12/9(土)に防災講習会が開催されました。
前半は、矢口小のすぐ近くにある矢口消防署より、消防団員3人の講師をお招きし、心肺蘇生・AEDと言った応急救護の方法を教えていただきました。
今回参加された方全てが、人形を使用して心肺蘇生(胸骨圧迫)・AEDを体験しましたので、実際に使用することになっても慌てずに対応できそうです。
また、
💡周りの人に助けを求める際、「あなたはAEDを探してきてください」「あなたは救急車を呼んでく ださい」と、「誰か」ではなく「あなた」と指名することが大切
だというポイントもお話しいただけました。
💡AEDは蓋を開けると音声ガイドが流れ、パッドを貼ることで電気ショックが必要かどうかの診断をしてくれますので、迷った場合はまず使用してみる
💡近年のAEDは未就学児から成人まで幅広く使用できる
ことも教えていただきました。
後半は、市民防災研究所より講師をお招きし、マイ・タイムライン(個人の避難計画)作成の講習がありました。
実際にハザードマップで矢口小学校周辺を確認し、自宅が2階以上であるかも考慮に入れながら、大雨や台風に備えて
💡①自宅避難(垂直避難) ②ホテルや知人宅に避難(水平避難) ③避難所に避難(水平避難)を判断すること
💡避難所には自分で食糧を持参していくこと
その他にも、
💡お年寄りや子どもなどは少し早めに避難を始める
💡避難用荷物、携帯の充電、常備薬の準備を、避難の◯時間前に準備する
💡町内会や近所のお年寄りに声をかける
など重要なポイントも教えていただけました。
台風や大雨(長雨)は事前に気象予報などで情報が入りやすいが、集中豪雨は予想しにくく短時間で河川の越水や堤防決壊に至ってしまう、とのことでした。
(実際に平成30年の西日本豪雨災害時の真備町(標高が矢口小と同じくらいだそう)では、避難勧告が7月6日22時、避難指示が7 月6日23時45分、7月7日0時過ぎに付近河川の越水、7月7日6時過ぎに堤防決壊)
前半後半の間には、矢口小学校にある備蓄庫を特別に見学させていただきました。 マットや毛布、クラッカーやアルファ化米などが積み上げられていましたが、それでも1000人超が1日凌げる分しかないとのことでした。
また、水で戻しただけで食べられる「アルファ化米わかめご飯」の試食やクラッカー(大田区より講習会用にいただきました)の配布もあり、11月の防災講習会に引き続き、会員の防災意識の高まりを感じられる1日となりました。