漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2013年12月23日~12月29日)

2013年12月30日 18時24分15秒 | Weblog
2013年12月23日 - 2013年12月29日の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:648ページ

天使と悪魔 (中) (角川文庫)天使と悪魔 (中) (角川文庫)
☆☆☆☆ 拉致され惨殺される枢機卿。ラングトン教授の謎解き。息もつかせぬ展開で、三巻中一番面白い。一気読みだった。ローマの名だたる名所や芸術が出てくるので観光気分も。イタリアに行きたくなった。
読了日:12月29日 著者:ダン・ブラウン

天使と悪魔 (上) (角川文庫)天使と悪魔 (上) (角川文庫)
☆☆☆☆ 映画の「ダ・ヴィンチ・コード」しか見てないので、本では初ブラウン。衝撃的な殺人から始まる導入部。最初からぐいぐい引き込まれた。謎の秘密結社や宗教が絡んだ陰謀物語は「ダ・ヴィンチ・コード」と被るが、セルンという実在の組織を対立軸に置くことでリアリティと面白さが増してる。ただ、バチカンの警備責任者のほとんどバカ?としか言いようのない石頭振りには突っ込みを入れたくなった。ところで、反物質と聞いてダークマターを思い出したが、違うものなのだろうか?
読了日:12月29日 著者:ダン・ブラウン

読書メーター

読書メーターまとめ(2013年12月16日~12月22日)

2013年12月24日 17時31分27秒 | 読書メーターまとめ
2013年12月16日 - 2013年12月22日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1334ページ

死者の短剣 地平線<下> (創元推理文庫)死者の短剣 地平線<下> (創元推理文庫)
☆☆☆☆ 陸路、故郷へ帰る旅。最初3人だった行きの旅が、帰りはとうとう19人に!さらに途中で地の民一家4人を拾って総勢23人(だよね?)で北を目指す一行。が、悪鬼の脅威はここにも・・・。息つかせぬ展開で大団円へ。さすがです。この4部作を通して一番変わったのはフォーンの兄フィット。最初視野が狭くて浅はかな若者だった彼が、勇気と知恵を備えた夫へと変貌。意外な商才まで見せて、土地持ちのベリーとともにフォーンたちの安住の地を作る・・・うまくいき過ぎだけど、お話はメデタシが一番なので、まぁいいか^^;
読了日:12月21日 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド

死者の短剣 地平線<上> (創元推理文庫)死者の短剣 地平線<上> (創元推理文庫)
☆☆☆☆ タグとフォーンはフィットたちと別れて≪新月湖≫の基礎継ぎの匠アルカディに弟子入りし、医術の匠を目指して修行に励むが・・・。この上下で終わりとは思えないほど二人の前には問題が山積み。地の民と湖の民の結婚を受け入れてくれる人は少ないし、タグの医療の技も中途半端。安住の地も見つからない。悪鬼の脅威の問題も。が、次々と降りかかるトラブルにも負けない二人。最終的にはうま~く解決されていく。冷静に考えるとかなりなご都合主義なんだけど、そう思わせないビジョルドの筆力はさすが。潔癖症のアルカディがいい味出してる
読了日:12月21日 著者:ロイス・マクマスター・ビジョルド

眠れないほど面白い『古事記』: 愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語 (王様文庫)眠れないほど面白い『古事記』: 愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語 (王様文庫)
☆☆☆ 今まで様々な形で断片的には読んでいた古事記だが、一応時系列順に通しで読んだのは、これが初めてじゃないだろうか?イザナギ・イザナミのちょっとエロイ表現、国譲りに至るまでのアマテラス系の神々の横暴、神功皇后の新羅遠征、履中~雄略~清寧・仁賢天皇たちの血で血を洗う後継者争い・・・それぞれのエピソードは短いのだけど、行間をいろいろ想像できてすごく面白かった。歴史家間で百家争鳴なのもうなずける。最新研究による古代史の本が読みたくなった。
読了日:12月21日 著者:由良 弥生

ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)
☆☆☆☆ カルタでは惜敗の新、恋では先手一勝!意外と手が早い。太一出遅れてるよ。イケメンなのに何気に外してるところが・・・残念な奴だよなぁ。今までただ強いとしか認識してなかった周防のキャラが見えてきた。変態の上にドS?^^;。詩織の家庭事情も複雑そう。この巻はキャラの周辺がいろいろ描かれていて、その人間模様が楽しい。
読了日:12月18日 著者:末次 由紀

ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(22) (Be・Loveコミックス)
☆☆☆ 原田先生と新の挑戦者決定戦。見ごたえあるわぁ。前巻から原田先生株急上昇!
読了日:12月18日 著者:末次 由紀

読書メーター

読書メーターまとめ(2013年12月9日~12月15日)

2013年12月17日 01時20分37秒 | 読書メーターまとめ
2013年12月9日 - 2013年12月15日の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:5218ページ

イミテーション・プリンセス〈2〉 (レジーナブックス)イミテーション・プリンセス〈2〉 (レジーナブックス)
☆☆+☆半分 伏線回収編。リディアが何故箱入りなのか?とか、何故黒髪なのか?、身代わりのお姫様はどうなった?とかきちんと回収されてました。そこは評価。とはいえ、そんなに意外性のある展開でもなく、ラストは神様を持ち出してメデタシなのはチョッとずるい気も・・・まぁ、ファンタジーですから終わり良ければすべて良しです。個人的には王様より宰相の方がお買い得だと思うのですが。あの二人なら中々楽しい人生を送れそうなのに勿体無い。
読了日:12月15日 著者:天都 しずる

イミテーション・プリンセス (レジーナブックス)イミテーション・プリンセス (レジーナブックス)
☆☆☆ 生まれてからほとんど家から出たことのない箱入り公爵令嬢が、王様の頼みに応えて婚約者である隣国の姫の役をすることになる・・・って言う良くある話なのだが、キャラが良く動いてるので読んでて楽しかった。後宮やお祈りのようなイスラムっぽい要素と、舞踏会とか公爵のようなヨーロッパ的要素がごった煮になった世界設定も面白い。ただ、世間知らずのリディアが後宮のドロドロした人間関係を上手く渡りすぎ!な点は突っ込みたい。そして最大の疑問“何故箱入り?”は次巻へのお楽しみのようです。
読了日:12月15日 著者:天都 しずる

公爵シルヴェスターの憂い (MIRA文庫)公爵シルヴェスターの憂い (MIRA文庫)
☆☆ オースティンに比べるべくもない。かといって今時のヒストリカルロマンスほど心理描写がはっきりしてるわけでもないので、今一キャラクターにのめり込めず。箇条書きのような情景描写や大時代な言い回しも読みにくい。ストーリーのテンポも悪くて、だらだら感が否めなかった。この作者の本は何冊か読んだが、これが一番退屈だった。半分の厚さで良いくらいの内容。
読了日:12月13日 著者:ジョージェット ヘイヤー

毒吐姫と星の石 (電撃文庫)毒吐姫と星の石 (電撃文庫)
☆☆☆ 『ミミズク』続編。前作には及ばないもののそこそこ面白かった。王子の嫁取りという粗筋からちょっとロマンチックな内容を想像していたが、肝心の嫁さんには色気ゼロで毒舌(もっとも、あの啖呵は意外と痛快)。虐待された野良猫を手なずけてる優しい青年の話と言った印象。読中、今時の騒がしいアニメを見ているような気分になる。
読了日:12月13日 著者:紅玉 いづき

BILLY BAT(12) (モーニングKC)BILLY BAT(12) (モーニングKC)
☆☆☆ 幼かったケヴィンが次のコウモリを継ぐ者。彼が最後の一人らしい。狙われるケヴィン。スミス、アケチ、来栖再登場。話も大詰めに入ったか!?チャック・カルキンはヒトラーに繋がっていた。なら、彼のビリーバットが良い者の訳がない。作者はかのネズミーランドに何か含むところでもあるのかな^^;
読了日:12月10日 著者:浦沢 直樹,長崎 尚志

