
年末に、東京の長男から泡盛の15年物の「古酒」が届いた。秘蔵酒「かねやま」と名がつけられていた。解説では「西のスコッチ、東の泡盛」と並び称されている泡盛は蒸留酒である。琉球の大航海時代の600年前にシャム(現在のタイ)より伝わったといわれる。シャム米を原材料とし、黒麹菌を使用し、酵母を加えて“もろみ”を仕込み蒸留する。その留液が泡盛であり、長く寝かせれば寝かせるほど、まろみをおびた芳香を発し、やがて「古酒」(クース)となる。「かねやま」は山川酒造が15年寝かせた限定秘蔵酒である。年明けから少しずつ味わっているが、大変まろやかなものである。普段飲んでいる安物の焼酎とはわけが違う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます