A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

ALIVE AND WELL IN PARIS / PHIL WOODS

2006-07-07 | MY FAVORITE ALBUM
1960年代の後半、有名なJAZZプレーヤーの多くが、ヨーロッパに活動の拠点を移した。生活には困らないけれど、自分のやりたいJAZZができないアメリカを離れ、古きき伝統あるJAZZも、自由闊達に新しい試みのJAZZも受け入れるヨーロッパへ。

PHLL WOODSも、その中の一人だ。ビバップに始まる新しいモダンJAZZが発展していく中のキープレーヤの一人であったが、60年代に入り、リードアルトとしてのセッションワーク、スタジオワークが多くなり、リーダーとして自分のソロを中心した活動は少なくなっていた。

67年にヨーロッパに渡り、この自己のグループEUROPEAN RHYSM MACHINEを編成して、68年に録音したアルバム。

ちょうどこのアルバムが出た頃、JAZZ喫茶通いを始めた。これが良くかかっていたのを懐かしく思い出す。一曲目が始まって、これは何か違うぞと感じ、そのままどんどんのめりこんでいったアルバムはそれほど多くはない。
まさにリズムマシーンというに相応しい躍動するリズムセクションに鼓舞されて、WOODSのアルトが間段なく続く。それまでのパーカーの流れを汲むスイングするアルトとは一線を画す新境地でのプレーだ。

お気に入りは、B面一曲目のFREEDOM JAZZ DANCE
バンドのテーマ曲のDOXYも彼らにぴったり。

AND WHEN WE ARE YOUNG
ALIVE AND WELL
FREEDOM JAZZ DANCE
STOLEN MOMENTS
DOXY

As)Phil Woods
P) George Gruntz
B) Henry Texier
Ds) Daniel Humair
コメント
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