BILLY BAT(11) (モーニングKC)BILLY BAT(11) (モーニングKC)
☆☆☆ 光森村編終了。だけど、ものすごい終わり方。主要人物がみんな退場。容赦ないなぁ。謎はもう一人のケヴィンに引き継がれる。
読了日:12月10日 著者:浦沢 直樹,長崎 尚志


BILLY BAT(10) (モーニングKC)BILLY BAT(10) (モーニングKC)
☆☆☆ 1924年、ロスで起こる日本人連続殺人事件。犯人を追うデヴィヴィエ刑事だったが・・・。光森村に現れた外人ヘンリーの父ちゃんの話。いろんなキャラクターといろんな時代が絡み合ってだんだんややこしくなってきた。
読了日:12月10日 著者:浦沢 直樹,長崎 尚志

海月姫(11) (講談社コミックスキス)海月姫(11) (講談社コミックスキス)
☆☆☆ 新キャラ登場。日本ファッション界を食い尽くす中国ファッション界のドン、フィッシュ社長。今の日本の状況を端的に現してるなぁ。月海込みで買収されちゃうのか!?おまけマンガともども続きが気になる。
読了日:12月10日 著者:東村 アキコ

トルコで私も考えた 2 (ヤングユーコミックスワイド版)トルコで私も考えた 2 (ヤングユーコミックスワイド版)
☆☆☆ 1巻は観光客気分が抜け切らない感じだったけど、2巻はトルコ人の旦那さんと結婚してからの話なので、内から見たトルコという感じ。生活文化の違いがとても興味深い。飯が美味そうなのが何とも・・・いってみたいなぁ~
読了日:12月10日 著者:高橋 由佳利

山田太郎ものがたり 全15巻完結(あすかコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]山田太郎ものがたり 全15巻完結(あすかコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
☆☆☆☆ 何度目かの再読。久しぶりに読んでもやっぱり面白い。1巻目はかあちゃんがちょっとウザッと思ったものの、2巻目からは森永さんの筆もノリノリな感じで普通に爆笑。昔は御村とよし子のカップルが気になったけど、今は五子がお気に入り。あのドライさ、好きだわぁ。
読了日:12月10日 著者:森永あい

MAMA (電撃文庫)MAMA (電撃文庫)
☆☆☆ 『ミミズク』が良かったので作家読み。人食い魔物のママになった孤独な女の子の話。よくある魔物と人間とのラブかと思ったら・・・本当に母子愛の話にだった。定番通りに話が運ばないところが良いが、自分の親を拒否しといてそれはないだろうと思うところも。続編の『AND』で登場人物のその後が分かってうれしい。ティーランがお気に入り。番外編があると良いのに。
読了日:12月10日 著者:紅玉 いづき

読書メーター

読書メーターまとめ(2013年12月2日~12月8日)

2013年12月10日 15時59分32秒 | 読書メーターまとめ
2013年12月2日 - 2013年12月8日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1367ページ

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
☆☆☆ 冒頭の少女(ミミズク)の間延びした話し方にイラついたが、すぐに物語りに引き込まれた。辛いとか哀しいといことを感じいほど虐げられてきた少女が、森の魔物と暮らすうちに愛や優しさを覚えていく過程が感動的。ミミズクの魔王を思う気持ちに思わずウルッ。ラストはミミズクとフクロウも王様と王子も納まるべきところに納まってメデタシ、メデタシ。質の良いおとぎ話でした。読了日:12月07日 著者:紅玉 いづき

太陽王と灰色の王妃 (レジーナ文庫)太陽王と灰色の王妃 (レジーナ文庫)
☆☆☆ 才色兼備の姉の影で育った内気なお姫様が大国の王に見初められて嫁入りするが、彼には思い人がいて・・・って言う王道御伽噺。コテコテだけど、姫のけなげな内面が良く描写されていて思わずウルッ!やっぱりこの手の王道ストーリーはキャラ描写が大事なだぁ。ニブチンな王様より騎士コンラートの方が何ぼかいい男!耐える男ってステキ^^♪
読了日:12月06日 著者:雨宮 れん

