アブラムシが沸いて、テントウムシが喜ぶ季節になって来ました。
大喜びでいくわけにも、国連のフランキーが来たからには、そうはいきません。が、まあGWのお休み中です。
今回は、何ら要件も情報もない、単なる休みする、というお知らせと雑記です。
暑いので、4月の前半ぐらいにアゲハやチョウが飛び始め、いつ来るかと思っていたら、4月の半ばぐらいに卵が来ました。
今はたくさん、孵っている最中です。20匹ぐらいでしょうか。
例のナガサキアゲハはまだ羽化してなかったのですが、羽化しました。
なかなか羽化しないなあ、と思っていたら、前日からま緑だった色が、草色に変わり、透明化。うっすら透けて見えています。
これは、さまざまな天敵から隠しています。(私が)
しばらくしてみたら、また非透明化。どうなっているかと思ったら、体を動かし始め、ぱりっと・・・
私、羽化の瞬間初めて見ました。
こ、これは、大事な瞬間。今失敗したら未来はないぞ、野生で人間に見守られて羽化などしてたまるか、と思い、その場を去りました。
そして、そっと覗いたら、頭が出ている・・・
人間は目に触れたら駄目だと思って、私はその場を離れて、1時間後ぐらい、見に行きました。
すると・・・いた。羽を乾かしています。じっとしています。
洗濯物もやっぱり、次の日でないと、乾きませんし・・・
羽化直後、1時間半ぐらいのアゲハ。
時間はもう5時を回っていたので、だいたい3時ぐらいからお休み就寝に入ると思われますので、そのまま眠ってしまったよう・・・(私の個人的な見方ですが)
明日まで乾かしたら、しっかりと乾くでしょう。
そして、朝、見てたら、いなくなっていました。
いなくなると、寂しい気がします。しかし、たいていうちの近辺を最初、練習で飛び回って行くので、そのうちまた、飛んでくるでしょう。
2日間雨でしたが、次の日、また次の日と、飛んでいるのを見ました。
最初の頃は、ビューンと飛んで行くのです。ものすごく勢いがいい。若い。飛べることを喜んでいるようです。
2日雨に打たれた抜け殻。
いっときニラを刈ったせいで、何なら蛹を握った・・・せいで、移動してもらい、共に越冬したわけですが、10月から5月まで、半年も居候されてずっと置き場が動かせず、長い居候でした。
風雨にも耐え(私も)、自ら出る瞬間を見せてくれるとは・・・
途中、ニラの花茎が倒れたのです。半年も経ってましたから、ずいぶん劣化したのです。かろうじて花茎も存在している状態でしたが、それをこわごわ土へと押し込み、アゲハが選んだ状態を何とかキープしました。
庭のニラを刈っているとき、握ってしまい失敗したかと思いましたが、脱皮直前だったので、ぶるんして蛹化した子です(笑)
羽化した瞬間まで拝見できて、いろいろ教えてくれました。感動しました。
その他、今、ナミアゲハが産卵に来ていますが、とてもサイズが小さいです。
越冬型は小さいと聞きますが、本当にサイズが小さい、頑張って年を越したのでしょう。
ちょうど、産卵に来たアゲハがいて、写真撮影に成功できた・・・
以前は私の地域は、ナミアゲハも見るのが少なかったですが、目に見えて、飛び交うようになって来ました。
私は放流はしておりませんし、アゲハのために木を育ててるわけでもないです。
温暖化のために、食べたみかんの種を何でも構わず、木を植えているだけですからね。
少々、木を動かしますが、基本的に自然に任せており、食われるままです。
そういう食われもしなければ、弱い個体を生み出し、自然に弱いものを組み入れるわけで・・・
まあ、もしも、私が木を増やしたせいで、周囲にアゲハが増えたなら、これは生息の木となるものが増えたら、2,3年でかなり増えるということの現れでないかと思います。
ですので、イタセンパラみたいな難しくないもので、ナミアゲハみたいに普通に増えるものなら、生息地が木なら木、草なら草を、適切な場に植えていけば、2,3年で増えるのでないかと、素人ながら思われました。
こちら、庭にいてふわふわふらふら飛んでいたシジミ蝶。
見ると、羽がボロボロです。きっと戦って生き抜いて来たのでしょう。
強風の日が増えて来ましたのが、次の日など、こうしたぼろぼろの羽になった蝶を見ることがあります。
まあ、アシナガバチの生息数とか、暑さとか、他の要因もあるかもしれませんから、引き続き、観察をします。
外で生きる生き物は、風、熱、季節の変化など、大変そうで、今後、どうなるかと心配します。
私ら人間も他人事ではなく、同じ状況です。
温暖化のことは、今年も記録的暑さなのだとか。
世界でも、アジアでは40度~48度になっただの、記録を更新しているようです。
体感気温で50度というフィリピンは学校が休校になったそうです。
日本でも実は、4月では記録的暑さ更新だったり、暑さの回数が第一だったりを、更新しているところのようです。
これは西洋、アメリカなどのほうでも同じだそうで、月の暑さとしては、歴代1位を打ち立ているところのようです。
私の知る限り、もっと前に、警告した学者さんらがいたのですが、本当にその通りになって来ましたので、あの時、あの人の言うとおりに動いたら良かったのに、と思います
日本も相変わらず、大量消費、モノに溢れた生活です。一つの商品を売るのに、100個以上、1000個?の商品を陳列しているのでないかと思います。
開発やセメントで絶滅危惧種を潰す、都市化する、セメント固めする、川は堰き止める、海はセメント固めする、道路で森林を分断するも、相変わらず止まりません。
自然は半減し、人間だけが大量にいて、輸入で生きている。本物の自然をほとんど誰も見たことが無い。そういう、とても不自然な国になって来ました。
しかし、そう遠くない将来、日本も海岸が沈みますし、これから、温暖化に対しては、もっと情報を知って行かねばならないでしょう。
自然はカラっぽの葦原の瑞穂の国・・・それももう、食料需給率10%の・・・
なんて、イヤなので、緑あふれ、自然あふれる、葦原の瑞穂の国にして行きましょう。
とりあえず、ゴールデンウィークなので、楽しい休日をお過ごしください。
お読みいただき、ありがとうございました。