登山シーズンまっさかり。
山小屋より「個人のお客さんは5時ごろまでにチェックインをしてください。」
と言われておりました。
通常10時に出発すれば、5時に到着するのは子供連れでもそれほど大変ではないはず。
さてさて、5合目を出発した一行、まずは6合目を目指します。
登り始めは林の中の道。
これでもかという天気の良さ(さすが晴れ女)のため
木陰はありがたかったっす。
新6合目の長田山荘に着いたのが10時
ガイドブックには1時間~1時間半とあるので、かなりゆっくりペース。
甥っこ&3号はスタスタ登っていくのにばあちゃんは付いていけず
15分歩いては、水分補給なのでした。
「ちょっと、厳しいなぁ・・・」
誰もがそう思っていました。この時点で。
でもまあ、歩いていればいつかは着くとかなり楽観的。
その後本6合目で食事休憩。ここ大陽館にはまだ空きがあり、
素泊まりOKでした。ここにばあちゃんだけ泊ってもよかったのですが、
下山道がここを通らないので却下、さらに上を目指し1時に出発。
が、7合目の見晴館に着いたころにはご老体、
20歩歩くと休憩ペースに落ち、さらに酔い止めの薬がmax効いてきてしまい
座ると「眠い~」と言って眠ってしまいます。
こりゃ危険と判断し見晴館に素泊まりの確認をしたのですが、満員
こうなったら予約をしている本8合目の江戸屋さんまで行かなくてはならなくなりました
ここからが富士。じゃりじゃりの足場の悪い道、傾斜もさらに急になり、
岩も大きく段差がきつくなります。
さらにペースダウンするばあちゃん。男の子’s&相方はどんどん先へ行かせ、
姉と私でばあちゃんサポート。
最後にはばあちゃんの荷物を相方が持ち、手をひっぱってやっとこさっといった状況になってしまいました。
蓋を開けると本8合目江戸屋到着は5時10分。
「5合目を1時間前に出発していなかったら着けなかったね。」
などと、お互いの仕事の健闘をたたえ合いつつチェックインしようと・・・
思ったら甥っこが行方不明
ばあちゃん介護スタッフよりかなり早く山小屋に到着した甥っこ。
相方に「今の場所より少し上まで行っておくと、高山病にならない」
と言われ、登って行ったそうな。
だからって、上の山小屋までいくことないだろうが!
高校生男子の体力恐るべし。
かくして、チェックインは5時30分過ぎとなりましたが、
無事(?)その日の寝床に到着することができたのでした
さらに、つづく・・・