「ドン・ロドリゴの幸運」小倉明・作 山口まさよし・絵 汐文社
『今から約400年前。メキシコにむかう一艘の帆船が嵐に巻き込まれ千葉県御宿沖に流れ着いた。地元の人々が317名の乗組員の命を救ったことをきっかけに日本とメキシコの交流が始まった』
サン・フェリーペ号が嵐にあって四国に漂着し、豊臣秀吉の命で26人がはりつけになったのは1597年、それから12年後の1609年9月30日のことである。たどりついた浜の村人は約300人。村人にとっては助けるのは当たり前のことだが、その後のことはトノの采配にかかっていて…
たくさんの善意の人々が「日本」という国を支えている。考えてみたら善意なんて簡単な言葉で表現できるものではない。「命」を大切にするという考えが根本にあるのかもしれない。いろんな人のおかげで自分が今生きていることに感謝している。

読売新聞(3/7)に詳細記事が紹介されています。




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