山帽子のとまり木

ご訪問いただき有難うございます、『おもてなしコーヒー』とお茶菓子も、ご用意できました。
ゆるりと遊んでお帰りください。

スイスの旅紀行 ⑥ (ユングフラウ・メンヒ・アイガー)

2013年07月14日 | 山歩き、
まず宿泊した ビクトリア・ラウバーホルンのホテル。







起きてみるとホテル付近は霧に包まれている。山頂はあ??と気がかりです

登山鉄道はホテルの直ぐ前で 駅に集合。(クライネ・シャイデックから出発)

駅構内の 名峰の看板写真。運よく晴れていれば このような
景色が期待できるのですが・・・






登山鉄道はいずれもほとんど満員でゆっくりとスイングス展望台などがある
ユッグフラウ・オブ・ヨーロッパへと動き出す。

途中 お花畑が延々続くが 車窓からですので 撮影ままならず。







これから 山頂駅のある展望台ある ユングフラウ・ヨッホまで長いトンネルです。
列車がこれからトンネルに入るところ。



<ユングフラフ鉄道とは>
 約16年の長い歳月かけての 難工事で多くの 犠牲者など
出しながら 完成している。

アイガーとメンヒの山中にトンネルを掘りユングフラウの展望所まで登山鉄道を
走らせている。

<ユッグフラウ・ヨッホ>

鉄道の駅としては、ヨーロッパでは最高地点(3454m)にある、
駅構内には 郵便局もあり、ここも又 ヨーロッパでもっとも高い場所に
位置しています。

さあ まもなく山頂駅からエレベータにて スインクス展望台へ到着します。





車窓から ユングフラウ(4258m)の巨大な山容がガスの切れ間から 少しづつその姿
を見せてくれ始めました。

電車の中の乗客から一斉に歓声が上がります。

さあ 山頂駅につきました。
今日も ガイドさん繰り返し 高山病が予想されるのでと・・・ 何回も注意が
有ります。

天気は完全に回復しました。素晴らしい景色 空高き青空 山々の白さと太陽の照り返しが サングラス
していないと目が痛く感じられます。





メンヒ(41087m)

素晴らしく美しい~~!!どんな言葉がにあうのでしょうか。
こんなに高い名峰を同じ高さぐらいの目線でみれるなんてもう信じられないです。

展望台は360度の大パノラマ 観光客でもう ごったがえしています。
皆さん 絶景撮影ポイント確保に余念ありません。
それにしてもこの圧倒的なスケールにただただ 感動でした。

