年金者組合 しまもと

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年金裁判学習会

2019年08月21日 | 活動
8月20日、年金裁判大阪原告団主催の学習会が開催されました。大阪地裁公判も、来年にかけて結審・判決が予想され、大きな山場を迎えています。改めて、裁判の意義を確認し合い、今後のたたかいについて意思統一する学習会でした。
弁護団からは、先の札幌地裁の原告敗訴の判決について、憲法で保障された幸福追求権や財産権を否定し、年金受給者の生活実態を見ない、時の政権追随の不当判決だとの解説がありました。そして、今後のたたかいとして、ILO(国際労働機関)へ訴える行動を行うことなどの報告がありました。
講演した加納忠委員長(上の写真)からは、「マクロ経済スライドの内容をわかりやすく広く知らせ、年金裁判を国民的な運動にして、政治を変えるたたかいと一体のものにして取り組もう」との提起がありました。また、原告団からは、「絶対に負けるわけいにはいかない」「このたたかいは、『高齢者も若い人も安心できる年金制度』を求める運動と一体のもの。全力でがんばる。」の決意の表明と、更なる支援の訴えがありました。
 参加者全員は、大きな拍手でたたかう決意を固め合いました。(山本 隆)


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