土曜日は朝から雨がしとしと降っていたが開催しました。
東北大震災で自粛ムードがおおきいなか神事を粛々とこなしていきました。
日曜日は晴れて、桜も満開でした。
青い空に映える赤幕。
夜には提灯をつけて運行します。
若い衆が山車を囲んで歌を歌います。
祭礼中には義援金もつのりました。
今年は100年に一度という規模の台輪(山車の足回りで輪をささえるフレーム)の
修理も無事に完了し、大々的にお披露目したい気持ちを少し控えめにして
完成した大事な山車を曳きまわしました。
僕は、現役を2000年に退いて11年。。たくましく育った後輩たちを昨年から5年ぶりに
目の当たりに見ることができ今年も非常にうれしいお祭でした。
交通整理とか裏方仕事にまわってみると少しさびしい気はしますが、
こうして自分たちが現役で思う存分祭を楽しんでたときには誰かが
裏方でささえてくれてたんだろうね。。。
20年くらい前にはとてもおおちゃくで手がつけられなかった若いやつが
今年で現役引退の年となりました。
「今日で祭がおわりかな。。。」
さびしそうにつぶやく後輩に
「みんなおんなじ気持ちで後輩にたくしていくんだ」
って答えました。
「また、来年会おう!」
人々の輪(和)が、今の時代にやっぱり一番大事なものなんだね。