高橋酒店は「与」の看板が目印!

群馬県前橋市・新前橋駅前の酒屋「高橋よ商店」です。群馬の地酒と各地の厳選地酒・本格焼酎、ワインはマキコレ。角打は17時〜

【飲み比べ】まめ農園雄町

2024-10-12 | 辻本店
辻本店・御前酒 まめ農園雄町

岡山県倉敷市「まめ農園」の雄町米を使用

9月の新宿で開催された
「岡山蔵元大集結〜お江戸にまたまた、雄町どうさまです!〜」の
トークセッションでご登壇されてた
篤農家の目黒貴之さんが米づくりをされています

御前酒だけでなく
両手でも足りないくらい酒蔵とお取引のある米農家さんです

以下
蔵元からの紹介文を引用します

江戸時代の干拓事業によってできた430年ほどの歴史のある圃場は
もともと川底に位置しミネラルが多く粒が細かな水捌けの良い土壌です
この地で農業や化学肥料に頼らない酒米栽培を土づくりから丁寧に心がけているのが
生産者の目黒貴之さんです

当蔵に分けていただいた
減農薬無施肥(特別栽培米)の雄町の特性を
できるだけ自然に、率直な発酵を心がけ
「御前酒まめ農園雄町」として2回目の醸造を行いました
2021年より契約栽培のはじまった
岡山県倉敷市「まめ農園」のセカンドヴィンテージになります

今回のR4BYは常温で感じる苦味・渋味が40℃で柔らかくなり
45℃で野趣あふれる味わいに膨らみます

熟成の異なるR3BYとの違いも雄町のバラエティになりました
力強く葉を広げ全身で太陽を受け止めようとする健康的な稲穂の印象が
そのままこの酒の味わいになっているような気がします

米作りに思いを馳せられる酒であれたら嬉しいです

以上

今回R4BYの1.8Lと720mlとR3BYの1.8Lが入荷しています

常温で含むと
ほのかに感じられる酸味と
口当たり柔らかな旨味のあとに
苦味と渋味があります

常温や熱燗で飲んでみたり
しばらく冷暗所で熟成させるのも良いのでは

自分なりに色々試して楽しめる酒質と思います

R4BY
精米歩合65%、きょうかい9号酵母、日本酒度+10、酸度1.3、アミノ酸度1.6、ALC.15%
¥3520/1.8L ¥1980/720ml.込

R3BY
精米歩合65%、きょうかい9号酵母、日本酒度+7、酸度1.3、アミノ酸度1.7、ALC.15%
¥3520/1.8L.込

そうそう
試しに電子レンジで
熱めに温めて
冷めていく過程で自分好みの温度を探りました

事務所のレンジ使ったのですが
居間で夕食時に飲む時と同じように温めたですが
温度が80度以上になってしまいました😅

こんなはずでは。。。

熱すぎると飲めませんし
飲める温度になっても
味がシャープすぎて
酒本来の旨味が分かりません

で、
50℃ほどで
口中に旨味が広がり
40〜45℃くらいが
この酒が持っている複雑味のある味わいが感じられました

最初から40℃とか狙うと
飲みだしたら直ぐに冷たくなっちゃうんで
個人的には上げて冷ます方が好き

時間はかかるけど
先に酒の用意をして
段取りよく手順をふめば
食卓が整うころに
飲み頃になってるんじゃないかと
妄想しましたyo



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御前酒・乳酸菌マシマシ菩提酛

2024-06-13 | 辻本店
御前酒を醸す辻本店さんから
菩提配の新境地を開拓する3か月連続企画

以下 蔵元より

菩提酛は約40年前に御前酒での復元醸造がされて以降
発祥の地・奈良をはじめ
いまや全国各地の酒蔵で取り組まれる製造技 法となりました
(一部は「水酛」などの名称を使用)

菩提酛はまだまだ一般的な製法とは言えませんが
これから他の製法と同様に普遍化していくはずです

復元蔵として
今まで以上に菩提酛を知っていただく機会を数多くつくりたいと考えています


 令和5酒造年度で特別醸造酒
「雄町3部作」シリーズが帰ってきました

テーマはずばり「菩提酛」です

2026年に目指す御前酒での
「全量菩提酛造り」に向けて菩提酛の可能性を探り
菩提酛の礎を築いた先人に敬意 (=オマージュ)を込めた3種を6~8月の3か月連続企画

