※勢いに任せて投稿したので、ちょっと言葉足らずでした。
なので、少し編集し直しました
ちょっと旧聞に属するけど
<金色のガッシュ!!>作者が原画紛失の小学館提訴と言うニュースがあった。
残念ながら、このマンガも作者の雷句誠氏の名前も知らなかったので
このときは、「だらしないなぁ小学館。しかも、賠償金超安っ!!」くらいしか思わなくて軽くスルーしていたのだけど
満棚通信さんのブログ『壮絶な「裏」まんが道』を覗いてみたら、かなり奥深~い問題だったようだ。
驚いたのは雷句氏の提訴に対して、続々漫画家さんたちから応援メッセージが着てること!
ことに新條まゆさんのブログ「思うこと」、「その後」の記事にビックリ!
リンク先の記事を読んでもらえば分かると思うけど
新條さんのイメージが180度大転換!
失礼ながら、あの「快感フレーズ」(恥ずかしいくらい臭いけど、意外と面白かった)の作者なんで
やっぱりそういう目で見ちゃってたけど、
書かれてる内容もさることながら、理路整然とした文章を読むと
とても意識の高い人だったんだなぁと。。。失礼しました!
(もっとも、彼女のマンガが好きかどうかとは別問題)
これだけの文章を書いてるのに、100%嘘と言うことは考えられない。
マンガ読みとしては当然心情的にマンガ家の味方をしてるけど
このほかにも
週刊サンデーに漫画家続々苦言 小学館はどうなっているのかの記事なんか読むと
分が悪いぞ、小学館!
ついでにこの問題をネットで色々検索してみたら、まとめ記事を見つけた
↓
雷句誠が小学館を提訴まとめ
これ読むと、本当にマンガ界の反応のすごさが分かります
それだけ、漫画家さんたちがいままでないがしろにされてきた、って言う証拠なんだよね
親の死に目にも会えなかった、と言う惣領冬実さん
やっぱり原稿をなくされたって言う新條まゆさん
他のマンガ家さんからも編集者から罵詈雑言を浴びせられた話から
愚痴めいた話まで、いろいろ出るわ!出るわ!
こうやって、あちこち読んでくと
なんてひどい出版社だ!って思いたくなるけど
編集にも言い分はあるようで。。。
編集者の竹熊健太郎氏のブログたけくまメモ の「マンガ界崩壊を止めるためには」(1)
には考えさせられました
続きの(2)が楽しみです
勿論、氏は係争中の雷句氏の直接的関係者じゃないから
一般論ではあるものの、今の出版会の現状を分かりやすく解説してくれて
今後のマンガ界の行方について、とても考えさせられました。
もう一つ
編集者の立場からこの騒動を述べたもの
ラノ漫―ライトノベルのマンガを本気で作る編集者の雑記― 「マンガ家はなぜ出版社と対等になれないのか」
編集者とマンガ家間の葛藤ってのは昔からあったこと(勿論当事者じゃないので、話に聞くだけ)だけど
マンガの社会的地位の向上に伴い、マンガ家の意識は大きく変わっていったのに
出版界の意識は前近代的だって言う見方
フリーランスの職業人vsサラリーマンの編集者と言う絶対的な意識の違い
漫画ばっかり書いてきた世間知らずの若者(一般的な話)vs一流大学出のエリート
と、こんな対立の構図は素人にも容易に想像は付きます。
高度経済成長期までは普通のサラリーマンも残業は当たり前
ましてや、出版界ひいてはマスコミ産業は夜討ち朝駆けは当たり前の世界だったはず
それが土日は絶対休みなんて。。。そりゃ、会社としては土日も仕事しろとは言えないけど
絶対に社外の人間に吐き捨てる言葉ではないですね~
土日にきっちり休みたければ、出版社なんかに就職しなければいいんです!
原稿の紛失も、安野モヨ子さんの「働きマン」を見ると想像できる感じ
編集室のあの戦場のような状態では原稿の紛失も有り得ますって!
問題は紛失後の対応でしょう
編集部も原稿の紛失は大問題だと充分認識しているはず
ここからは想像なんだけど
紛失が大問題で、悪くすると上の責任まで問われかねない問題だからこそ
ウヤムヤに済まそうとしたんじゃないかな
責任重大だと、そこから逃げ出したくなるのが人情だからね~
今までの作家さんはそこで泣き寝入りしてたんだよ、きっと
でも、雷句さんは今までの鬱憤が溜まりに溜まっていたから
黙っていなかった!
で、大会社の事だもの
補償のための稟議、稟議、となる。。。
ああだ、こうだと、待たされた挙句、スズメの涙の賠償金で
プチッと切れたんだろうなぁ~~
個人が大会社と交渉するって、ホント大変なんだよね~
特に窓口がペーペーだとさ。。。
2chも覗いて来たら
雷句氏関連のスレッドがいっぱい立ってる!立ってる!
別に目新しい情報は無かったけど
夏コミで小学館ブースに抗議しようとか
小学館のマンガを不買運動しようとか言う書き込みあったわ
でも、小学館のマンガって最近あんまり買ってないような。。。
24年組の頃は新刊をあんなに買いまくっていたもんだけどね
そうそう
「少女マンガ展」の図録の中で一条ゆかりさんが
「編集の悪口を言うマンガ家は三流四流なのよ。
担当マンガ家が売れなければ良いとおもってる編集はいない」てな事を述べてた。
勿論それは、独りよがりなマンガを描いてる、
作家性てものを勘違いしているマンガ家さんたちへの
一条さんらしい辛口メッセージなんだけど
あまりにタイムリーな言葉なんで、
今回の騒動で、ついそれを思い出してしまった。
いや、雷句さんがそうだって言う訳じゃないですよ!
