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ヴェルサイユ宮殿🙂🙂😐太陽王「ルイ14世」の1682年からフランス革命で処刑された「ルイ16世」の1789年までの宮殿

2020-06-10 23:42:10 | 海外旅行



パリの西南約20キロメートルに位置する「Château de Versailles(ヴェルサイユ宮殿)」は、1589年から1792年までと、中断をはさんで 1814年から1830年まで続いた「dynastie des Bourbons(ブルボン朝/ルイ王朝)」で、太陽王(le Roi-Soleil)「Louis XIV(ルイ14世)」(1638年~1715年 在位1643年~1715年)から、フランス革命(Révolution française)で処刑された「Louis XVI(ルイ16世)」(1754年~1793年 在位1774年~1792年)までの1682年から1789年の間の宮殿だったという。
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同宮殿へは、「Gare de Paris-Montparnasse(モンパルナス駅)」からSNCF(フランス国鉄)N線で約20分の「Gare de Versailles Chantiers(ヴェルサイユ・シャンティエ駅)」下車で徒歩約20分、あるいは「Gare de Saint-Lazare(サン・ラザール駅)」からSNCF(フランス国鉄)L線で約35分~45分の「Gare de Versailles Rive Droite(ヴェルサイユ・リヴ・ドロワ駅)」下車で徒歩約20分、またはRER(高速郊外鉄道)LIGNE C5(C線は途中でC5線とC7線に分岐)で「Gare de Versailles Château Rive Gauche(ヴェルサイユ・シャトー・リヴ・ゴーシュ駅)」下車で徒歩約15分だ。
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「Louis XIII(ルイ13世)」(1601年~1643年 在位1610年~1643年)の狩猟用離宮として始まった「ベルサイユ宮殿」は、「ルイ14世」によって約半世紀にわたる時間と莫大な費用で拡張されたというが、その「Style baroque(バロック様式)」の建築へ、さらに「Style rococo(ロココ様式)」での増築・改築も加えられていったという。
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その後のヨーロッパ宮殿建築に大きな影響を及ぼしたという贅を尽くした建物と広大で美しい庭園は、絶対王政の象徴的な宮殿として知られているが、暗君と明君の相反する評価を受ける「ルイ16世」在位中の1789年に「フランス革命」を招き、「ルイ16世」らはパリに幽閉されることとなって、「Ancien régime(アンシャン・レジーム/旧体制)」は崩壊、王宮としての幕を下ろしたという。
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「ルイ16世」は1793年1月21日に、現在の「Place de Concorde(コンコルド広場)」で斬首刑となったが、我儘な浪費家として人々から反発を買っていたという王妃「Marie Antoinette Josèphe de Habsbourg Lorraine d’Autriche(マリー・アントワネット)」(1755年~1793年)も、夫の後を追うように1793年10月16日に、「コンコルド広場」で斬首刑に処せられている。
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「ベルサイユ宮殿」は壮大華麗な文化的遺産ではあるが、またそれをつくり上げることの出来た権力と富の偏在こそが、憤怒と革命を呼ぶという歴史的教訓を我々に伝える遺産でもある。




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2 コメント

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Unknown (sewsew1)
2020-06-13 11:48:49
こんにちは
そうそうと申します。

ステキなお写真ばかり✨
フランス🇫🇷はとても
キレイな街ですね。

フォローさせてください。
よろしくお願いします❗️
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Unknown (yamakiya)
2020-06-13 17:01:05
ありがとうございます。🇫🇷いいですね。楽しんでいただけることが喜びです。少しずつ重ねて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
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