回転寿司の日記

日常の身辺雑記を紹介

久しぶりの読書

2019-03-27 19:08:40 | 読書

今週は休みが多い。月曜日に続いて今日も休み。子供が春休み中なので、どこかに出かけようかと思ったけれど、事前に聞いていたいた話とは違い、子供は部活だそうで・・結局どこにも行かず、自宅でゴロゴロ。明日は、4月のライブに向けてバンドの練習があるので、まあ、それでも午前中、午後と少し6曲ほど個人練習(自宅の電ドラ)

 

空き時間に、久しぶりに読書。画像の文庫本、阿川弘之著「大ぼけ小ぼけ」を少し読む。

久しぶりと書いたけれど、ネットやスマホの普及で、ホントに最近は本を読まなくなった。平成のはじめ頃までは、本屋にも休みの度に、買わなくても何か面白そうな本はないかと探しに行った。今は、それも殆どない。

町の本屋さんも、次々廃業したし、郊外にチェーン展開している大型書店はあるけど・・それだって、本以外の家具や文房具等の売り場面積がけっこう大きい。ブックオフみたいな書籍買取店も、最近は本を売りに来る人自体が少なくなっていると、なにかの記事で読んだことがある。

で、今日読んだ「大ぼけ小ぼけ」だけど、文庫本の発行年は1992年と平成に入ってからの出版物。しかし、掲載されている各「随筆」の書かれた時期は、昭和50年から60年初めころという昭和の時代。阿川さんが、だいたい50歳代なかばころの作品がまとめられていますね。

僕と阿川さんを比較するなど、物凄くおこがましく恥ずかしいのだけど、僕は今50歳代後半の年代なんですよ。

で、この随筆執筆当時の阿川さんの年齢も、ほぼ、僕と同じ。ただ、やはり昔の旧制高校から東京帝大国文科に進まれた阿川さんの教養は半端ではない。小説家であるから、当たり前とはいえ、その文体も気負った表現を使わなくても、文を読むだけで、阿川さんが目にしている光景と同じものが、僕の目に浮かぶ描写に、毎回感心する。そして、その文章から、僕がまだ小学生に上がるか上がらない頃、幼い日に接した周りの大人たちの、日頃の言い回しを思いださせてくれて懐かしい。

やっぱり、たまには、読書はいいね!

 


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