ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

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創世記30章 翻訳途中

2022-12-17 04:36:59 | 創世記

創世記30章

そして、ラケルは自分がヤコブに子を産まないことを見て、自分の姉をねたんで、ヤコブに言いました。
「私に子を与えてください!さもなければ、私は死にます。」
2 ヤコブの怒りはラケルに向かって燃え上がり、彼は言いました。
「私は、あなたから胎の実を差し控えた神の代理人なのですか。」
3 彼女は言いました。
「見てください!私の待女ビルハのもとに行ってください。彼女が私のひざの上に産み、私も彼女によって建てられるように。」
4 そこで、彼女はそのはしためであるビルハを彼に嫁がせたので、ヤコブは彼女のもとに入りました。
5 ビルハは身ごもって、ヤコブに男の子を産みました。
6 ラケルは言いました。
「神は私を正しく裁いてくださり、また、私の声を聞いてくださり、私に男の子をお与えになりました。」
それで、彼女はその子の名をダンと名づけました。
7 そして、ラケルのはしためのビルハは再び子を宿して、ヤコブに二人目の男の子を産みました。
8 ラケルは言いました。
「私は力強い戦いをして、姉と戦い、そして勝ちました。」
そして、彼女はその子の名をナフタリと名づけました。
9 レアは自分が産むことをやめたのを見て、自分のはしためジルパを取り、ヤコブに嫁がせました。
10 レアのはしためジルパはヤコブに男の子を産みました。
11 レアは言いました。「幸いが来た!」そして、彼女はその子の名をガドと名づけました。
12 レアのはしためジルパはヤコブに二人目の男の子を産みました。
13 レアは言いました。
「私は幸せです! 娘達は私を幸せと呼ぶでしょうから。」
そして、彼女はその子の名をアッシャと名づけました。
14 ルベンは麦の収穫の日に行って、野にマンドレイクを見つけ、それを母レアのもとに持ってきました。そこで、ラケルはレアに言いました。
「あなたの息子のマンドレイクを、どうか私にください!」
15 すると、彼女は言いました。
「あなたが私の夫を取り上げたことは、ささいなことですか。私の息子のマンドレイクも取り上げるのですか。」
すると、ラケルは言いました。
「それゆえ、彼は今夜、あなたの息子のマンドレイクのために、あなたと寝なければなりません。」
16 ヤコブは夕方、畑から帰って来たので、レアは彼を迎えに出て言いました。
「あなたは私のもとに来てください!私は必ず息子のマンドレイクであなたを招く{雇う}のです。」
そして、彼はその夜、彼女と寝ました。
17 神はレアの言う事を聞き入れたので、彼女は身ごもって、ヤコブに五人目の男の子を産みました。
18 レアは言いました。
「私が自分の侍女を夫に与えたので、神は私に雇い入れを与えられたのです。」
そして、彼女はその名をイサカルと名づけました。
19 レアはまた身ごもって、ヤコブに六番目の男の子を産みました。
20 レアは言いました。
「神は私によい持参金を与えられました。私が六人の男の子を産んだので、今、夫は私と住むでしょう。」
そして、彼女はその名をゼブルンと名づけました。
21 そののち、彼女は娘を産んで、その名をディナと名づけました。
22 神はラケルを覚えておられ、彼女に耳を傾けて、その胎を開かれました。
23 彼女は身ごもって、男の子を産み、「神は私のそしりを取り去ってくださった。」と言いました。
24 彼女はその子の名をヨセフと呼んで言いました。
「主は私にもう一人の子を加えてくださいます。」
25 ラケルがヨセフを産んだ時、ヤコブはラバンに言いました。
「私を送り出してください!私は自分の所と国とに行くことができますから。
26 私があなたに仕えた妻子を私に与えてくださり、私を行かせてください!
私があなたに仕えた奉仕を、あなたはご存じです。」
27 ラバンは彼に言いました。
「もし今、私があなたの目に好意を抱いたなら、私はしるしを観察し、主はあなたのために私を祝福されました。」
28 彼は言いました。
「私にあなたの賃金を定めてください!」
29 彼は言いました。
「あなたは私があなたにいかに仕えたか、また、あなたの家畜が私といかに仲よくしたかをご存じです。
30 私が来る前にあなたが持っていたものは少なかったでしたが、今や豊かになり、主は私がどこを向いてもあなたを恵まれました。さて、私はいつ自分の家をも養うことができるでしょうか。」
31 そして、彼は言いました。
「私はあなたに何を与えようか。」
すると、ヤコブは言いました。
「あなたは私に何も与えてはなりません。もし、あなたが私のためにこのことをしてくださるなら、私は再びあなたの群れを養い、それを飼います。
32 私は今日、あなたの群れをことごとく見回して、羊の中の斑点や黒点のあるもの、そして、山羊の中の斑点や黒点のあるものをすべて取り除き、これらのものを私の雇い人分とします。」
33 あなたが今後、あなたの前にある私の雇い人分を調べに来る時、私の義は私に対して証しとなるでしょう。」
34 そこで、ラバンは言いました。
「見なさい!あなたの言葉のとおりになればよいのだが。」
35 そこで、彼はその日、縞模様と斑点のある雌山羊と、斑点と斑点のある雌山羊と、白いものがあるものすべてと、羊の中の暗いものすべてを取り除き、それらをその子供達の手に渡しました。
36 そして、彼は自分とヤコブとの間に三日の旅程を置きました。
そして、ヤコブはラバンの残りの羊に餌を与えました。
37 ヤコブはポプラ、アーモンド、プラタナスの木の枝を取り、その中に白い筋をむいて、その枝の中にあった白いところを現わにさせました。
38 彼は皮をむいたその棒を、群れが水を飲みに来る水汲み場の溝に、群れにむかって立てたところ、群れは水を飲みに来て、身ごもりました。
39 そして、群れはその棒を見て子を宿し、その群れは縞、斑、斑の子を産みました。
40 ヤコブは子羊を分け、また群れの顔をラバンの群れの中の縞のあるもの、およびすべての暗いものの方に向けて、自分の群れを分けて置き、ラバンの群れに合わせないようにしました。
41 そして、群れのうち強い者が子を宿すと、ヤコブは樋の中にある群れの目の前に棒を置き、その棒の中に子を宿すようにしました。
42 しかし、群れが弱くなると、彼はそれを入れなかったので、弱いものはラバンのものとなり、強いものはヤコブのものとなりました。
43 その人は非常に増えて、大きな群れを持ち、女の僕と男の僕と、らくだとろばがありました。


