応援

 

今年はオリンピックイヤー。

スポンサーの意向は多々あるものの、出場選手が折に触れマスコミに登場し、

「応援よろしくおねがいします。」と言ってます。

 

どんな分野であれ、自分の極限の力を出している姿は美しいです。他人が見れば。

本人は綺麗汚い関係なしで全力を出し切っているのでしょう。

無我夢中とはまさにこの状態なのだなと思います。

"夢中"であったとしても声援ってのは意外と聞こえるらしいですね。

これが最後のひと押しになったりするのだとか。

何の才能もなく、つらい練習など全く知らない無責任な観客の応援が

選手に力を与えるってのは何とも不思議な感じがいつもします。

 

一方でうつや心に傷を負ってつまずいている人には

”がんばれ”と言ってはいけないのは最近の常識となっています。

「今でも十分頑張っているのに、これ以上は無理」と思ってしまうのだとか。

どんなに身近でその人のサポートをしている人であっても、応援してはいけないのです。

これまた不思議。

 

スポーツ選手などは”がんばれ”と言われなくても頑張っています。

でも、”がんばれ”といわれるとさらに頑張れる。

つまずいている人は今はがんばれなくなってしまった状態です。

でも、”がんばれ”といわれるとさらに頑張れなくなる。

 

オリンピック選手ほどがんばっていないけど、病気になるほど疲れてもいない。

でも、本人の力量のおそらく100％出して頑張っている人を

どう応援したらいいんだろう。

 

 

 

 

 

応援すること。

 

 

 

むずかしいなぁ・・・