自然のメモ

NHK ダーウィンが来たを見て、シマフクロウの生息地に思うこと

NHK ダーウィンが来た「独占密着!神の巨島シマフクロウ」の録画してあったのを見ました。

日記とはいえ、とにかくいい加減なことは言えないと思っていますが、今回は私も好き勝手に、思いきったことを書いてみます。

 

以前は29羽まで落ち込んだのですが、現在、民間や個人が絶滅しないように取り組まれて、今、ようやく増えて来たそう。

それでもまだ200羽ほど・・・まだまだ予断を許しません。

 

 

これは私が描きました。落書きです。あんま似てないけど・・・

私はイラストレーターというソフトがありますので、練習も兼ねて描いてます。

 

さて、本題に入りましょう。

 

 

で、私が独断で、これだけ減少したというイメージ図を作ってみました。(私が勝手に作ったもの)

 

これは

単純に、現在の生息地である知床、日高などの面積を、北海道の面積で割った比率です。

 

シマフクロウはかつては1000羽以上、北海道全域にいたというのですから、現在200羽ほどと言いますから、生息地はかつての20%以下に低下=生息地が8割減少というのはあながち、間違ってないのでないかと思います。

 

私調べの数値の計算ですが、例として見てもらえたらと思います。

例:日本は今、シマフクロウの生息地が20%以下しか保護されておらず、8割以上が劣悪な状態にあります。

 

EUの生息地指令のマネして言ってみました。

 

できたら、こういうふうにまで回復して欲しいですね。

 

これも私が作りました。

 

EUの生息地指令はまだ調べている途中なのですが、生息地指定の中には、私有地も入るそうです。


日本でもこうしたシマフクロウの生息地で、以前の生息地を大きく生息地に指定をしたらいいと思います。


人間がいるエリアでも、何とかなります(たぶん)

 

隙間や空きエリアに、以前の何らかの自然地帯を回復させるとか、今ある森林地帯を生息地として整える。

川では河畔林を回復させるとか。

農業エリアでは森林や草地を回復させて、シマフクロウが生息できる森と連結させる。

 


そうして広大なシマフクロウエリアが出来たら、そこは野鳥観察スポットなどを設けて、バードウォッチングとか、サイクリングや、自然公園として、何かイベントで資金を稼ぐ。


生息地やそこに経済する農業などに、投資していく仕組み、またそういう生息地や経済を、国の資金で投資や援助していく仕組みも作って、経済も回す。

 

日本もEUの生息地の保全などの仕組みを参考に、良いところを取り入れていけばいいのです。


こんな保護を非営利の団体が寄付でやってするには、大変なことに思います。

 

このシマフクロウ、鳥ですので、希少種ハラスメントや、アクセス数稼ぎの撮影被害の記事で書きましたが、鳥撮影者の迷惑行為があるようです。


さらに、日本に絶滅寸前の絶滅危惧種だというのに、宿で餌付けして、鳥撮影者に撮影を行っている宿も存在するようです。


そして、揉めているようです・・・

 

野生動物を見せる観光というのは、どう見せたらいいのかは、私も難しいと思います。

生息地の保全と保護と、経済をどうするかはまた取り決めることがたくさんある問題ですが、まずはこのように劣化した生息地の回復や保全、保護、経済を回す仕組みを作っていくことが必要でないでしょうか。

 

生息地の保全に経済が出来ていけば、その生息地で餌付けして利益だけを得る業者は、生息地側にとっては損害を与える行為ともなります。

生息地の保全と経済の中で、そういう違法(ではないが)な行為をする業者を正常に営業させるようにしていく。

今の仕組みや状態を変えていくしか、根本的には、今からの変化というのはないように思います。

 

そうした生息地がつながっていけば、北海道版ナチュラ2000でもないけど、北海道地域の野生の動植物の保護地域として機能するでしょうし、商品の目玉としても強いブランドになるように思います。

そういう生息地の一大領域が東北、関東などと日本全体につながっていければ・・・日本も絶滅危惧種はだいぶ、減るのでないでしょうか。

 

 

EUのナチュラ2000を見ていたら、フクロウと名のつくものを調べてみると、数百~何万ヘクタールもの大小の生息地が多数確保されています。

経済も西欧も今は日本に比べても悪くなく、経済や人間優先でなくても、生息地を守りながら、経営できる例と思います。

 

EU ナチュラ2000 ビューア

 

とにかく、今の減少するだけの行動基盤しかない法律や社会では、絶滅危惧種の絶滅寸前のものは、生息地が一か所ぐらいしかないだの、保護されてかろうじて残っているだのながら、だんだんと消えゆく状況に歯止めがかからない状態になっています。

これがその先、開発や温暖化でさらに増えたら、もう多すぎて保護など追いつかない状態になって来るでしょう。

日本でも今までの行動を変えて行かねばならない時が来ていると思います。


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