蒲の穂綿・・

天の香久山の麓に群生する蒲。花粉は生薬として「蒲黄」と呼ばれ、外用で傷薬、内服すると
利尿作用、通経作用がある。雌花の熟したものは綿状になり穂綿と呼ばれる。

因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に大国主は「蒲黄」を体につけるよう助言。
唱歌の大黒さんでは「蒲の穂綿」を体につけるとなっている。

まだまだ大変な東北被災地の心を癒やせる薬は見つかりません・・。