「じゃらんネット」の「全国のおすすめ紅葉スポットランキング」で、2020年と2021年の2年連続全国第1位に選ばれたという長野県上伊那郡箕輪町「もみじ湖(『箕輪ダム』のダム湖)」を訪ねたが、少々気が早かったようだ。湖畔に植栽されているという約1万本のもみじの紅葉は部分的で、「もみじのトンネル」なども見ごろ前だった。最盛期は11月上旬の予想だという。
【参考】「じゃらんネット」全国のおすすめ紅葉スポットランキング
https://www.jalan.net/theme/koyo/ranking/
❖ 箕輪ダム
中央自動車道「伊北インターチェンジ」から車で約30分の天竜川水系沢川(さわがわ)の「箕輪ダム(みのわだむ)」は、1980年(昭和55)年に着工し、1992年(平成4)年に完成した高さ72mの重力式コンクリートダムで、洪水調節や上水道水確保などを目的とする長野県営の多目的ダムだという。
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湖畔一帯の1万本のもみじは、ダム建設で沈んだ集落が、永くダムが愛されるようにとの願いで寄附した苗木を、植樹したものだという。
❖ もみじ湖
湖畔一帯に1万本のもみじが植えられている「箕輪ダム」のダム湖で、全国でも屈指の紅葉スポットだという。もともともみじの美しいところだったが、ダム湖の誕生に際して、「山桜と紅葉の渓谷づくり」を目指し、10年をかけてもみじ1万本を植樹したという。
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周辺に駐車場はあるが、ここに至る道路は細くすれ違いが困難な箇所も多いので、くれぐれも慎重な運転を心がけたい。