やよいの頭の中

沖縄のフツーの主婦やよいが思ったこと   (最近は息子の英語教育も。もちろん、従来からの愚痴記事も健在でしゅ!)

弁当作りを考える

2012年01月13日 | 勝手に言わせて

今日も目の保養でジェリー様を。

  

昨日に引き続き妄想は止まりません。

子供がもう少し大きくなったら、早く台湾行きてぇ~。

 

 

 

さてさて、久々に”やよいの勝手に言わせて”。

最近、高校生の娘を抱える知人が愚痴をこぼしていた。

毎朝、娘さんの弁当作りが大変だそうな。

確かに、お疲れ様でございます。

 

毎朝の弁当作りが億劫でたまらない母親、

はたまた腕の見せ所と言わんばかりに気合を入れて作ってらっしゃる母親、

長年の習慣でテキトーかつ無心に作れるようになった強者な母親まで

家庭によって様々かと思うが、

ここでは特にストレスを感じながら、高校生の息子or娘へ弁当を作っている方へ問いたい。

 

なぜ、高校生にもなってるのに、

自分の食べる弁当くらい、自分で作らせないのか?

 

超スパルタな運動系部活動に所属し朝練がある、

超進学校で夜遅くまで勉強し、早朝の授業にも参加している、

家と学校が尋常なく離れていてバスを何回も乗り継いで登校している・・・etc

それらしい理由があるなら、弁当作りに親の手を借りることもあっていいだろう。

 

しかし、フツーの学校でフツーに登校してフツーに勉強しているのであれば、

自分の食べる弁当くらいフツーに作れてもいいのではないか?

学生の本業は学問とはいうものの、自分の食べるモノを自分でこしらえることも

立派な勉強の一つだろう。

 

私は高校生のとき、早朝の授業がある学校に通っていた。

高校入学が決まった瞬間に実母に言われたことは、

”高校3年間、自分の弁当は自分で作ること!”であった。

 

朝は一分でも多く眠りたい盛りの高校生にはかなりのストレス。

それよりもストレスだったのが、自分で作った弁当はレパートリーが少ないので、

弁当時間に友達に自分の弁当を見られることが相当なストレスであった。

いつも弁当時間になると楽しみに弁当箱の蓋を開ける友達。

その傍らで、開ける前から中身が分かる自分はウキウキなんてしない。

それよりも弁当箱を開けて、中身がぐちゃぐちゃになっていないかを祈るばかりであった。

弁当時間になると、よその子が羨ましくてしょうがなかった。

親が作った弁当に愚痴っている子を見ると、ゲンコツでもかましたい気持ちに駆られた。

そんな高校生活を送っている私を、

弁当作りにおいて母は徹底的に私を突き放していた。

こんな母を何度恨んだことか。

 

母は私が朝寝坊をしても助けることは無かった。

弁当が毎日似た内容でも助言することも無かった。

弁当を作れずにそのまま登校した時も、届けることは無かった。

(作った弁当をテーブルの上に置き忘れた時だけは、学校に

届けてくれたが・・3年間で数回)

 

今思えば、あの徹底的な突き放しがあっても、

高校3年間を無事過ごせていたのは奇跡に近い。

人間は成長ができるのだろう。

いや、適応といったほうがいいかもしれない。

 

私は、自分の弁当時間を少しでも有意義にするべく、小さな努力をした。

例えば、友達の弁当箱をみせてもらって、メニューや盛りつけの勉強をしたり、

市販されている弁当でさえ、弁当作りの学習材料としていた。

 

もちろん二度寝して作れなかった時だってあった。

でも、それは自己責任だし、母親が助けることはない。

だからそんな時は、食卓の上にあるみかんを数個カバンへ詰め、

これを弁当としたこともあった。

 

こんな私の苦労に同情したのか、気が付けば、

弁当を持ってこなかった日には、10人近いクラスメイトが

一品ずつ私へ分けてくれたこともあった。

分けてもらう時ってのは、かなりみすぼらしい姿ではあったものの、

そんな日の私の弁当は決まってクラスで一番豪華な弁当になっていた。

 

 

まー、他力本願ではいけんが、ここで言いたいのは、

子供を多少突き放しても、子供はその時その時で、

自分で道を切り開いて適応する能力があるはずだ!ってことだ。

 

弁当作りにおける私の母親の教育方針は現在でもマークだらけだが、

私はあの生ぬるい高校生活に、もしも母親の過剰な愛情のこもった弁当を

毎日当たり前のように口にし続けていたら、

もっとアホになっていた自信がある。

 

 

もし、高校生のお子さんを抱える親御さんで、

毎朝の弁当づくりが億劫でたまらないなら、自分で作らす!&完全突き放し!もありだと思う。

 

子供のことをきちんとやらなきゃっ!て気負う前に、

高校生にもなってるんだったら、

もっと自身の子供の能力を信じてみてもいいのではないか。

 

 

 

最後にこちらも押してね ↓

人気ブログランキングへ

 

んまっ、子供のことを全てやってあげたいという親御さんはどうぞご自由に・・・。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