読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1674ページ
富士山さんは思春期(1) (アクションコミックス)
☆☆☆ 富士山牧央、三里三中2年1組、181cm。上場某、同中2年2組、160cm。幼馴染の凸凹コンビが付き合うことになって・・・というちょっとHな甘酸っぱ~い青春物。タイトルは「富士山さん」だけど、『上場くんは思春期』と名づけた方がいいくらい、ほとんど男目線。上場くんは勢いと本能で交際を申し込んだけど、見栄が邪魔してまだ周囲には秘密。これからそのあたりが問題になりそうな予感。そして、富士山さんはどうして交際OKしたのか?その辺の心理なんかも含めて今後に期待。
読了日:09月21日 著者:オジロ マコト
乱と灰色の世界 6巻 (ビームコミックス)
☆☆☆☆ うぅっ、凰太郎が~(泣)。このところ日比株急上昇だったとはいえ、やっぱり凰太郎ひいきだったので、この結果は実に哀しい。最後の最後で人生の後始末をする凰太郎。死に臨んで良い人になったと思ったら、「乱は僕のものだ。ずっと、僕のものだ」って・・・最後まで凰太郎は凰太郎だった。ぶれないなぁ。思いも通じて、案外幸せ者だったかも。残された乱を思うとかわいそうだけど、まだ10歳。きっと、これを乗り越えて日比と共に成長していくんだろうなぁ・・・また、そこが切なかったりする。
読了日:09月19日 著者:入江亜季
高杉さん家のおべんとう6 (フラッパーコミックス)
☆☆☆ ありゃりゃりゃ、振られたか!へたれだし、タイミングは悪いし、運は悪いし、生活が久留里中心だし、まぁ、仕方ないよね。それにしても、過去を振り切って前へ進む女と、ぐずぐず泣く男・・・ハァ、面倒臭っ。久留里が大人になったとか、感慨に耽れるほど大人か!っての。久留里の気持ちにも一生気付かなそう。久留里はこれからどんどん成長していきそうだけど、ハルの方はどうかなぁ?振られて、一皮むけるといいんだけど・・・主人公二人のキャラにあんまり魅力を感じないんで、読むのがつらくなってきた。
読了日:09月19日 著者:柳原 望
高杉さん家のおべんとう 5 (フラッパー)
☆☆☆ 大学講師の公募で小坂さんに負けてしまったハル。ま、小坂さんの授業の方が面白そうだもん。だいたい、負けたことをずるずると引きずってる所がダメなんだよ。真面目だし、ちょっとずれたところはあるけど優しいし、良い奴なんだけど、あと一歩シャキっとしない残念な奴。卒論提出をあと一歩で逃した元。こいつも残念な奴、その2。それに比べて、小坂さんとか香山三代とか、女性陣のしっかりしてること!小坂さんに今のハルではもったいなさ過ぎ。丸宮父初登場。なかなか魅力的なキャラ。てか、高杉家より、丸宮家の方が面白いんですけど。
読了日:09月18日 著者:柳原 望
高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
☆☆☆ 久留里に新たなお友達登場。何気に対人スキルが上がってる。ソノカいい子だ。ラオス編。フィールドワークにちょこちょこ連れてってもらって羨ましい限り。普通はないでしょ?しかし、風谷ゼミって、フィールドワークにかこつけて遊びに行ってるようにしか見えないなぁ・・・^^;
読了日:09月17日 著者:柳原 望
高杉さん家のおべんとう 3 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
☆☆☆ お邪魔虫キャラ、丸宮兄の素っ頓狂な暴走ぶりが可笑しい。小坂さんは天然で気付いてないし、恋敵ハルもずれた天然っぷりで肩すかし。一人で突っ走ってる丸宮兄を暖かく見守る丸宮弟。大人だなぁ・・・。あやや、メンデルの法則が出て来た!定番だけど、このあとの展開も定番に・・・なんてのだけは勘弁して欲しい。そんなありきたり展開になったら、この漫画のテーマが台無し!サンマの炊き込みごはん、旨そ。季節だし、今度挑戦してみよう!
読了日:09月17日 著者:柳原 望
高杉さん家のおべんとう 2 (MFコミックス)
☆☆☆ ハルと久留里も少しづつ家族らしくなって来た・・・てか、久留里ちゃんハルにLOVE?でも、『うさぎドロップ』のパターンはイヤだなぁ。小坂さんを応援したい。が、強力ライバル登場!三角(もしかしたら四角?)関係が面白くなりそう。久留里は友達も出来たし、どんどん世界を広げなきゃ。子どものうちからこんなに所帯じみてて良いのか?底値に掛ける中学生、って何かヤダ!
読了日:09月17日 著者:柳原望
高杉さん家のおべんとう 1
☆☆☆ 博士号取っても就職も出来ないヘタレ三十男が、いとこの女子中学生を引き取ることになって悪戦苦闘しながらも、弁当を通じて心を通わせていく話。そもそも、独り身の男が女の子を引き取れるのだろうか!?(児童相談所は何してるんだ?)っていう基本的な疑問が沸くが、話は結構面白い。ヘタレなハルと内向的な久留里、とストレートな香山母娘、癒し系だけど意外とお役立ちな妄想娘の小坂さんと、それぞれのキャラが立ってて話のテンポがよい。弁当の蘊蓄はお役立ち情報。もっとも、我が家には誰もお弁当を必要とする人間はいないが・・・。
読了日:09月17日 著者:柳原 望
中野京子が語る 橋をめぐる物語
☆☆☆ 古今東西の様々な橋に関する蘊蓄集。絵や歴史だけではない中野氏の博覧強記ぶりがすごい。『橋』にはあんまり興味が沸かないので、最初は取っ付きにくかったが、相変わらずの中野節に引き込まれてサラッと読了。ポンテ・ヴェッキオやロンドン橋のような有名どころより、鳴門ドイツ橋やテイ鉄道橋のようなマイナーな話の方が面白かった。一番はブリューゲルの『悪女フリート』の画中に出てくる地獄の橋を解説した「地獄も何のその」。やっぱり、絵の解説になると筆が冴える。
読了日:09月17日 著者:中野 京子
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