「寄り添う」という言葉が流行っているように思う。
「寄り添う」ことでいい場合とそうでない場合がある。
寄り添うというのは「共感」ではないかと思っている。
仕事がらみのときには「寄り添う」ことは基本的には意味がないと思う。
例えば、医者は患者に寄り添うことが目的ではない。
治療すること、病気を治すことである。
弁護士も同じである。
依頼者の権利を護ること、そのためにいいたいこと、したいことを
事実に基づき法律的に構成することである。
事実を無視したり、寄り添って言いなりになり法律構成しなければ、土俵にも上れない。
そういうふうに行動していないのが大多数のようにみえる。
そんなことをあれこれ考え、少々暗くなった。