押尾萌加,山田あすか: 既存施設の介護医療院への転換期における高齢期の住まい整備の地域差に関する研究 日本建築学会 地域施設計画研究, Vol.37, 2019.07
の論文に,少し手を入れて別体裁にしたものです。
そもそも地域によって高齢者の生活の場となる施設(特養,老健,有料,サ付き,GH,療養病床,有床診療所・一般病院)の人口あたりベッド数が異なる。
そのなかで,介護医療院への既存施設の転換が進んでいるが,どの施設種別からの(もともとの整備基準が異なる)転換か,という実態も異なる。
「介護医療院」という一つの事業形態への転換であるが,転換の方法や転換元の施設,および介護医療院の施設内部の生活の場としての実態も地域による差異が大きい状態で整備されていっている。つまり将来的に,一言で介護医療院が全国的に増加したと言っても,その実態は地域によって大きく異なる状況が固定化していると予期できる。
・・というような内容です。
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