2013年12月9日 - 2013年12月15日の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:5218ページ
イミテーション・プリンセス〈2〉 (レジーナブックス)
☆☆+☆半分 伏線回収編。リディアが何故箱入りなのか?とか、何故黒髪なのか?、身代わりのお姫様はどうなった?とかきちんと回収されてました。そこは評価。とはいえ、そんなに意外性のある展開でもなく、ラストは神様を持ち出してメデタシなのはチョッとずるい気も・・・まぁ、ファンタジーですから終わり良ければすべて良しです。個人的には王様より宰相の方がお買い得だと思うのですが。あの二人なら中々楽しい人生を送れそうなのに勿体無い。
読了日:12月15日 著者:
天都 しずる
イミテーション・プリンセス (レジーナブックス)
☆☆☆ 生まれてからほとんど家から出たことのない箱入り公爵令嬢が、王様の頼みに応えて婚約者である隣国の姫の役をすることになる・・・って言う良くある話なのだが、キャラが良く動いてるので読んでて楽しかった。後宮やお祈りのようなイスラムっぽい要素と、舞踏会とか公爵のようなヨーロッパ的要素がごった煮になった世界設定も面白い。ただ、世間知らずのリディアが後宮のドロドロした人間関係を上手く渡りすぎ!な点は突っ込みたい。そして最大の疑問“何故箱入り?”は次巻へのお楽しみのようです。
読了日:12月15日 著者:
天都 しずる
公爵シルヴェスターの憂い (MIRA文庫)
☆☆ オースティンに比べるべくもない。かといって今時のヒストリカルロマンスほど心理描写がはっきりしてるわけでもないので、今一キャラクターにのめり込めず。箇条書きのような情景描写や大時代な言い回しも読みにくい。ストーリーのテンポも悪くて、だらだら感が否めなかった。この作者の本は何冊か読んだが、これが一番退屈だった。半分の厚さで良いくらいの内容。
読了日:12月13日 著者:
ジョージェット ヘイヤー
毒吐姫と星の石 (電撃文庫)
☆☆☆ 『ミミズク』続編。前作には及ばないもののそこそこ面白かった。王子の嫁取りという粗筋からちょっとロマンチックな内容を想像していたが、肝心の嫁さんには色気ゼロで毒舌(もっとも、あの啖呵は意外と痛快)。虐待された野良猫を手なずけてる優しい青年の話と言った印象。読中、今時の騒がしいアニメを見ているような気分になる。
読了日:12月13日 著者:
紅玉 いづき
BILLY BAT(12) (モーニングKC)
☆☆☆ 幼かったケヴィンが次のコウモリを継ぐ者。彼が最後の一人らしい。狙われるケヴィン。スミス、アケチ、来栖再登場。話も大詰めに入ったか!?チャック・カルキンはヒトラーに繋がっていた。なら、彼のビリーバットが良い者の訳がない。作者はかのネズミーランドに何か含むところでもあるのかな^^;
読了日:12月10日 著者:
浦沢 直樹,長崎 尚志
BILLY BAT(11) (モーニングKC)
☆☆☆ 光森村編終了。だけど、ものすごい終わり方。主要人物がみんな退場。容赦ないなぁ。謎はもう一人のケヴィンに引き継がれる。
読了日:12月10日 著者:
浦沢 直樹,長崎 尚志
BILLY BAT(10) (モーニングKC)
☆☆☆ 1924年、ロスで起こる日本人連続殺人事件。犯人を追うデヴィヴィエ刑事だったが・・・。光森村に現れた外人ヘンリーの父ちゃんの話。いろんなキャラクターといろんな時代が絡み合ってだんだんややこしくなってきた。
読了日:12月10日 著者:
浦沢 直樹,長崎 尚志
海月姫(11) (講談社コミックスキス)
☆☆☆ 新キャラ登場。日本ファッション界を食い尽くす中国ファッション界のドン、フィッシュ社長。今の日本の状況を端的に現してるなぁ。月海込みで買収されちゃうのか!?おまけマンガともども続きが気になる。
読了日:12月10日 著者:
東村 アキコ
トルコで私も考えた 2 (ヤングユーコミックスワイド版)
☆☆☆ 1巻は観光客気分が抜け切らない感じだったけど、2巻はトルコ人の旦那さんと結婚してからの話なので、内から見たトルコという感じ。生活文化の違いがとても興味深い。飯が美味そうなのが何とも・・・いってみたいなぁ~
読了日:12月10日 著者:
高橋 由佳利
山田太郎ものがたり 全15巻完結(あすかコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
☆☆☆☆ 何度目かの再読。久しぶりに読んでもやっぱり面白い。1巻目はかあちゃんがちょっとウザッと思ったものの、2巻目からは森永さんの筆もノリノリな感じで普通に爆笑。昔は御村とよし子のカップルが気になったけど、今は五子がお気に入り。あのドライさ、好きだわぁ。
読了日:12月10日 著者:
森永あい
MAMA (電撃文庫)
☆☆☆ 『ミミズク』が良かったので作家読み。人食い魔物のママになった孤独な女の子の話。よくある魔物と人間とのラブかと思ったら・・・本当に母子愛の話にだった。定番通りに話が運ばないところが良いが、自分の親を拒否しといてそれはないだろうと思うところも。続編の『AND』で登場人物のその後が分かってうれしい。ティーランがお気に入り。番外編があると良いのに。
読了日:12月10日 著者:
紅玉 いづき
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