おじょぴぃちゃんのおばけやしきようこそより
ツバサです。
この曲に関しては何のオバケとかど
ういう曲調にしようとか
どんなキャラとかそういった
打ち合わせは一切なく、
この曲を入れる~。ハイ、
うたってーみたいな感じでした。
なんとwこのアルバム唯一の
普通の歌ものに聞こえます。。。が?
この曲は果たしてどんな意味があるのか・・・
歌詞の意味は?もらったときに
中村にたずねましたがおまかせw
好きに解釈して歌ってください
とのことでした。
当時歌詞の解釈がすごく難しくてかなり
悩みました。頭をひねって考えたのが
以下の感じ。
歌詞になんとなく生まれ変わりのような
ワードが入っていること、
曲調が包容力がある感じに思えたこと。。。
じつはうたっているのは亡くなって
幽霊になっている母?
なんじゃないかという答えにたどり着き
ました。
笑顔も涙も伝えきれないこのうつろな画面
というのは実態がなくあなたに何も
伝えられないもどかしさなんではないか?と。
銃声という言葉から前世、〈あなた〉が
銃で撃たれ、命を落として胎児として
帰ってきたころの回想として解釈した。
牢〈記憶〉にとらわれていても
負けないで。無様でも情けなくても
母はあなたが大好きよ
ツバサを羽ばたかせて旅立って(生まれて)
行けと。母から生まれた頃の回想。
シャロットとか今までの登場キャラ
ではなくて急に冥界から現実世界の話に
なったような・・・。そう。
ついに出口がちかづいていることなのか
と思いました。
たぶんこれは中村自身のことなのでしょう。
生まれ変わって今また臨死に直面している。
このCDの冒頭で享年16歳と言っていますが
Dメロの暗闇(死)の時を超えてでたぶん
この曲のあと生き返るんだろうなと
思いました。
このDメロの文章のセンテンスが妙に
長いのが多分わざと紆余曲折あって
現世に戻ろうとしていることを表して
いるのかなあー?と。
わたしの勝手な解釈(おまかせなので)
ですが。
このCDに潜んでいる
おじょぴぃちゃんとは中村の身代わりに
言葉を発している
キャラクター(楽器)だったと思うのです。
当時そんなイメージで歌っていました。
多分この曲の真の意味は
(大地なる母の)『救い』ではないか?
と思うのです。
姿がなくてそばにいられなくても
母だけはあなたの味方。
なので冬の寒さの中に声の暖かさ
癒やしを拙いながらに込めたつもりです。
ツバサ
作詞 作曲 編曲 中村康隆
歌 おじょぴぃちゃん
おおぞらを 自由にはばたく鳥のように
まっしろなおおきなつばさがほしい
いますぐに あなたの元
そのつばさひろげとんでいけたなら
ため息も凍り付くような冬の夜
気が付くと泣き出しそうな雪の影
都会の景色 人ごみに紛れ
消えてしまいそうなちっぽな〈わたし〉だけど
☆笑顔も涙も伝えきれないこのうつろな画面
世界を切り裂くたった一つの銃声
そんな牢〈キオク〉にとらわれていても
私は負けない なにがあっても
この思いがあれば すすんでゆける
ひどく無様でも 情けなくても大好きだからあなた
すべてが終わり
新しい明日がもう2度とは来ない
暗闇の時間〈とき〉を超えて
☆くりかえし
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