乳がん☆乳ガン☆乳癌☆日記

●05年5月乳癌左乳房全摘腋郭清手術●13年6月再発 失くしたモノより今を見つめ前に歩くナリ♪  再発しちゃいましたぁ~

(4)退院後・・・急変

2006年12月21日 12時33分21秒 | 心筋梗塞
2006.11.15(水)
採血 心電図 レントゲン この結果次第で退院が決まる。
退院が決まった。昼食後退院の準備に入る。流石に沖縄!病院食に沖縄そばがでてきました。(驚いたし、ちょっと感動)

退院時 下記薬を処方される
アダラートCR錠20mg(朝夕)
バッサミン錠81mg(朝夕)
ニトロペン錠 10回分(胸痛発作時に舌下に含む)

特に注意して使用するのはニトロである。胸痛がおきたら5分間隔で1錠ずつ治まり具合をみながら追加していく3~4粒飲んで治まらなければ・・・病院に行かなければならない。この時 脈拍にも注意しなければならない。ニトロを含むと脈拍が落ちる。脈拍の確認を怠ると意識低下につながる。
とも叔母ととの叔母の旦那様が母と一緒に迎えにきてくれた。ありがたい。4時をまわっていたので一緒に夕食でも食べて帰ろうと病院の近くにある自然食バイキングのお店を目指す。しかし病院を出るとすぐに発作がおきた。ニトロを舌下にいれ溶かす。時計をみる。心配そうに私をみる母と叔母夫婦。「大丈夫ヨン すぐに落ち着くから きっとビックリしたんだわ」・・・と言ってみる。まるで。。。。自分に言い聞かすように。だが発作は治まる様子が無く。。。。3錠目を服用しても発作が治まらない・・・・・!ここで やっと ダメだと悟り(遅っ!)叔母達に・・・・「すみません 我が儘を言わせていただけるなら 病院に引き返してもらっていい?」急遽病院に戻りました。救急で受け付け、採血、エコー、心電図 循環器科の医師が始め
『パニックになったことある?』「ありますが・・・・・今回のとは違う感じがします」『過呼吸じゃないかな? 血中酸素濃度に問題はないし、心筋が壊れた酵素も出ていないんですよね』「過呼吸じゃないかと自分も注意していましたが、それではないと思います」その時、横で看護士さんが左から血圧を測ろうとしたので「すみません 左は乳癌でリンパ節を郭清してますのでダメなんです」其れを聞いていた循環器科医師は『 郭清していても平気なのに。誰にきいたの? 』「(乳癌の)主治医からの指示です(!!!!!ちょい語気を強く)」
( こういう事って見解の相違だからネ~ おいらはフクちゃん先生を信じとるから だからこれはユズレンのよ♪ )
『・・・・・・』  『それじゃぁ 入院中は誰が担当の医師でしたか?』「主治は男の先生で~病棟担当はほっそりした眼鏡の女性でした」『相談してきますからお待ち下さい』そのころには、外来には叔父達も駆けつけてくれて大人数になっていた。『過呼吸を表す数値にも異常はありませんでした。担当されていた医師とも相談しましたが入院がいいですよ』
「でも・・・・ここで検査をしてもできれば東京の病院でまた検査をするのですから・・・・侵略的治療と検査はできたら1度で終わらせたいです・・・血管に負担を何度もかけられないから・・・・」『そんなことを言っている場合ではないですよ このまま帰っても 東京の病院に着くまでの命の保証は出来ません』「・・・・・」「でも・・・今日が母の誕生日なんです・・・・母の誕生日を故郷の沖縄で祝いたくて来ていたんです・・・・今日は一緒にいてあげたい・・・・。それに母も心臓が悪くて不整脈がでているんです。明後日の金曜日に予約している病院に行かないとならないし・・・・このまま沖縄にいることは出来ません・・・・」「先生・・・・・・先生・・・・・どうにか・・・・生きて東京に戻していただけるお薬を処方してくれませんか」じっと互いの目を真剣に見つめ合った『・・・・・・ ・・・・・・・・ 考えます・・・・・・少し、時間を下さい』
私の中に・・・・・迷いはなかった。
母を連れて必ず東京に戻ってみせる!
しばらくして医師が戻ってきた『ご希望されたように出来る限りの処方をいたします。 この薬を飲んでください』「・・・・ありがとうございます!」
『この薬は2日分しか出せません必ず東京に戻ったらすぐに受診して下さい。約束です!』「はい」『ホテルや飛行場にもAEDがありますし、ましてや東京にはそこいらじゅうにあるから安心してください』「?」(・・・・・?・・・・・・ えっ? えっ~~~~!! ・・・・・まぁいいか・・・・・)「はい」『あとは、パニックと発作の違いを見極めることが肝心ですからね』「はい」『羽田に着いたらタクシーで病院に向かわれた方がいいですよ 出来るだけ無理は避けてください』「はい・・・・・ありがとうどざいました」『ご無事で・・・・必ず東京に戻って下さい それと、具合が悪かったらいつでも病院に来て下さい。ココなら那覇空港まで数分ですから』「はい! 必ず生きて戻りますから・・・・。」『・・・・そうして下さい。頑張って!』こうして、病院代を払いながら叔母達が用意してくれたお弁当を食べ早速薬を飲む。
もらったのは
心筋梗塞になった人が飲む治療薬
タップリのニトロ・・・・。
シロステート錠100mg(朝夕)


みんなとは病院で別れ、叔父ととみ叔母と母の4人でホテルに戻る。用意してくれたお弁当と飲み物をとり4人で話した。楽しかった。本日もとみ叔母に無理を言って一緒に泊まってもらうことにした。現役看護婦長のとみ叔母が一緒にいてくれたので超安心。感謝 感謝。

ホテルの方々のもお世話になり、感謝致しております。ホテルというモノは本当に「人」なのだと思いました。ありがとうございました。沖縄の病院から東京の病院宛にお手紙を書いていただき、それを胸に東京へ!


  機内で母の手を握りしめていた自分がいました。


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