アルプスの峰々を。





さあ ハイライトの ユッグフラウが眼前に見える展望所へ移動する。

<ユングフラウ> 4158m










こんなに 迫力あるところまで行けます。



いやいや このような場所まで行けるなんて当初は想像もしていませんでした。
ユングフラウ が後方にそびえ立って どこか 神々しくさえ見えます。

おおげさに表現すれば ほんとにこの先は宇宙に近いのでは????
と、さえ思えるほどの 感動を覚えます。
空気が薄いので 少し早足で歩くと きつい感じがします。

充分に山姿を堪能して、展望台の中に入ってみます。



スインクス展望テラス(3571m地点)
晴れた日には アレッチ氷河・ふらんすのブォージュ山脈・ドイツの黒い森など、国境を
越えた眺望がみられるそうです。



登山鉄道建設で犠牲になった人達のプレートです。

アイスエリアのエントラスもあって沢山の彫刻が展示してある。館内展示物から












星形のものは 名花 エーデルワイスをイメージしています

観光パンフから 三山の様子



展望台への 訪問証明書



こうして 素晴らしい名峰めぐりも 感動&感嘆のうちに いよいよ下山タイムがきました。
ここから少しくだったところから ハイキングです。

深呼吸を何度もしながら 高山植物が咲きはじめている
ハイキングコースをゆっくり歩きます。

途中に三大名峰の一つ アイガー(3970m)が見えるハイキングスポット
に来たが 超残念ながら 濃い山ガスに覆われてその山容は最後まで
見えなかった。

ガスの中の アイガー北壁



ハイキンングの途中に人工湖があります。

この湖の堰堤には この地 この山塊に果敢に挑んだ 世界各国の
勇敢な登山者たちの 遭難 犠牲者のプレートがありその中には日本人のその名が
記してありました。

志半ば 無念の死、アイガー北壁を見つめられるこの地に 日本からも
遠いこの場所に静かに眠っていました。





名前を刻んだプレートに静かに手をあわせ その場を離れたのでした。

そしてまたのどかな アルプス風景を満喫しながら 途中駅までハイキングします









<アルプスサクラソウ>



こうして 最後の ユングフラウ、メンヒ と今回のスイスアルプスの名峰めぐりは感動にうち
 無事最終回となりました。

いまこうして一週間ほど急ぎ足で数々の強烈な思いでと その余韻を振り返りながら
充実感に浸っているところです。

長い スイス旅紀行にお付き合い頂いて有難うございました。

アルプスに咲く高山植物も沢山見れました

次回からは アルプスの 花編にて アップしたいと思っています。

 























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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素晴らしいスイスの山々ですね (中間の宮ちゃんです)
2013-07-15 05:31:02
楽しく、わくわく、ドキドキしながら見ていました。素晴らしい、山景色ですね。感動します。。。。。シャモニーからロープウエイを乗り継ぎ、切り立った山の上に塔のように立つ展望台は高所恐怖症の小生には、無理ですかね?今度、お会いしたとき、色々なスイスの体験談を詳しく聞かせてください。私も、何時か、必ず、行きたい場所です。花のレポートも楽しみです。
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Unknown (せきりょう)
2013-07-15 06:15:01
う~ん!言葉もありませんね。
メンヒ(41087m)って?見るのも聞くのも初めてですね。
写真でも感動です。
実際は如何ほどか・・・想像できません。
晴れてて良かったですね。ほんとに!

ホテルもオシャレですね。
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Re スイスの山々 (山帽子)
2013-07-15 19:48:04
宮ちゃん
>切り立った山の上に塔のように~~
よくぞ こんなところに岩山の上にと
思いましたよ!
人間ってどんなことでもするもんです。

今回は 寒くて寒くて・・・外も連絡橋も私も
他所ビビリましたね。
展望所あたりは完全に凍結状態でしたから。

天気が良ければなんのこと無いはずですが・・・
機会作って 是非是非 足を運ばれてください、きっと楽しいこと間違いないですから。
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こんばんは (山帽子)
2013-07-15 19:54:56
せきりょうさん

スイス旅紀行 みていただいて
ほんとに有難うございました。
こうして振り返ってみれば 楽しかった
思い出ばかりです。
異文化体験もいいものです。
重ねますが やはり世界中の観光客が
多数押しかけるのも 頷けます。
あのように世界の高い峰のすぐ眼前に
見れるなんて。

もう 行けないかもしれませんが
夢で行けたら アルプス 夏山
体験したいもんです。 
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Unknown (rei)
2013-07-16 08:50:19
あこがれのスイス
楽しみに見せていただきました
目の前の世界の峰
感動がこちらにも伝わってきます

次回からのアルプスの花編
ますます楽しみです!!
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Unknown (山帽子)
2013-07-16 14:05:43
reiさん

連日あついですね~~!
お元気な様子で。娘さんの骨折?
よくなりまあしたか?
 コメ有難うございます。
私たちも 長い間 あこがれの スイスでした。
永年の夢でしたので思い切って行って
良かったです。
世界に名の知れた アルプスの山々 ヨーロッパの街並みと
高山植物 なにもかも 新鮮でした

アルプスの高山植物はほとんど
花名不明ですがアップしています
よかったら覗いてくださいね。
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