先週カヌチャデビューを果たした帰り、羽地ダムへ行った。
大きくてキレイ。
平成17年3月完成だったんだねー。比較的最近じゃん。
写真はないけど、周りには芝生があったり、小さな池で魚が泳いでいたり、
賃貸アパートで窮屈な暮らしをしている我らにはとても開放的でいいとこだった。
息子がもう少し大きくなったら、三輪車でも持ってきて遊ばせたいよ
沖縄じゃないような写真。
どっかの湖畔に来たみたい
敷地内には、羽地ダム資料館がある。
最初はトイレ借りるだけのつもりが、資料の面白さに吸い込まれて、家族で入館(無料、年中無休らしい)。
本当はもっとブースがあるんだが、ほんの一部を紹介。
資料内容は、ダムの仕組みだけでなく、やんばるの自然や、やんばるの山と人々の生活、
やんばるの生んだ偉人たちなど、風習、歴史、文化などが凝縮された資料館だった。
中でも私が印象に残ったのは、水と沖縄の先人たちとの繋がりについて。
水は昔から人々の生活と密接に関係していたのは周知の通り。
昔の人々は大川の氾濫に悩まされ、氾濫の度に大工事。
かの蔡温を先頭に、10万人規模の大工事があったとか・・・。
水を安定して得るには色んな苦労があったわけだ。
また、昔の沖縄では、水には生まれ変わる力があると信じていた。
正月の最初に、キレイな水で身を清めるのが良しとされていた。
琉球の国王だって、正月にキレイな水で身を清めたいからって、
家来たちにやんばるの水を調達させたとか・・・。
琉球の歴史をはじめ、組踊などの芸能にも、水をモチーフにした話があるくらい、
水は今も昔も大切なモノだね。
今回はざーっと駆け足で廻ったけど、今度はゆっくり勉強目的で行きたいな。
息子が小学生になったら、夏休みの自由研究にいいかも~なんて、
10年も先のことを頭の中で考えてしまった
羽地ダム資料館HP
http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/23shiryoukan/haneji/haneji.htm