方がよくわからなくて、持って出ても意味がないと、家に置いていた。二人は途方に暮れ、誰も来ないバス停でじっと待つしかなかったのだった。
気の毒だと思ったが、こちらも戸惑うばかりだ。短縮ボタン １ を押すだけだのに…。置いていってしまうなんて…。
今日は、 東部情報化センター で、 ホームページの作り方 講座があり、楽しく講習を受けてきた。顔なじみのひとたちと、一緒に食事をしたり、おしゃべりしたり、とても楽しかった。その帰り道、空を見上げると、美しい夕焼けが広がっていた。久しぶりのきれいな空だ。近頃、少し、日が長くなったようだ。なんだか嬉しい。帰宅すると、すぐに支度をして、いつものように義父母と一緒におしゃべりしながら夕飯を食べた。片付けが終わるとすぐに親戚の家へ。今日で最後の法要を終え、忙しい1日が終わった。
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車を買い替えることになって代車が来た。
数日前まで店頭に並べてあった試乗車だ。まだほとんど新車状態で、乗り心地はとてもいい。 
しかもナンバーが ４５１７＝す・ご・い・な いい番号だ。何処までもドライブしていたいくらいだ。昨年の暮れぐらいから、パソコンの調子がずっと悪くて憂鬱だったが、新しい車で気持ちが晴れた。 …だが、最近よく車の事故を目撃する。車の運転はやっぱり慎重にしなければならない。
久しぶりの好天に誘われて、宍道湖周辺の写真を撮りに行った。太陽は雲間に隠れたり、時には湖面を照らしきらきらと輝いていた。冬の一日にしては、暖かい午後だったが、写真を撮る手は冷たくかじかんだ。湖面の鴨や舟の写真を撮っていると、突然白鳥の群れがやってきた。次々と湖面におり立つ白鳥たちの数の多いことに驚き、感動を覚えるほどだった。しばらくして、白潟公園に行き、夕日を眺めていた。公園には写真を撮る人、散歩を楽しむ人、楽器を演奏する人などがいた。雲が赤く染まるころ、ようやく帰途についた。 |
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今日は地元の とんどさん だった。
義父は地区の集会に行き、 お神酒 も入って、 上機嫌 で夕方帰ってきた。普段は夕食の時に日本酒を１合飲むだけなのだが、大分酔っていた。
飲みすぎると饒舌になる義父はどんどん エスカレート して行き、終いには喧嘩になるほどの勢いだった。
夕食の代わりに ぜんざい を食べていた義父が、急に苦しみだした。
背中をさすったり、叩いたりして、やっと４分の１程の大きさの 餅 を吐き出した。 
だが、義父はますます苦しんで涙を流している。 更に背中を叩いていると、残りの餅が勢いよく飛び出してきた。 丸餅 をほとんど噛まずに飲み込んだようで、そのままの形で出てきた。その大きさを見て、改めて怖くなった。
家族が家にいる時で幸いだったが、一人で食事をしていたら、大変なことになっていたかも知れない。老人を一人置いて外出しないようにしようと思わずにはいられなかった。
雪のちらつく寒い一日、木蓮の花の蕾はもう大分膨らみ
