今日もまだオホーツク海高気圧の影響で霧雨が降っている。いわゆる「ヤマセ」なのだが、太平洋高気圧の縁をまわってくる湿った温かい空気のおかげが余り気温は低くない。それにつけても、そろそろスカッと晴れてもらわないと稲への影響が心配される。
わが家の田んぼの用水は、近くの川と田んぼのすぐ上にある池(水源は湧水)からとっている。この川はほとんど自然の状態に近い(一部石組みがある程度)ので、ヨシが生えている個所があり、その中にオオヨシキリが巣をつくる。もう季節は過ぎたが、オスが縄張り宣言をする時期のさえずりがけたたましい。岩手では「ギャギャズ」と呼ぶ。オオヨシキリはスズメ目ヒタキ科ウグイス亜科に属する鳥だそうだ。鳴き声は聞こえるが、ほとんど姿を見ることはない。