1 ラケルは自分がヤコブに子を産んでないのを見て、姉を嫉妬し、ヤコブに言いました。「私に子どもを下さい。でなければ、私は死んでしまいます。」
2 ヤコブはラケルに怒りを燃やして言いました。「私が神に代わることができようか。おまえの胎内に子を宿らせないのは神なのだ。」
3 すると彼女は言いました。「では、私のはしためのビルハがいます。彼女のところに入り、彼女が私のひざの上に子を産むようにしてください。そうすれば私が彼女によって子どもの母になれましょう。」
4 ラケルは女奴隷ビルハを彼に妻として与えたので、ヤコブは彼女のところに入った。
5 ビルハはみごもり、ヤコブに男の子を産んだ。
6 そこでラケルは、「神は私をかばってくださり、私の声を聞き入れて、私に男の子を賜った」と言いました。それゆえ、その子をダンと名づけた。
7 ラケルの女奴隷ビルハは、またみごもって、ヤコブに二番目の男の子を産んだ。
8 そこでラケルは、「私は姉と死に物狂いの争いをして、ついに勝った」と言って、その子をナフタリと名づけた。
9 さてレアは自分が子を産まなくなったのを見て、彼女の女奴隷ジルパをとって、ヤコブに妻として与えた。
10 レアの女奴隷ジルパがヤコブに男の子を産んだとき、
11 レアは、「幸運が来た」と言って、その子をガドと名づけた。
12 レアの女奴隷ジルパがヤコブに二番目の男の子を産んだとき、
13 レアは、「なんとしあわせなこと。女たちは、私をしあわせ者と呼ぶでしょう」と言って、その子をアシェルと名づけた。
14 さて、ルベンは麦刈りのころ、野に出て行って、恋なすびを見つけ、それを自分の母レアのところに持って来た。するとラケルはレアに、「どうかあなたの息子の恋なすびを少し私に下さい」と言いました。
15 レアはラケルに言いました。「あなたは私の夫を取っても、まだ足りないのですか。私の息子の恋なすびもまた取り上げようとするのですか。」ラケルは答えた。「では、あなたの息子の恋なすびと引き替えに、今夜、あの人があなたといっしょに寝ればいいでしょう。」
16 夕方になってヤコブが野から帰って来たとき、レアは彼を出迎えて言いました。「私は、私の息子の恋なすびで、あなたをようやく手に入れたのですから、私のところに来なければなりません。」そこでその夜、ヤコブはレアと寝た。
17 神はレアの願いを聞かれたので、彼女はみごもって、ヤコブに五番目の男の子を産んだ。
18 そこでレアは、「私が、女奴隷を夫に与えたので、神は私に報酬を下さった」と言って、その子をイッサカルと名づけた。
19 レアがまたみごもり、ヤコブに六番目の男の子を産んだとき、
20 レアは言いました。「神は私に良い賜物を下さった。今度こそ夫は私を尊ぶだろう。私は彼に六人の子を産んだのだから。」そしてその子をゼブルンと名づけた。
21 その後、レアは女の子を産み、その子をディナと名づけた。
22 神はラケルを覚えておられた。神は彼女の願いを聞き入れて、その胎を開かれた。
23 彼女はみごもって男の子を産んだ。そして「神は私の汚名を取り去ってくださった」と言って、
24 その子をヨセフと名づけ、「主がもうひとりの子を私に加えてくださるように」と言いました。
