乳がん☆乳ガン☆乳癌☆日記

●05年5月乳癌左乳房全摘腋郭清手術●13年6月再発 失くしたモノより今を見つめ前に歩くナリ♪  再発しちゃいましたぁ~

坊主になって

2005年10月01日 17時45分16秒 | 抗癌剤1~6
坊主になると行く先々で「どうしたの」と聞かれる(そりゃそうよね・・・)答えは2通り用意している(笑)
1つは、正直に「癌」(乳がん)であることを話す
もう1つは、「ファッションです」(ピアスやアクセサリーを着けているとOKみたい)と嘘をつく!厭な相手や、モチベーションが落ちている時、泣きたい気分の弱っている時は、「嘘」をつく事にしている。こんな時に正直に話をするとマジ泣きしてしまうので、注意しております。(悲)
正直に話していると意外なお話が相手の方からお聞きすることが出きます。ご自身が癌であったり、ご家族の方がガンだったり、周りの方に癌の方が居たり。人は見かけじゃ分からないことがあるのだとズシンと感じました。そして、声をかけていただいたことに感謝しました。特にご家族の方が癌になるお気持ちのつらさ・・・どんなに胸を痛める思いでいらっしゃることでしょう。どう接していけば良いのかお悩みになられていることでしょう。私も親に「乳がんでした」と伝えるのが一番つらかったです。心の中でずーっと「ごめんなさ ごめんなさいお母さん」って謝っていた。大切に育ててくれたのに。お母さんからもらった体に傷を付けてしまうことになっちゃった。お母さんに泣かれるのが一番つらい。「大丈夫だから。私は大丈夫だから!」(根拠はないけれど、とにかく大丈夫だと連呼していました・・・) 病気になって思ったことの1つに、ただ、ただ、心や気持ちが繋がっていれば良いと言うことがありました。相手のことを自分のことに置き換え心を持って接し話をすることで理解し合っていく。こう言ってはなんですが、ガン初心者だからトライ&エラーで患者も家族も学んでいるんだと思います。うちはそんな家族です。(恥ずかし)どんなことも 笑い飛ばせる 生き方をしたい。愚痴は 前に進むための手段でありたい。マイナスと思うことが必ずしもマイナスではないこと。生きることを学んでいる。今まで サボっていたものね・・・知らないことや 経験したことの無いことに出会うと 戸惑ったり悩んだりするけれどその度に 私は、私を見つけていく、今の私を大切にしたいと思うから周りも大切にしたい。「慈しむ」この言葉を噛み締めながら。ゆれる感情、孤独、病気への不安、将来への不安・・・・手術するまでの間が1つの山でした。きっと1つ1つの障害(ハードル)を越えながらでしか乗り越えていけない問題があるんだと思います。
   ●術部その後 はげにばかり気を取られてもダメよ
   ハゲよりすごいモンを抱えているんだから
   (絶対見せないけどサ♪ここに出したら同じか(笑))
     
     

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