アブラエノグデプラモヌル。

模型製作の忘備録です。

5/10~15 グローサーフント1

2013年05月15日 | グローサーフント製作

10日、ポーラとアケロンの塗装がすんだあとでもまだプラモ作りのテンションが下がらずウズウズしていたので、新しいのを作りはじめちゃいました。

だったら、作りかけのゲルググやらヌーベルやらを完成させろよといわれそうですが、気持ちはあくまでアーケロン達にあるのですよ。ゲルググみたいな改造制作はちょっとしんどいです。



    「素組は癒しだ」

 

 

 

素組とはいえ、最小限の加工はいたしますよ。

見るからにトップヘビーで安定しなさそうなので、足の中に鉛を埋めこみました。

とても柔らかいのでハサミで簡単に切れます。

大雑把に切り出して精密ドライバー等、適当な棒で押しこむと、ぴたっと密着してくれます。(曲がるだけではなく、伸びてくれる)

黒瞬、鉛版、黒瞬、鉛版とミルフィーユ状に積み重ねていきました。

最後はヤスリでツライチに。

 

 

 

ここの処理がいかにも ぷらもでる でイヤンなのでもう少しメカメカしくなるように切り欠きました。

 

 

 

上半分が加工後、下半分はキットのままです。

あとで、ガンプラでよくやるようなコの字型のポリキャップ隠しをつくるつもりです。

かたちになっていくのが楽しいので、どんどん先に進みますよ。

 

 

アームガン(?)、つけ根側のほうが薄いのが、どうにも気持ち悪いのでくさび型に幅増ししました。

2ミリ角棒をフチにはさみます。この後、すきまにプラ片を押しこんで、黒瞬着を流しこみました。

 

 

2ミリ厚にカットしたプラパイプをポリキャップの受けにします。

几帳面に位置決めしなくても、ポリキャップにはめておいて黒瞬着でベチョっと押しつけて、硬化スプレーをかければ楽ちんですよ。

 

 

整形後。

今回仮組みはしないで、取説の順序にしたがってひとつづつ整形まですませているのですが、これバランスは大丈夫かな~。

大きすぎるようなら、長さを詰めて調整するつもりです。

 


 

 

指、間違えてちょんぎってしまった・・・。

 

 

 

股関節と足首のボールジョイントのポリキャップはこんなふうに黒瞬着をたっぷりと盛ってから、硬化する前にパーツを貼り合わせています。

ガタつきや、伸びてゆるくなるのを防ぐためです。

また、普通の軸状のポリパーツには、ビニール片をかませてきつくしています。




という感じで、全身像がわかる程度に、組んでみました。

装甲や細かいパーツがついていない状態ですが、この姿も格好良いですね。

軽装型なんて設定でつくってみようかな。

図面や画像を見ても構造がよくわからないでいたので、組み立てていくごとに姿が現れていく過程はとてもエキサイティングでした。

パーツの多さ、取説の細かさにおじけづいてなかなか作る気にならずにいましたが、始めてみるとやはり今時のキット、思いの外グイグイとできあがっていきます。

完成させるのが楽しみになりました。



(ところでこのキット、どうも写真写りが悪い。なんだかポッテリ写ってしまうんですよね。

なので今回は普段よりも遠くからいったん撮って、トリミングをしました。

肉眼で見るのと同じバランスになりました。

きっとこんなことは、カメラをやる人にとっては当たり前のことなんだろうなー。

私みたいにスマホのカメラで模型ブログをやっているような者には大発見でした)

 



 

 


5/10 アーケロン10とポーラーベア7 塗装

2013年05月10日 | アーケロン、ポーラーベア製作

先日塗った下塗りが乾いたので、本塗装にはいります。

ちなみに油絵の世界では、とりあえず上塗りが出来る程度に乾燥した状態のことを『指触乾燥』とよぶそうです。ものものしい響きですが、読んで字の如し、『指で触れる程度には乾いたヨン』、というだけのお話。なんだかおかしい。

 

 

 

先日使った残りの絵の具を適当に混色。

 

 

 

塗装図(最近はカラースキームってよんでるの?おしゃれね)を真似しながら迷彩を描き込んでいきます。

迷彩なんて適当にまだらに塗るだけだろ、と思いきや、それっぽく配置するのはなかなか難しい。塗装図にない右半身になると、とたんに筆がとまったりして。均等になってしまいがちなんですよね。

 

 

 

明部を塗り終えたところ。

次、暗部にうつります。

 

 

 

さっきの色に混ぜたして使用。

 

 

 

塗り終えた。

塗装図とまるで違う色味ですが、まだ一巡目なのでね、これからです。

いや、この色味のままでいくかもしれないけど。

偶然とか、失敗とか、その場の流れとかを取り入れちゃうのが、ものづくりな趣味の醍醐味だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 


5/8 アーケロン9とポーラーベア6 油絵具で下塗り

2013年05月08日 | アーケロン、ポーラーベア製作

いよいよこいつらの油絵具塗装に入りますが、本塗装の前に下地塗りを。

 

 

 

その前に、久しぶりなのでお道具を紹介。

これで全部です。

いたってシンプル。

1.絵具は12色セットを持っていますが、赤、青、黄、白の4色しか使っていません。チューブの減り具合に注目。今まで7体のプラモに塗装しましたが、こんなに残っています。経済的だなあ。

2.緑色のフタのボトルはブラシエイドという洗筆液。普通に模型店で売っています。油絵具の筆へのダメージってプラカラーの比じゃなくて、溶剤で洗っていた頃はすぐに毛が劣化してポキポキ折れてしまっていました。ドライブラシ用の筆みたいになっちゃう。でも、これを使い始めてから平気になりました。ラッカー、アクリル、エナメル、なんにでも使える不思議な液体

 

3.で、その溶剤がペトロール。これはすみ流し用に持っている人も多いですよね。ツールクリーナーは使用後に水ですすがないといけないので、塗装中に筆を洗うときにはあいかわらず必要です。

 

4.筆は模型店で売られているものですが、実のところあまり油絵具には向いていませんw ペースト状の絵の具を塗るには腰が弱すぎなのです。液体を塗るために作られているので当たり前ですね。じゃあ油絵具用の筆を使えよという話なのですが、これに慣れてしまって、変えるのが怖いというw

 

5.塗料皿は菊皿である必要はないかもしれませんが、白陶器の皿はよいですよ。重いので押さえなくてよいし、混色した色がちゃんと見えるし、拭き取りやすいし(←この汚れた画像では説得力ないですがw いや、これだけこびりついていてもお湯とタワシがあればきれいに取れるのですよ)2つあるとひっくり返してフタにできて便利。

 

 

 

Ma.K.の下塗りではお馴染みのマホガニーっぽい色を塗りたい。

画像は黄と赤を混ぜた色。中央の黒ずんだ色はさらに青を混ぜました。

 

 

 

塗り終えたところ。

うーん。もっといろいろ説明したいのですが、工作と違って何を書いたらよいのかわからない。

塗るだけだからなあ。

 

 

塗っている最中の画像。筆先は常にこんな感じです。全く穂先で塗っていない。やり過ぎなドライブラシと表現すれば当たらずしも遠からずでしょうか。

絵の具はチューブから出したそのままの粘度で塗ります。薄めることはあまりしないです。

 

 

 

ちなみに、このカラーリングでいく予定です。