最終日は目的地龍門石窟へ。
中国三大石窟の一つのこちら、
中国語の教科書でもお馴染みです。
敦煌の莫高窟は壁画がとても多く、保存のため薄暗い状態での見学でしたが、こちらは石像群のため、ほぼ外でした。
川沿いの道を進んていくと、
有るはあるは、山肌に無数の横穴が掘られ、全てに仏像が掘られていたそうです。
残念ながら、長い年月の間に、持ち去られたり、破壊されたりしたものも多くありました。
特に欧米列強の支配下にあったとき盗まれたものは、断面を見ると自然に壊れたものではないのが、なんとも痛々しい状態でした。
その中でも一際目を引くのが、奉先寺盧遮那仏と、それを取り囲む仏像たち。
大きさ、表情、細工、どれを取っても他の仏像とは一線を画すものでした。
中国を旅行して、こういう貴重なものを自分の目で見ることができる幸運をひしひし感じながら、上海への帰路に着きました。
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