前回、不評でした「勝手に言わせて 結婚ができない理由」ですが、
自分の頭の中を記したいので、続けて書きます。
やよいの狭ーーい見聞の中で言うと、女性で結婚できない(もしくはしない)人には
大きく二つの共通点がある。共通点1は「仕事にやりがいを感じている」だと前回書いた。
では、共通点2についてだ。
共通点2 実家の居心地が良い。もしくは一人暮らしが快適である。
やよいが見てくる限り、共通点2は年齢と密接に関係がある。
よって結婚をする人の理由を年齢に分けて実家暮らしを軸に考えてみる。
<20代前半で結婚する場合>
まず、20代前半で結婚を選択する人は「実家の居心地がよくない」場合が多い。
単純なケースだと、家がボロいこと。お金払ってでもいいから、アパートを借りて住みたいと思うのだろう。
兄弟が多く、部屋が兄弟とシェアなおさらである。
また、親や兄弟との相性があまり良くない場合も家を出たがる。
血縁が近いからこそ、言い合ってしまうのだろう。
子供が二十歳前後なら、親御さんはまだ40代なケースが多いからね、血気盛んな者同士衝突しがち。
20代前半で結婚する場合は、本人の”もっといい家庭を作りたい”という表面には見えない
強い気持ちが大きく作用しているように感じる。
<20代後半で結婚する場合>
20代前半で結婚する人が、自身の気持ちが大きく作用する比率が高いのに対して、
20代後半では、経済的理由が大きく作用し始める。
例えば、親にあまり収入がなく、子供の収入をあてにしている場合、これまでは親を助ける意味で
良かったかもしれないが、本人にも将来を考えないといけない時期が来る。まず実家を出るためにも
お金が必要だし、結婚するにもお金が必要。となると、親に渡すお金を減らしたいわけだ。
減らす(もしくはお金を入れない)からには、実家に住めなくなる。
別のケースでは、例えば兄弟がデキ婚して実家に住みついたり、兄弟が独立して子供もできたが、
子供ができたとたん子供(甥や姪)を引き連れ実家に激しく入り浸っているなどが考えられる。
いくら兄弟とはいえ、家庭を持つと他人だ。さらに夫や妻となった赤の他人と同じ釜の飯を喰えるくらい
現代人には協調性は少ない。また、既婚の兄弟にそんなことされたら、
「今度はあんたの番。結婚いつね?いい人いないの?」などと周囲のお節介ババーから
集中攻撃をあびる。実家にいたら親戚と顔を合わす頻度も高くなりやすいから、
集中攻撃を避けるためにも実家を飛び出すのだ。
このように、本人は実家に住みたかったのに、ある不可抗力で実家に住みにくくなる。
かといって一人暮らしをする経済余裕もない(もしくは負担を軽くしたい)から、
ある程度お付き合いをしていて将来性が人並みもしくはそれ以上ありそうなら、
くっついたほうが精神&経済的に楽。
20代後半で結婚をする場合は、経済という要素が大きく関わってくる。
<まとめ>
以上のように、「実家暮らし」を中心に考えると20代前半・後半ではおのずと結婚をせざるを得ない
理由が出てくる。しかしそーゆーことと無関係、無頓着な人々は、独身生活のコマをめでたく
30代ゾーンへ進められる。
就職や進学によって早くで親元を離れ、一人暮らしをしていたら尚更である。
しかし、一人暮らしをしていても、精神&経済的理由で結婚をするタイミングは出てくるだろう。
だが、幸いにも(?)そのタイミングと無関係、無頓着な人はもっと長く独身生活をキープし続けられる。
相当、一人暮らしが充実していて、一人上手を極めていくのだろう。私には未知の世界だ。
そして、結婚できない(しない)理由は?と聞かれると、「一人暮らしが快適」と答えていくのであろう。
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