【御前酒雄町3部作~菩提酛オマージュ篇~】を通じて
菩提酛に対して様々なイメージを持っている方にも
菩提酛がはじめての方にも
古典的醸造技法の素晴らしさを存分に楽しんでいただけたら幸いです

挑戦的な醸造方法によって新境地を開拓する色彩豊かな3種です
菩提酛にかける御前酒の酒造りへの情熱を込めて皆様にお届けします

<3種共通>
使用米:岡山県産雄町100%(瀬戸産・西大寺「夢ファーム」産) 精米歩合:65%

使用酵母: きょうかい1401号 (8月頒布酒は酵母無添加) アルコール度数: 未定(上槽後に決定)

 

6月頒布・特別醸造酒【乳酸菌増々菩提配】

菩提酛の特徴は「そやし水」と呼ばれる乳酸酸性水を仕込み水の代わりに用いることです

通常は酒母のみのところ、そやし水を2倍にして
添え仕込みでも使用することにより
天然乳酸菌由来の爽やかな酸や出汁のような多層的な風味を狙いました

この醸造方法の基礎には
昨シーズンに生酸菌(乳酸菌の一種)の異常増殖によって酸度が急上昇したトラブルがあります

予期せぬ乳酸菌の混入による偶然の産物ではなく
技術的な操作によって
新しい味わいの創出を目指します

以上

以下 杜氏より
「面白い酒質になりました。
そやし水2倍で酸っぱさが加わるイメージでしてが
『乳酸菌の旨味としての酸の厚み』が感じられます。
菩提酛の味わいのボリューム感がしっかりとしています。
出汁を口にしているかのような『箸が進む酒』です」

酒好きの好奇心をくすぐる面白い企画

土田酒造も菩提酛で酒造りをしておりますが
完成形をどこにもってくるか
蔵の考え方がハッキリと味わいに表れてると思います

幾重にも感じられる旨味は
食事とも相性よい辛口な印象

何故か
からだが喜ぶような
飲んでるとそんな気になる😊不思議

ぜひ群馬の左党の皆さんに
楽しんでもらえたらと思っています

岡山県産雄町65%精米(瀬戸産・西大寺「夢ファーム」産)、きょうかい1401号、ALC.17%

¥3520/1.8L ¥1980/720ml.込










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辻本店・御前酒

2023-12-04 | 辻本店
岡山県より
辻本店さんの御前酒というお酒の取り扱いを始めました

全量を
岡山を代表する酒造好適米「雄町」x「菩提酛」で醸します

「雄町」と「菩提酛」縛りで
癖が強めと思われる酒造りをする蔵元で
知識不足で正直なとこ
蔵元も銘柄名も全く知りませんでした

扱う気も正直無くて
サンプルを飲んで断ろうかと思っていたのですが
菩提酛のクセ(匂い)よりも
想像以上に味わいが良くて
翌日もまた飲みたくなったので

自分と同じように感じる人を群馬で発掘したいと思い
お取り引きをお願いした次第です


新酒の生酒とお燗酒の2銘柄を
小心者なのでチビチビと仕入れました
ぜひお試しください

よろしくお願いいたします


御前酒1859生(紺色)
1859年、岡山の地で酒米「雄町」の歴史がはじまりました。
そして全国に先駆けて当蔵で再現・製造に取り組んだ
古代製法「菩提酛」。
御前酒のさらなる醇化に向けて「御前酒1859」から
全量「雄町x菩提酛」で醸すことを目指します。(裏ラベル)

菩提酛純米無濾過生原酒
65%精米、1401号酵母、alc15%
¥3080/1.8L ¥1540/720ml.込


もう一つは
「御前酒まめ農園雄町」

環境保全型農業に取り組む「まめ農園」では
農薬や化学肥料に頼らない雄町の栽培を土づくりから丁寧に手掛けています。
2021年より契約栽培が始まり
力強く健康的で野生味のある稲穂の印象が
そのまま酒の味わいになって表れている気がします。
推奨温度は幅広く、特に燗酒での癒しは格別です。
開栓後は常温でほったらかしでも構いません。
それを許してくれる昔からの相棒のような安心感、芯の強さがとても魅力的です。(蔵元抜粋)

65%精米、日本酒度+9.0、酸度1.9、alc15%、きょうかい9号
¥3520/1.8L.込

いかがでしょうか

まずは2銘柄取り寄せましたが
まだまだ色々ございます

少しずつですがご紹介してまいりますので
今後ともよろしくお願いいたします!



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