山口建設

社長の独り言

1日目の夕食。。。

2011年01月10日 10時14分20秒 | 日記
旅での楽しみの一つに食べ物がある。

今回の夕食は普段食べなれないフランス料理。フォーーク、ナイフ、、、、など
使ったことの無い道具?で口に食べ物を運ぶのがなんとなく苦手である。

さて、どんな料理だろうか。

夕食タイムである。

ホテルの2階が夕食の場所。入り口右側が料理を作るところで、大きなカウンターを
はさんでシエフが目の前で料理を作る姿が見える。

反対側はガラス越しに海を目の前にしてそれぞれの席がある。

自然の風景より、働くシエフの姿を見るためにカウンターの席に着席。



淡い光の中で、シエフの白いユニホームが踊るように動き回る。

上官との2人でカウンターに座っての食事。。。。

35年前に北国ー北海道での出会い。
そして、南国ー屋久島での35年後でのフランス料理。

めったに口にしないワインを口にかみ締めながら、上官との食事。
さまざまな時間を思い起こし、共にここまでこれた事への感謝。

そんな思いを心にしながら、やがて料理が並べられました。

その前に今夜の料理のコースのメニュウ表がカウンタの上に。


       ー極上の喜びー
料理の説明の文字が前菜からデザートまで7種類までメニュウー表に浮かんでます。






なかなか説明された料理が頭に浮かんできません。


食べなれないフランス料理だからでしょうか。
それとも、上官との幸せな時間だからでしょうか。
それとも、ワインのせいでしょうか

そんな中、目の前で料理を作るシエフの姿に興味がわいてきました。
目の前で、お客様とカウンタをはさんでの料理を作ることへのシエフ。

その中で中心となってる料理総理長の姿が目に留まりました。

黙々と料理を作る彼の様子は弊社の大工の棟梁の姿とダブリ初め、職人としての
技術と誇りが彼の周りから見え始めました。

そんな彼に興味を持ち、やがて仕事の合間に会話が。。。。

毎日、どんな気持ちで料理を作るのか、又 屋久島の自然の中での料理の素材など
色々と、60代小生のわがままに付き合ってくれました。

どんな料理でも作る人との会話。特に 初めてのホテルでの料理がどんな思いで
料理を作るのかがわかると素晴らしい時間となります。

素敵な時間は過ぎに過ぎて行きます。

ビールとワインそして屋久島焼酎のアルコールが体の中で踊り始めました。

そんな勢いの中で料理総理長に感謝の言葉ともうひとつの言葉を、、、

「素晴らしい料理と時間をもらって本当に有り難う。
ただ、もうひとつ 注文が。
今日の料理のメニュウ表の説明の文字が我々60代のお客には読みづらね」

皆さん、お分かりですか。

3枚の料理のメニュー表があります。

1枚目は第1日。

2枚目は翌日

3枚目は最終日


総理長へのお客からの注文を話した翌日は文字が大きくなってました。
最終日のメニュー表の上には我々夫婦の名前が書かれてました。


貴方だけのホテル、貴方だけの接客、貴方だけの料理。


   サンカラ時間が始まりました。

すぐに我々夫婦のわがままを受け入れけれた料理長。

     武井智春


実は彼はフランス料理で有名な人物とは知りませんでした。

彼の料理を食べるためだけに訪問するフアンが全国に一杯います。

嬉しい出会いが翌日からの屋久島の旅行をすべてを語ってくれました。