蒸しキャベツ

キャベツは、大きめに切って厚手の鍋の中で、
少ない水分で蒸し煮にすると、
芯までやわらかくなって、とろりと甘くなります。

これは私が学生の頃、毎日のように作っていた料理のひとつなのです（笑）
当時は、下宿でひとり暮らし。コンビニやファミレスはまだあまりない時代。
バイトをして、生活を切り詰めて。
そんなときに、キャベツはありがたい味方でした。

丸ごとキャベツを放射状に切って、鍋に入れてコトコト煮るだけ。
それをお弁当に持っていって、メロンパンと牛乳を買って、
学食で食べたりしていました。

作りながら、ふと若かった頃のことを思い出したりします。


　　　　


＜材料＞
キャベツ　1/2個くらい
塩こうじ　大さじ１くらい
（塩　少々でもＯＫ）
好みのオイル　適量
黒胡椒　適量

＜作り方＞
１　キャベツを放射状に切る。
２　厚手の鍋にキャベツを入れて、水2カップ程度を注ぎ入れる。
３　キャベツの上に塩麹をスプーンで、ところどころにおく。
４　ふたをして弱火でじっくり火を通し、全体に火が通ったら、
　　オイルを回して、キャベツがくったりとやわらかくなるまで煮込む。
５　器によそって、黒胡椒を引く。

＜ポイント＞
キャベツが、沢山食べられます。
大胆に切って、厚手の鍋でどーんと作っても、
あっという間に、なくなる可能性ありです（笑）

調味料は、ほんの少しの塩やオイル。

この加熱したキャベツのおいしさは、ゆっくりじっくり弱火で熱をいれて、
芯までやわらかくなって、出てくる気がします。

ここでは塩麹で味をほんのりつけていますが、塩でもとてもおいしいです。

お好みで、ソースやケチャップなどを添えても。

加熱したキャベツの旨み。
よかったら　お試しくださいね。


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