ヘブライ語旧約聖書翻訳研究

原典に近く若者にもわかりやすい翻訳を目指しています
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ヨブ記2章 翻訳途中

2022-05-28 11:48:53 | ヨブ記

ヨブ記2章

ある日のこと、神の子達が主の前に姿を現すために来た時、サタンもまた彼らの中に入って、主の前に姿を現しました。
2 主はサタンに言われました。
「あなたはどこから来たのか。」
すると、サタンは主に答えて言いました。
「地を行き来し、その中を上り下りするところからです。」
3 主はサタンに言われました。
「あなたはわたしのしもべヨブのことを考えたか。地上に彼のような者はなく、心を尽くし、まっすぐな者で、神を恐れ、悪を避ける者だ。おまえが理由なく彼を滅ぼそうと、わたしに向かって動いたが、彼はなおその誠を保っている。」
4 サタンは主に答えて言いました。
「皮には皮を、いや、人の持っているものはみな、その命と引き換えに与えるだろう。
5 しかし、今、あなたの手を出して、その骨と肉に触れてください!
きっと彼はあなたの面前であなたを冒涜するでしょう。」
6 そこで、主はサタンに言われました。
見よ!彼はあなたの手にある。ただし、彼の命を助けてあげなさい!」
7 そこで、サタンは主の前から進み出て、足の裏から冠に至るまで、ひどい腫れ物でヨブを打ちました。
8 サタンは彼に鍋敷きを取って、それで身をこすり、彼は灰の中に座りました。
8 ヨブは土器のかけらを取って自分の身をかき、また灰の中にすわった。
9 そこで彼の妻は彼に言いました。
「あなたはまだ潔白を保っているのですか。神を冒涜して、死になさい!」
10 しかし、彼は彼女に言いました。
「あなたは不敬な女の一人が話すようなことを言っている。
私達は神の手によって善を受け、悪を受けないのでしょうか。」
これほどのことがあっても、ヨブはそのくちびるで罪を犯しませんでした。
10 しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。
11 さて、ヨブの三人の友は彼に臨んだこのすべての悪を聞いて、それぞれ自分の所からやって来ました。
テマン人エリパズ、シュハ人ビルダド、ナマト人ゾファル。
彼らは共に約束をして、彼を嘆き、彼を慰めに来たのでした。
12 彼らは遠くから目を上げて、彼だとわからなかったので、声をあげて泣き、また、各自その外套を裂いて、頭の上に塵を投げて、天の方に向かいました。
13 そこで、彼らは七日七晩、彼とともに地の上に座っていましたが、誰も彼に一言も話しませんでした。


1 ある日のこと、神の子らが主の前に来て立ったとき、サタンもいっしょに来て、主の前に立った。
2 主はサタンに仰せられた。「おまえはどこから来たのか。」サタンは主に答えて言った。「地を行き巡り、そこを歩き回って来ました。」
3 主はサタンに仰せられた。「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいない。彼はなお、自分の誠実を堅く保っている。おまえは、わたしをそそのかして、何の理由もないのに彼を滅ぼそうとしたが。」
4 サタンは主に答えて言った。「皮のかわりには皮をもってします。人は自分のいのちの代わりには、すべての持ち物を与えるものです。
5 しかし、今あなたの手を伸べ、彼の骨と肉とを打ってください。彼はきっと、あなたをのろうに違いありません。」
6 主はサタンに仰せられた。「では、彼をおまえの手に任せる。ただ彼のいのちには触れるな。」
7 サタンは主の前から出て行き、ヨブの足の裏から頭の頂まで、悪性の腫瘍で彼を打った。
8 ヨブは土器のかけらを取って自分の身をかき、また灰の中にすわった。
9 すると彼の妻が彼に言った。「それでもなお、あなたは自分の誠実を堅く保つのですか。神をのろって死になさい。」
10 しかし、彼は彼女に言った。「あなたは愚かな女が言うようなことを言っている。私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいをも受けなければならないではないか。」ヨブはこのようになっても、罪を犯すようなことを口にしなかった。
11 そのうちに、ヨブの三人の友は、ヨブに降りかかったこのすべてのわざわいのことを聞き、それぞれ自分の所からたずねて来た。すなわち、テマン人ツォファルである。彼らはヨブに悔やみを言って慰めようと互いに打ち合わせて来た。
12 彼らは遠くから目を上げて彼を見たが、それがヨブであることが見分けられないほどだった。彼らは声をあげて泣き、おのおの、自分の上着を切り裂き、ちりを天に向かって投げ、自分の頭の上にまき散らした。
13 こうして、彼らは彼とともに七日七夜、地にすわっていたが、だれも一言も彼に話しかけなかった。彼の痛みがあまりにもひどいのを見たからである。


Again it fell upon a day, that the sons of God came to present themselves before the LORD, and Satan came also among them to present himself before the LORD.
2 And the LORD said unto Satan: 'From whence comest thou?' And Satan answered the LORD, and said: 'From going to and fro in the earth, and from walking up and down in it.'
3 And the LORD said unto Satan: 'Hast thou considered my servant Job, that there is none like him in the earth, a whole-hearted and an upright man, one that feareth God, and shunneth evil? and he still holdeth fast his integrity, although thou didst move Me against him, to destroy him without cause.'
4 And Satan answered the LORD, and said: 'Skin for skin, yea, all that a man hath will he give for his life.
5 But put forth Thy hand now, and touch his bone and his flesh, surely he will blaspheme Thee to Thy face.'
6 And the LORD said unto Satan: 'Behold, he is in thy hand; only spare his life.'
7 So Satan went forth from the presence of the LORD, and smote Job with sore boils from the sole of his foot even unto his crown.
8 And he took him a potsherd to scrape himself therewith; and he sat among the ashes.
9 Then said his wife unto him: 'Dost thou still hold fast thine integrity? blaspheme God, and die.'
10 But he said unto her: 'Thou speakest as one of the impious women speaketh. What? shall we receive good at the hand of God, and shall we not receive evil?' For all this did not Job sin with his lips. 
11 Now when Job's three friends heard of all this evil that was come upon him, they came every one from his own place, Eliphaz the Temanite, and Bildad the Shuhite, and Zophar the Naamathite; and they made an appointment together to come to bemoan him and to comfort him.
12 And when they lifted up their eyes afar off, and knew him not, they lifted up their voice, and wept; and they rent every one his mantle, and threw dust upon their heads toward heaven.
13 So they sat down with him upon the ground seven days and seven nights, and none spoke a word unto him; for they saw that his grief was very great.



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