2月25日は チベット暦 の新年最初の日だった。 昨日の授業でチベット族の歌 背水姑娘 が老師より紹介された。これはチベット族のラブソング。 面白い歌なので皆さんに紹介します。 最初はチベット語で歌い、次は標準語で歌っている。 背水姑娘とは、背中に載せて水を運ぶ娘さんのことである。 現在は水道水もあるが、新年に水を汲みに行くのは大事な儀式なのだという。 アフリカやほかの地方にも頭の上に水を載せて運ぶところは、まだ多く残っている。
背水姑娘 詞曲:爾甲 我独自走在那条小路上 等待的人儿她在寨楼里 私はあの道でひとりで待っている 待ち人、それはサイロにいるあなた 身辺只有小河在流淌 小河里只有那天上的月亮 辺りには小川の水が流れているだけ 川には空の月が写っているだけ 走来那位背水的姑娘 走到那湖辺 也不曾回望 水を背負ったあの娘がやって来る あの湖畔に来たけど気づいてもくれない 来不及我走近身旁 姑娘她早已轉過磨坊 あの娘の近くまで行くのが間に合わない あの娘はもう既に製粉所を回ってしまった 哦…背水姑娘祢可知不知道 天上的月亮已経落到了水面上 おぉ…水を背負った娘さんあなたは知っているのか 空の月光はすでに水面に落ちてしまったのを 哦…背水姑娘祢可知不知道 我的心儿早已落在了祢的水桶里 おぉ…水を背負った娘さんあなたは知っているのか 私の心はすでにあなたの水桶の中に落ちてしまったのを |