横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

今までの活動状況は左サイドメニュのブックマークから旧ブロブに移行できます。

横浜黒船研究会 第22回オンライン(第199回定例会)講演会開催のお知らせ 会員 酒井 逸朗氏氏 講演題目: 技術用語から見た我が国への西洋文明の流れ

2022-05-01 09:07:25 | 終了した講演会

講演は終了いたしましたが、講演動画録画を含めた関係資料を下記のサイトに収めてありますので

参加できなかった方方も資料をダウンロードしてご視聴等いただければと思います。

下記をダブルクリック

講演資料

横浜黒船研究会 (オンライン講演会)

皆様、

 新型コロナの第7波の到来が心配な状況でありますので、5月8日に引き続き

オンライン講演会の開催を実施し行くことにいたしました。皆様のご協力とご了承をお願いいたします。

前回までと同様に、どなたでも参加は簡単ですのでカメラ付きのパソコンを準備のうえ、

5月8日(日)午後13時30分から受付開始といたしますので 

下記指定サイトをダブルクリックして参加していただきますようお願いいたします。

 

初心者の方でもどなたでもご参加いただけますように、会員の清水 隆博氏のご協力にて

オンライン講演会操作マニュアルを作成していただきましたので、

マニュアルを添付参照の上ふるってご参加いただきたいと思います。

 

https://yokhamakurohunerschsociety.my.webex.com/meet/nakayama.shouichi

 

 

講演資料:ご参加の方は下記をクリックしてサイトから資料をダウンロード願います。

クリック;講演資料

 

技術用語から見た我が国への西洋文明の流れ

漢訳理工図書とお雇い外国人教師の英語との橋渡し Word File

 

**************************************

 

新型コロナウイルス対策としての

第22回オンライン(第199回定例会)講演会開催のお知らせ

 

日 時:令和4年 5月8日(第二日曜日) 

14:00~16:00  (13:30 アクセス入場開始)

 

場 所:各自宅パソコン前

参加費: 無料

 

研究発表会

 

13:30  受付開始 

参加者は自宅よりカメラ付きパソコンから下記サイトにアクセスして、どなたでも参加は簡単です、

時間になりましたら下記をダブルクリックしてください。

世話人が応対して誘導いたします。 

なおオンライン講演会操作マニュアルを事前に参照しておいてください

(下記をダブルクリック):

 

https://yokhamakurohunerschsociety.my.webex.com/meet/nakayama.shouichi

 

14:00~14:05  開会のごあいさつ

14:05~15:30 

発表者 横浜黒船研究会 会員 酒井 逸朗氏氏

 

講演題目: 技術用語から見た我が国への西洋文明の流れ

―――漢訳理工図書とお雇い外国人教師の英語との橋渡し―――

 

 我が国への西洋文明の流れについてみるとき、大別すると幕末から明治維新にかけて、中国から漢訳理工図書の流入があり、

ペリー来航後の開国に至り、お雇い外国人教師による工部大学校が開設されることとなった。

当授業は当然のこととして、英語でなされることとなった。工部大学校の学生の大部分は武士または、

武士の息子たちであり、漢書を理解する能力を身に着けていた。しかし、英語の授業に出てくる技術用語の漢語との対応では苦労した。

前述の漢訳理工図書に使用されている漢語の多くは、日本語にはないものは殆どであった。

 

 漢訳理工図書は主に、アヘン戦争後に入華した欧米の宣教師たちが、布教をスムースに行う手段として、

中国における西欧の知識を普及させるうえで有効と考え、中国の知識レベルの高い者を雇い入れ、漢訳が行われた。

その一部が我が国にも流れ、幕末の雄藩はそれを入手して、西欧文明を理解させた。

その一例が佐賀藩の我が国の最初の蒸気船凌風丸が1865年に竣工した。

 

 お雇い外国人教師の人選については、伊藤博文を含む長州ファイブと、縁のあるジャーディン・マセソンが関係することとなる。

岩倉使節団が英国を訪問をした折に、随行員である林董とジャーディン・マセソンが打ち合わせし、

エジンバラ大学教授のW.ランキンの推薦でダイアーを団長とする教授陣が我が国に到着することとなった。

 工部大学校では、学生が提出する卒業論文は英語で書かれた。時間が下り工部大学校卒業生の授業においても、

英語でなされた例がある。その理由は英語の技術用語に対応する日本語が定まっていなかったのである。

それでは困ることとなり、漢語と英語の間の辞書が必要となり、明治以降順次改訂版が発行されることとなり、

新しい科学技術を身に着けるうえで大きな役割を果たした。その一端を報告することとする。

なおこの技術用語の歴史的な変遷に、筆者が興味をもった切っ掛けは、次のとおりである。あることを調べていた折、

国立国語研究所発行の「専門語の諸問題」秀英出版 昭和56年2月発行 に出会ったことである。

                                     

15:30~16:00  質疑応答

 

以上

 

横浜黒船研究会

事務局長

村上 隆

横浜市港北区錦が丘7番18号

電話:045-439-6652

携帯:080-4868-8650

当会のホームペイジ:

横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society) (goo.ne.jp)

 

この記事についてブログを書く
« 横浜黒船研究会第21回オン... | トップ | 横浜黒船研究会 第23回オ... »

終了した講演会」カテゴリの最新記事