ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

わが市図書館

2011年05月26日 | 今日の本棚

借りた本を返し、続きを速攻借りる。

 

■ドリームバスター 3、4巻 (宮部みゆき)

 

古い本で良かった。

続刊は誰に借りられることもなく、棚に並んでいた。

物語の続きを読みたい時に読める、というのはこの上ない幸せだ。

 

 

  

旦那様の「おもろないで」攻撃を受け、実際読んでみたらなるほど

面白くはないなと思いつつ、借りた手前しぶしぶ読んでいた1~2巻が

なんと読み進むにつれ物語を加速させ、それが予想を上回って面白かったので

続刊をいそいそ借りて、一日で一気に読んだ。

 

一気に読んだら、まだ続刊があることが判明!!

図書館には1~4巻しかなかったので、4巻で完結だと思っていたから

慌てて図書館のHPで蔵書検索。

 

すると、なんと、今になっても続きが出ていないことが判明!!

 

やっちまった!

 

頼まれもしないのに自ら進んで、焦らされプレイを楽しむ羽目になった!

(そうでなくても続刊焦らされてる小説多いのに!!!)

 

割と昔の小説だからもう完結してるかと思っていた。

目論見が甘かったようだ。

 

しかし。

それが発覚したからいう訳ではないが(ああ、決して)

地球と異世界とを混濁させて書かずに、「異世界だけの物語」とした方が

人物も背景も整理されて、まとまりがあったのではないだろうか、と

思わずにはいられない。

 

まあその感想も、最終巻まで辿り着かなければ、

作者が何を意図して地球と異世界との混濁を狙ったのかが

明かされないので、今はまだ云ってはいけないのかもしれない。

 

かと云って、作者がこの続きを書く保証もないので(他の作品はガンガン出てるからな)、

今しか云う機会がないかもしれない。

 

テーラの物語で全4巻、という構想では駄目だったんですか!?

 

よし。云った。

 

 

  

完結まで何巻の構想だかわからないので、全4巻で、とか云う場合でもないが。

4巻以降、ずいぶん長く放置プレイなんだから仕方がない!

(いや、自分は今から「放置されプレイ」に入るんだが)


…しかし。

自分の人生が終わるまでに、あといくつの作品世界の完結を

 

拝めるだろうか?(いや、拝めまい)

 

という諦念にくれることが多くなったものだよ…。

 

 

 

(決してそういうのを好んで引き当てているわけじゃないんだが)



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