ハウスメイド マスター編 (エタニティ文庫・赤)ハウスメイド マスター編 (エタニティ文庫・赤)
☆☆☆ 「ハウスメイド」政弥目線編。男性目線のせいか同じストーリーなのに前作よりエロ度が格段にupしてジュルッ・・・あ、いやいや熱いですね^^;。政弥様の絶倫振りを充分に堪能させていただきました。自分勝手だと思っていた男性陣の内面も描かれ、結構好感度も上がりました(あの最低伯父さんや元ダンナでさえチョッとだけ、ホントにチョッとだけ好感度up)。特に雄弥さんがただの寝取られ男じゃなくて良かった!澄華にどんなお仕置きしたんでしょ?ものすご~~く気になる。そっちの続編書かないかしら?
読了日:12月03日 著者:久石 ケイ

ハウスメイド メイド編 (エタニティ文庫・赤)ハウスメイド メイド編 (エタニティ文庫・赤)
☆☆☆ バツイチ家政婦茉悠子の派遣先は何と元同級生政弥の家だった!そこから始まるロマンス。ヒロインの家政婦がバツイチってところに妙にリアリティがある。ドロドロ、エロエロもありでほとんど昼メロの世界。メロドラマあんまり好みじゃないんだけど、茉悠子がジメジメしていないんで意外とそんな感じはなく面白く読めた。もっとも、家族のあのドロドロゴタゴタが都合よくあっさりまとまりの過ぎ!という点だけは突っ込みたくなったが。後半の政弥の絶倫ぶり・・・一生これ?茉悠子も大変だぁ^^;
読了日:12月02日 著者:久石 ケイ

読書メーター

読書メーターまとめ(2013年11月25日~12月1日)

2013年12月02日 16時04分14秒 | 読書メーターまとめ
2013年11月25日-2013年12月1日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1092ページ

バジャーズ・エンドの奇妙な死体 (創元推理文庫)バジャーズ・エンドの奇妙な死体 (創元推理文庫)感想
☆☆ 灯台建設の関係者が次々変死。疑いはマデラインへ。友人への疑いを晴らすべく事件に首を突っ込むセシリー。それをハラハラしながらも結局は協力するバクスター。その辺のバクスターとセシリーの関係が相変わらず楽しい。ミステリーとしては前作の方が良かったけど、今回はレギュラー陣のキャラが面白い。特にイアンとガーティ。二人の関係がそこまでだったのが意外!イアン、ある意味尊敬するわ。
読了日:11月30日 著者:ケイト・キングスバリー

銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)感想
☆☆☆ 父ちゃんから逃げずに言い返せるようになった八軒。やっと反抗期だ。成長したなぁ。悪筆解読。常盤の意外な才能発見。が、兄ちゃんはそんな悪筆でよく東大に入れた。普通なら読めなくて0点のはず。その兄ちゃんが結婚!?毎回やらかしてくれてわ。今回は重いエピソードはなく、ドタバタと楽しく読めた。
読了日:11月28日 著者:荒川弘

7日間彼氏 (エタニティブックスRouge)7日間彼氏 (エタニティブックスRouge)感想
☆☆ 書評が良いので借りてみたが、イマイチ。オフィスラブ設定が好みじゃない上、20歳の割にガキっぽいヒロイン美雪にもイラッ!それでも、恋に素直な彼女にだんだん好感が持ててくる。それに反して、大輔は何?ウブな美雪を弄んでるとしか思えない数々の言動。挙句に女の子に決定的な一言を言わせても、あの中途半端な態度!?最低~!(-"-)これがマジでドS設定だったら、もうちょっと話も面白かったろうに・・・。結局、一週間女の子が恋に一喜一憂しただけの話で、少女漫画の方がもっとひねりがあるだろうと思えた作品。
読了日:11月26日 著者:里崎雅

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