安田よしひろ 駅立ちブログ!

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内容4.ゴミ処理費用の再検討

2014年06月17日 | 政治
 平成25年7月実施 職員による燃やせるごみ組成分析が行われました。11行政区で2ヶ所ずつ、各集積所から3袋で66袋の重量と組成の分析をした結果は、生ごみが43%、雑誌・雑紙が13%、古着・古布9%、その他の燃やせるゴミ27%、そしてさらにその他が8%というものでした。平成24年度の所沢市のごみ処理費用は、収集・焼却・選別・埋め立て・その他管理費用等で約53億9千万円です。これを組成分析の結果割合で按分しますと、生ごみが43.4%で約8億2400万円、雑誌・雑紙が13%で約2億4600万円、古着・古布が9.1%で1億7400万円です。

 ごみの重さをベースにした計算なので、バイアスによる信頼性・妥当性には限界はありますが、ざっくり生ごみで8億円、雑誌で2億、古着で1億という情報は参考になります。簡単に言えば、1割削減で1億円、2割削減で2億円というスローガンは、マチごとエコタウンとして、正面から取り組むべき具体的なテーマになり得ると思います。

 私は有料ゴミ袋制度で、売上は緑地購入費とするべきだと思っています。その制度があれば生ごみを出さない、資源ごみを出さない取組をした集積所についてはゴミ袋を配布するなどの措置でインセンティブを保証できますから、それを望んでいますが、本日の質問ではありません。質問は、ごみ減量の取り組みに手詰まり感がある中で、生ゴミを出さないインセンティブと,資源ゴミを出すペナルティなどのもう一歩進んだ手段の提案が必要だと思います、というものです。



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