ターボ・モーターの"そんなボクです..."

ギターを弾いて歌う...そしてボクはロックンロールを今日も転がす。
ターボ・モーターの気まぐれダイアリー

ネオGSの季節。

2006年09月22日 | Weblog
ストライクス、コレクターズ出演の「冗談画報」を見て以来、ちょっと自分の中でだけ「ネオGS」ブームが起こっている...そんなボクです。

誰が呼んだか「ネオGS」!このGSっていわゆるグループサウンズの略でもあるんやけど、ガレージサウンズの略でもあるんとちゃうかな?
ファントムギフトやワウワウ・ヒッピーズなど、グループサウンズの影響を強く受けたバンドもあったけど、コレクターズみたいなモッズ系、ストライクスは初期のビートルズやミルクシェイクスみたいなマージービートっぽい感じのR&Rやったし...時代的にパンク、ニューウェイヴの雰囲気も伝わってくるしネ。

ん、まぁジャンルなんて言い出したらキリがないんやけど、本当に好きな音楽に対して、素直に向き合える感じが凄く伝わってくるところ、またその音楽を上手く消化して自分たちオリジナルを作っていくってところがこの「ネオGS」のイイ魅力なんとちゃうかな?あと、どことな~く漂ってくる、「隠し切れないB級感覚」も何とも言えずイイ感じですな。

と、いろいろ書いてみても実際にはリアルタイムでは経験してないボクですが。
やっぱり「東京」のもんって言うかね。大阪には当時こんなシーンなんて皆無やったんとちゃうかな?

で、そのネオGSのサウンドをプッシュし続けてきた、ミントサウンドってインディーレーベル。そのオムニバスアルバムがコレ!「ATTACK OF MUSHROOM PEOPLE」。
ボクはCDで再発になってから手に入れました。参加バンドも凄いョ。

のちにメジャーデビューを果たすファントムギフトにコレクターズ、ザ・ストライクスはもちろん、後にオリジナル・ラヴに発展していく、田島貴男のいたTHE RED CURTAIN(ベースは後にコレクターズに加入する小里 誠)、ブラボー小松や少年ナイフなんかの名前もあります。

ボクの中では、やっぱり、コレクターズの「僕はコレクター」やストライクスの「LITTLE SHIMMY BROWN」なんかがカッコエエんやけど。

でも今回聴いてのイチオシはTHE GATHERSの「涙のおくりもの」!コレで決まり。