わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
金子みすゞ~の詩から引用
金子みすゞさんの有名な詩です。
ご存知の方は、多いかと思います。
私のご近所の方は、「皆、誰でも良い所が必ずあるのよ・・」そう言ってました。
あなたの良い所は分かる? 「自慢をしないところ」
ある別な方の事を、「あの人は、声が凄くいいわ~」
お茶をしながらこんな会話をしました。
とかく人のうわさ話や、悪口など・・をしていまいがちです。
でも、私の好きなこの方は、必ず人の良い所を見つけて、褒めてあげるんです。
こんな人がお母さんだったら、さぞいい子が育つだろう!
そして、この詩が頭に浮かんできたのです。
皆、それぞれ違う個性だけれど、みんなちがって、みんないい
私は子育てはとっくに終わり、もうすでにいい歳になっていますが、子育て中のお母さん~
この詩を是非、ゆっくり読んで見てください。
もう一度、子育てをやり直したい母より・・