*『Nowhere Man』
この曲は、ジョンがパラノイア状態だった頃
「極度の恐怖感や、他人への不信感を抱く精神障害に陥っていた頃」 の自分について書いた作品 。
ヴォーカルはジョンの多重録音による三重奏、中央部分は、ジョンとポールのコーラス
エンディングの高音部分は、ポールが担当。
この曲が収録されているアルバム 『ラバー・ソウル』 は
北アメリカツアーのショービジネス界で最高の成功を収めながらも
混乱に終始するステージと、殆ど自由を許されないツアーに拒否反応を示し始めていた頃
(1965年10月12日~11月初旬) にレコーディングされた。
*『Across The Universe』
1970年のジョンの作品で、ヴォーカルも担当。
しかし、ジョンが望んだシングルカットがされなかったため
ジョンはこの作品を 『世界野生動物保護基金救済』 のチャリティー・アルバムに寄贈してしまう。
この曲が収録されているアルバム 『Let It Be』 が制作された1968年は
4人の意志の違いがハッキリ現れ始めた頃であり
ジョンとヨ―コのソロ活動を筆頭に、各々独自の分野で活動をするようになる。
1969年、ジョンはヨーコとポールはリンダ・イーストマンと正式に結婚。
私生活でも、各々最愛の伴侶との私生活を最も重要視するようになり
この事が大きな要因になり
オリジナルアルバム 『Let It Be』 はビートルズのラスト・アルバムになった。
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