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岩手は山菜の季節を迎えている。今日は、ギョウジャニンニクをおひたしにした。極端にニンニク臭いわけではなく、少し甘みがあってなかなかいける。
ギョウジャニンニクはユリ科の植物で、北海道ではアイヌネギとも呼ぶ。ワンゲルの夏季合宿の時、先輩がこれをとって食べ、テントがニンニク臭かったのを覚えている。岩手でもなかなか野生のものを見つけるのは難しい。以前、七時雨山に登った時、尾根に登る途中にあるのを見つけ、下山後トン汁に入れて食べたことがあった。最近では栽培する農家も増え、今日のものは大野道の駅の産直で購入したものである。私も、畑に何本か植えており、昨年ギョウジャニンニク栽培の研修の際もらってきた種をケヤキ林の下に蒔いたところ今年の春になって1枚葉の芽を出していた。何でもギョウジャニンニクの種は乾燥させると発芽しないのだそうで、採取して1晩位水について、苗床とをつくって蒔くのだが、発芽率は40%位らしい。その時聞いた話では、樹林の中にただ蒔いておくと発芽率が良いとのことだったので、ケヤキの林の中に区画をつくって蒔いておいたものである。今度4年物の苗を山菜栽培研究会の世話で供給してもらうので、休耕田を起こし、堆肥をかなり入れた畑に植えようと思う。
種を植え芽を出したギョウジャニンニク。
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