25 ラケルがヨセフを産んで後、ヤコブはラバンに言いました。「私を去らせ、私の故郷の地へ帰らせてください。
26 私の妻たちや子どもたちを私に与えて行かせてください。私は彼らのためにあなたに仕えてきたのです。あなたに仕えた私の働きはよくご存じです。」
27 ラバンは彼に言いました。「もしあなたが私の願いをかなえてくれるなら……。私はあなたのおかげで、主が私を祝福してくださったことを、まじないで知っている。」
28 さらに言いました。「あなたの望む報酬を申し出てくれ。私はそれを払おう。」
29 ヤコブは彼に言いました。「私がどのようにあなたに仕え、また私がどのようにあなたの家畜を飼ったかは、あなたがよくご存じです。
30 私が来る前には、わずかだったのが、ふえて多くなりました。それは、私の行く先で主があなたを祝福されたからです。いったい、いつになったら私も自分自身の家を持つことができましょう。」
31 彼は言いました。「何をあなたにあげようか。」ヤコブは言いました。「何も下さるには及びません。もし次のことを私にしてくださるなら、私は再びあなたの羊の群れを飼って、守りましょう。
32 私はきょう、あなたの群れをみな見回りましょう。その中から、ぶち毛とまだら毛のもの全部、羊の中では黒毛のもの全部、やぎの中ではまだら毛とぶち毛のものを、取り出してください。そしてそれらを私の報酬としてください。
33 後になってあなたが、私の報酬を見に来られたとき、私の正しさがあなたに証明されますように。やぎの中に、ぶち毛やまだら毛でないものや、羊の中で、黒毛でないものがあれば、それはみな、私が盗んだものとなるのです。」
34 するとラバンは言いました。「そうか。あなたの言うとおりになればいいな。」
35 ラバンはその日、しま毛とまだら毛のある雄やぎと、ぶち毛とまだら毛の雌やぎ、いずれも身に白いところのあるもの、それに、羊の真っ黒のものを取り出して、自分の息子たちの手に渡した。
36 そして、自分とヤコブとの間に三日の道のりの距離をおいた。ヤコブはラバンの残りの群れを飼っていた。
37 ヤコブは、ポプラや、アーモンドや、すずかけの木の若枝を取り、それの白い筋の皮をはいで、その若枝の白いところをむき出しにし、
38 その皮をはいだ枝を、群れが水を飲みに来る水ため、すなわち水ぶねの中に、群れに差し向かいに置いた。それで群れは水を飲みに来るときに、さかりがついた。
39 こうして、群れは枝の前でさかりがついて、しま毛のもの、ぶち毛のもの、まだら毛のものを産んだ。
40 ヤコブは羊を分けておき、その群れを、ラバンの群れのしま毛のものと、真っ黒いものとに向けておいた。こうして彼は自分自身のために、自分だけの群れをつくって、ラバンの群れといっしょにしなかった。
41 そのうえ、強いものの群れがさかりがついたときには、いつもヤコブは群れの目の前に向けて、枝を水ぶねの中に置き、枝のところでつがわせた。
42 しかし、群れが弱いときにはそれを置かなかった。こうして弱いのはラバンのものとなり、強いのはヤコブのものとなった。
43 それで、この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだと、ろばとを持つようになった。


