ターボ・モーターの"そんなボクです..."

ギターを弾いて歌う...そしてボクはロックンロールを今日も転がす。
ターボ・モーターの気まぐれダイアリー

バブルガム・ワールド

2005年11月24日 | Weblog
何気なくテレビをつけたら「トリビアの泉」をやってた。
「サザエさんのエンディング曲にソックリな曲がある...」みたいなトリビアで紹介されてたのが「1910フルーツガム・カンパニー」の「BUBBLE GUM WORLD」なる曲。アルバム「サイモン・セッズ」(全米126位やったんやって!ボクにしたらコッチの方がへぇ~やけどなっ)はじめ、ベスト盤にも結構収録されております。

コレ、ボクが聴いたのは21歳ぐらいの時やったな~「アレ、これは...」って。まぁ、もうホンマにサザエさんにソックリやからネ。っていうかサザエさんやもんね。マジでコレ聴いて「!」って思わん日本人はそうはおらんやろう。

60年代後半から70年代はじめにかけてヒットを飛ばしたアメリカの「ブッダ・レーベル」。当時ベトナム戦争やヒッピー、以前のフラワームーブメントなんかの影響もあり、よりロックが複雑化、メッセージ化されていった中で、時代に完全に逆行するような形の、難しいメッセージも哲学性もなく、誰にでもわかりやすいポップなサウンドを次々に生み出していったこのレーベルを代表するバンドのひとつがこの1910フルーツガム・カンパニー。「風船ガムを噛んでるような子供でも簡単に口ずさめるような音楽」ってわけで「バムルガム・サウンド」って呼ばれるようになったみたい。同じレーベルの「オハイオ・エクスプレス」や「レモン・パイパーズ」(こっちはサイケ色強し)なんかひっくるめて短い期間やったけど「バブルガム旋風」みたいなモンが吹き荒れた!らしいヨ。

でもローティーン向けのお子ちゃまポップスとあなどる事無かれ!
聴けば、ホンマにいろんな意味で計算された極上のポップソングが目白押しっす!
「Goody Goody Gumdrops」や「When We Get Married」、「1,2,3 RED LIGHT」他、もう数え上げればきりがない!ハッキリ言って、ボクのかなり大好きな音楽です!っ!オルガンの音色もバッチリ決まってる黒い風船ガム「SOUL STRUTTIN'」なんかチープでイイ感じっす。

なんかコレ見てたらムショーに聴きたくなってきたナ。
バブルガム・ミュージック!