見上げれば空はいつも高い~花ゆずのブログ

セカセカ、バタバタした毎日のささやかな記録。
ちょっと行き詰まりそうな時は、
高くて広くて豊かな空を見上げて深呼吸。

巣立ちビナ

2014年07月30日 00時44分57秒 | 日々の暮らし
仕事先のビルの3階軒下に、ツバメが巣を作っている。
窓を開けたら、黒くて丸い頭のヒナが3羽こっちを見下ろしていた。

か…可愛い~‼︎

ちょっと待って、ちょっと待って!
写真撮るから。

タブレットを取って戻って来た時は1羽は引っ込んでいた。



え~、3羽が可愛いかったのに~。もう1羽出ておいでよ~。

……臆病なコはなかなか姿を見せてくれない……

そのうち親鳥が近くの電線まで帰って来た。


「ナンカ、ヘンナヤツガイル。シセンアワサナイヨウニシナクッチャ」

その変な奴はシャッターチャンスをねらって、まだ粘ってる。



「モウ~、シツコイナ~。ゴハンアゲタイノニ。ショウガナイ、マタアトデコヨウ」

と、思ったかどうかは分からないが
わたしも仕事中だし、タブレット撮影だし、逆光だし、わたしの腕だし、これが限界。タイムアップ。

窓を閉めて、しばらくするとピーピーと賑やかな鳴き声が聞こえてきた。

不意打ちで窓を開けて撮ったのがこれ。

やっぱり1羽いない。しかも写真暗い…(今回のPhotoは難アリですね)

しつこくてゴメンね~。今度こそゴハン食べてね。


ツバメは1シーズン2回卵を産んで子育てをするようだ。
もう7月だから、このコたちは遅生まれだな。

かなり大きくなってるから巣立ちが近い。
もうすぐ、飛ぶ練習が始まる。

去年の巣立ちビナが、このビルの2mくらい先の電線に飛んでいくのを見たことがある。
たった2mだけど途中で高度が落ちて、それでも一生懸命羽ばたいて、なんとか電線に留まれたり。
行ったはいいけど、なかなか巣に帰る勇気がなくて、ちょっと羽ばたいてまた電線に戻ったり。
そんな姿を見ると、こっちも思わず応援してしまう。



今年のコたちも、みんな元気に巣立ってね。姿を見せてくれないもう1羽もね。
(Ge-2014.7.30-1:20)










それでも空は高い~夕映え

2014年07月25日 01時04分33秒 | 日々の暮らし
昨日は朝からトラブルが二つ。

一つは自分が忘れていたのが原因。
もう一つは、分かってはいたけど放置してたから。


しかも梅雨明け後、いきなりの真夏日でイライライライラ………


落ち着け、落ち着け。
落ち着いて一つづつ片付けていけば、いつかは終わる。
うまくいけば時間内に終わる。


でも、やっぱり暑いぞ、イライライライラ………




そんな中で労う様に嬉しいことも二つ。

一つは友人がお昼をご馳走してくれた事。さっと予約して、さりげなく誘ってくれる人。
もう一つは、近所の農家さんが「ご自由にお取りください」の看板の元、道路際に野菜を沢山置いてくださってた事。
その中から家族分いただいたツヤツヤのナスと特大キュウリ。早速、晩ごはんのおかずに。

こんな事で嬉しいっていうのも、我ながらシンプルな性格。



トラブルもその日の内に片付き、下がったり上がったりの一日。


ふと見上げれば、それでも空は高くキレイな夕映え。





ナスは揚げ煮にしたのでちょっと写真UP。家族が口開けて待っているので、お料理ブログの様に美しくセッティングできるはずもなく、作りっぱなしの大皿盛り。よってPhotoは小サイズ。
撮ってる間にお蕎麦のびました……


(Pr-2014.7.25-11:25)







義父の畑

2014年07月20日 00時44分15秒 | 日々の暮らし
秋はさつま芋。冬は大根、ほうれん草。春は豆類。夏はトマト、ピーマン、今年はカボチャとニンジンも育っている。
家族で食べる分だけだが、義父の畑が実り豊かな時期は、我が家の食卓もにぎやか。



6月から実っているモロッコ豆。2cm幅で、長さは10cm以上のものもある。
初なりは、二つにパキッと折って天ぷらにする。あとはサッとゆでて梅味噌をかけたり、紫蘇といっしょに肉巻きにしたり。
冷凍も出来るらしく、洗わないでフリーザーバッグに入れ、使う時にざっと洗って調理すればいいそう。
なり始めると次から次で我が家だけでは食べきれず、小さいダンボール箱に入れて友人たちにおすそ分け。(わたしはほとんど栽培に関わってないけど)

先日行ったスーパーでは、5本100円で売っていた!






