フェイシャルエステへ行って来た。
もちろん自分で稼いだお金で、である。
夫に口出しされる余地などない。
さて、そのエステを施術してくれたお姉さんは、
私と同じ年の子供がいることが判明した。
すると、話の流れは、子育てから始まりそれに波及すること全般に及んだ。
その中で、「姑にどれくらいの頻度で子供を会わせているのか」という話題になった。
そのお姉さんは、だいたい2週間に1度くらいの頻度で、ご主人と自分と子供3人で、
ご主人の実家を訪れ、姑孝行をしているそうな。
しかし、そのお姉さんの周囲では、ご主人の実家には基本的に行かない嫁や、
逆に嫁が孫たちに合わせてくれないと嘆く中年女性もいるんだとか・・・。
家庭間には、いろいろ事情というものがあり、必ずしも週一でご主人の実家を
訪れ姑孝行する嫁が素晴らしいという法律があるわけでもない。
でも、ご主人の実家に嫁が来る頻度&舅姑らが孫に会える頻度=嫁の素晴らしさって
類な見えないものさしでもって密かに嫁が測られている現実があるのは皆さんご承知のとおり。
私、コレいらないんじゃないかと思って仕方がない。
なんで世の嫁らが、時間がある日は、孫を主人の実家へ連れていかねばとか、
孫がおじいちゃん、おばあちゃんの顔を忘れないように・・・などという心配までしないと
いけないのか。
それって、基本、夫の仕事でしょ?
だって、夫の両親の話なんだから。
逆に、嫁側のご両親の顔を、孫が忘れないように・・・などと考えている夫は
この世にどれだけいるか?
少なくとも、私が見てきた聞いてきた中では皆無に等しい。
”孫は嫁側の親戚に懐く”
これを悪とする風潮がもしあるならば、私は鼻であしらう。
子供がどこに懐くのは、それだけ一緒の時間を過ごし、
信頼関係を築いた結果であることは言うまでもない。
もしも、自身の親と自身の子供らにイイ関係を築いてほしいのなら、
夫(男ども)だって、自分の子供たちを実家へ連れていき、有意義な時間を過ごせるよう
努力すればいいのだ。
世の夫どもが、忙しい合間を縫ってでも、孫を引き連れ実家を訪ね、親孝行をするという
努力をしていないにも関わらず、単に、舅姑らが孫に会える頻度=嫁の素晴らしさという
ものさしで嫁を測ったり、”孫は嫁側の親戚に懐く”を悪とみなす集団がもしいるとしたら、
本当に、アホの塊としか思えない。