And when Rachel saw that she bore Jacob no children, Rachel envied her sister; and she said unto Jacob: 'Give me children, or else I die.'
2 And Jacob's anger was kindled against Rachel; and he said: 'Am I in God's stead, who hath withheld from thee the fruit of the womb?'
3 And she said: 'Behold my maid Bilhah, go in unto her; that she may bear upon my knees, and I also may be builded up through her.'
4 And she gave him Bilhah her handmaid to wife; and Jacob went in unto her.
5 And Bilhah conceived, and bore Jacob a son.
6 And Rachel said: 'God hath judged me, and hath also heard my voice, and hath given me a son.' Therefore called she his name Dan.
7 And Bilhah Rachel's handmaid conceived again, and bore Jacob a second son.
8 And Rachel said: 'With mighty wrestlings have I wrestled with my sister, and have prevailed.' And she called his name Naphtali.
9 When Leah saw that she had left off bearing, she took Zilpah her handmaid, and gave her to Jacob to wife.
10 And Zilpah Leah's handmaid bore Jacob a son.
11 And Leah said: 'Fortune is come!' And she called his name Gad.
12 And Zilpah Leah's handmaid bore Jacob a second son.
13 And Leah said: 'Happy am I! for the daughters will call me happy.' And she called his name Asher.
14 And Reuben went in the days of wheat harvest, and found mandrakes in the field, and brought them unto his mother Leah. Then Rachel said to Leah: 'Give me, I pray thee, of thy son's mandrakes.'
15 And she said unto her: 'Is it a small matter that thou hast taken away my husband? and wouldest thou take away my son's mandrakes also?' And Rachel said: 'Therefore he shall lie with thee to-night for thy son's mandrakes.'
16 And Jacob came from the field in the evening, and Leah went out to meet him, and said: 'Thou must come in unto me; for I have surely hired thee with my son's mandrakes.' And he lay with her that night.
17 And God hearkened unto Leah, and she conceived, and bore Jacob a fifth son.
18 And Leah said: 'God hath given me my hire, because I gave my handmaid to my husband. And she called his name Issachar.
19 And Leah conceived again, and bore a sixth son to Jacob.
20 And Leah said: 'God hath endowed me with a good dowry; now will my husband dwell with me, because I have borne him six sons.' And she called his name Zebulun.
21 And afterwards she bore a daughter, and called her name Dinah.
22 And God remembered Rachel, and God hearkened to her, and opened her womb.
23 And she conceived, and bore a son, and said: 'God hath taken away my reproach.'
24 And she called his name Joseph, saying: 'The LORD add to me another son.'
25 And it came to pass, when Rachel had borne Joseph, that Jacob said unto Laban: 'Send me away, that I may go unto mine own place, and to my country.
26 Give me my wives and my children for whom I have served thee, and let me go; for thou knowest my service wherewith I have served thee.'
27 And Laban said unto him: 'If now I have found favour in thine eyes--I have observed the signs, and the LORD hath blessed me for thy sake.'
28 And he said: 'Appoint me thy wages, and I will give it.'
29 And he said unto him: 'Thou knowest how I have served thee, and how thy cattle have fared with me.
30 For it was little which thou hadst before I came, and it hath increased abundantly; and the LORD hath blessed thee whithersoever I turned. And now when shall I provide for mine own house also?'
31 And he said: 'What shall I give thee?' And Jacob said: 'Thou shalt not give me aught; if thou wilt do this thing for me, I will again feed thy flock and keep it.
32 I will pass through all thy flock to-day, removing from thence every speckled and spotted one, and every dark one among the sheep, and the spotted and speckled among the goats; and of such shall be my hire.
33 So shall my righteousness witness against me hereafter, when thou shalt come to look over my hire that is before thee: every one that is not speckled and spotted among the goats, and dark among the sheep, that if found with me shall be counted stolen.'
34 And Laban said: 'Behold, would it might be according to thy word.'
35 And he removed that day the he-goats that were streaked and spotted, and all the she-goats that were speckled and spotted, every one that had white in it, and all the dark ones among the sheep, and gave them into the hand of his sons.
36 And he set three days' journey betwixt himself and Jacob. And Jacob fed the rest of Laban's flocks.
37 And Jacob took him rods of fresh poplar, and of the almond and of the plane-tree; and peeled white streaks in them, making the white appear which was in the rods.
38 And he set the rods which he had peeled over against the flocks in the gutters in the watering-troughs where the flocks came to drink; and they conceived when they came to drink.
39 And the flocks conceived at the sight of the rods, and the flocks brought forth streaked, speckled, and spotted.
40 And Jacob separated the lambs--he also set the faces of the flocks toward the streaked and all the dark in the flock of Laban--and put his own droves apart, and put them not unto Laban's flock.
41 And it came to pass, whensoever the stronger of the flock did conceive, that Jacob laid the rods before the eyes of the flock in the gutters, that they might conceive among the rods;
42 but when the flock were feeble, he put them not in; so the feebler were Laban's, and the stronger Jacob's.
43 And the man increased exceedingly, and had large flocks, and maid-servants and men-servants, and camels and asses.



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