7月は、今が盛りのトマトたち。
大きいトマトは生のまま切って、毎日食卓へ。
プチトマトは最初は洗って冷蔵庫に入れて、おやつのように食べていたけど収穫量が多くて追いつかず、トマトソースにしてみた。皮も種もそのままで二つに切って、コンソメキューブとローリエを入れ弱火でクツクツ煮込み、塩と黒こしょう、砂糖とケチャップ少しづつで味を調え、スピードカッターで仕上げ。
炒めたベーコンや野菜を入れて、パスタにかけた。皮や種のプツプツした感じは残るけど、それもアクセント。
しっかりした力強い濃い味。
4人分でプチトマト50個以上は使っている贅沢ソースですからね。



義父はずっとサラリーマン生活で農家の出身でもないから、畑仕事は退職してから始めたものだと思う。
勉強熱心な人なので、いろいろ学んだんだろうな。
さすがに80を超えての力仕事はキツいようで、耕したり畦を作ったりするのはわたしの息子たちの役目。
「苗はあの店がいい。」などと話している祖父と孫のファーマーたち。
でも、何をどこにいつ植えるかを計画し、監督するのは義父。


「この野菜はこういうふうに食べたよ。美味しかったよ。」と言うと
「そうかね。」とほっこりした笑顔を向ける義父。



義父と土に感謝!おとうさん、ありがとう!
(Ps-2014.7.20-104:24)






牡丹臭木~ボタンクサギ

2014年07月16日 17時05分14秒 | ひとりごと
…っていう花。「枝葉に強い臭気あり」と書いてあったけど気が付かず…

つぼみが綿棒みたいで面白い。

秀でたように幾つかが「お先に」とばかりに咲いている。







能力とか、状況とか、美貌(?)とか…

他の人と自分を比べると、大抵いいことはない。

変な優越感。いらない劣等感。嫉妬心。競争心。……ストレス。




自分自身のいいところは必ずあるはず。

自分が気付かなくても、きっと誰かが気付いてくれてるはず。



だから、たまには自分で自分を褒める。

「よくガンバってるよ、自分」




ボタンクサギの綿棒つぼみだって……ほら!



咲いた咲いた。

まだ咲いてないのもあるけど

これから、これから。




でも、綿棒のままでも味わい深いよね。

(Ga-2014.7.16-6:4)

夏の白い花

2014年07月13日 00時37分26秒 | 木と草花
少しづつ暑くなってくると、白い花が好きになる。
眼が涼しさを求めるのだろうか。

6月から咲いている、Oさんのお宅の山法師(ヤマボウシ)。
濃い緑の葉をバックに、白い花びらの様に見える苞(ほう・つぼみを包んでいた葉らしい)が映える。
かなり大きな木で、ほとんどの苞が横向きに付いているのでとても華やか。
見る人を楽しませるように。



「花水木(ハナミズキ)じゃなくて山法師を植えられるなんて珍しいですね。」と奥様に尋ねると
「花水木は秋になると葉が落ちるけど、この山法師は冬でも葉が緑で綺麗なのよ。実もなるし…。あまり美味しくはないけど、お酒に漬けるといいみたい。ウチは飲まないから作らないけどね。」との事。


グミ酒は作った事があるけど、割合が悪かったのか味はいまひとつだった。
山法師酒……美味しいのかな?






山法師の木の近くの草むらで見つけたちっちゃな白い花。
見ようによってはレースフラワー……の雑草版。
1cmにも満たないくらいの、これまたちっちゃくてスリムな蜂が蜜を求めてる。


目立っても目立たなくても、誰かのために清々しく咲いている白い花たち。
(Ga-2014-6:4)