アニメ化までされた売れっ子なんだから、絶対に独りよがりとは言えない!
しかも、陳述書やあちこちの情報から想像するに
対立の原因の一つは
人気があるんで物語を引っ張りたい編集ときっちり終わらせたい雷句さんとの確執の様子。。。
要は、一条さんの言葉を聞いた時「さすが一流!」と感心したんだけれど
マンガ家と編集の関係って、実際はこんな奇麗事では済まないという
厳しい現実を見せ付けられたって言うか。。。(←今頃かい!?)
マンガが売れなくて良いと思っている編集者はいないと思うけど
(出版社の飯の種だからね)
こいつの代わりのマンガ家なんていっぱいいると思っている編集者は居るかもしれない
って事ですよ
売り上げと自分の実績、上司の顔色ばかり伺って
肝心のマンガに対する情熱がそれを下回るようなサラリーマン編集者(サラリーマンだから当然と言えば当然)
でも、そういう空気は相手にも伝わるもんだよね
それで、自分を大切にしている作家との関係が上手く行くはずも無い、と思う。
途中まではすごく面白かったのに
引っ張りに引っ張られてラストでがっかり!というマンガを読まされた人は少なくないはず
逆に、次の展開をワクワクして待っていたのに、
急に尻すぼみで終わってしまったマンガを挙げれば枚挙にいとまが無いくらい
その辺の陰の実情が、雷句さんをきっかけに噴出してるって感じです
とりとめも無い事をだらだら書き綴ってしまったけど
私の書き込みより、リンクしてあるサイトに行って見てください
とっても考えさせられます
今後の漫画界はどうなって行くんだろう。。。
ただ一つ私に言えるのは、
この問題提起をきっかけにマンガ界が
マンガ好きがもっと良いマンガを読めるような方向へ向かって行って欲しいって事です
※最後に雷句氏の弁護士小野智彦氏のブログをご紹介
↓
【ガッシュ訴訟】陳述書公開についての担当弁護士としての見解...2008年06月12日
さすがに弁護士さん今回の問題点を分かりやすくまとめて下さってます。
なので、少し編集し直しました
ちょっと旧聞に属するけど
<金色のガッシュ!!>作者が原画紛失の小学館提訴と言うニュースがあった。
残念ながら、このマンガも作者の雷句誠氏の名前も知らなかったので
このときは、「だらしないなぁ小学館。しかも、賠償金超安っ!!」くらいしか思わなくて軽くスルーしていたのだけど
満棚通信さんのブログ『壮絶な「裏」まんが道』を覗いてみたら、かなり奥深~い問題だったようだ。
驚いたのは雷句氏の提訴に対して、続々漫画家さんたちから応援メッセージが着てること!
ことに新條まゆさんのブログ「思うこと」、「その後」の記事にビックリ!
リンク先の記事を読んでもらえば分かると思うけど
新條さんのイメージが180度大転換!
失礼ながら、あの「快感フレーズ」(恥ずかしいくらい臭いけど、意外と面白かった)の作者なんで
やっぱりそういう目で見ちゃってたけど、
書かれてる内容もさることながら、理路整然とした文章を読むと
とても意識の高い人だったんだなぁと。。。失礼しました!
(もっとも、彼女のマンガが好きかどうかとは別問題)
これだけの文章を書いてるのに、100%嘘と言うことは考えられない。
マンガ読みとしては当然心情的にマンガ家の味方をしてるけど
このほかにも
週刊サンデーに漫画家続々苦言 小学館はどうなっているのかの記事なんか読むと
分が悪いぞ、小学館!
ついでにこの問題をネットで色々検索してみたら、まとめ記事を見つけた
↓
雷句誠が小学館を提訴まとめ
これ読むと、本当にマンガ界の反応のすごさが分かります
それだけ、漫画家さんたちがいままでないがしろにされてきた、って言う証拠なんだよね
親の死に目にも会えなかった、と言う惣領冬実さん
やっぱり原稿をなくされたって言う新條まゆさん
他のマンガ家さんからも編集者から罵詈雑言を浴びせられた話から
愚痴めいた話まで、いろいろ出るわ!出るわ!
こうやって、あちこち読んでくと
なんてひどい出版社だ!って思いたくなるけど
編集にも言い分はあるようで。。。
編集者の竹熊健太郎氏のブログたけくまメモ の「マンガ界崩壊を止めるためには」(1)
には考えさせられました
続きの(2)が楽しみです
勿論、氏は係争中の雷句氏の直接的関係者じゃないから
一般論ではあるものの、今の出版会の現状を分かりやすく解説してくれて
今後のマンガ界の行方について、とても考えさせられました。
もう一つ
編集者の立場からこの騒動を述べたもの
ラノ漫―ライトノベルのマンガを本気で作る編集者の雑記― 「マンガ家はなぜ出版社と対等になれないのか」
編集者とマンガ家間の葛藤ってのは昔からあったこと(勿論当事者じゃないので、話に聞くだけ)だけど
マンガの社会的地位の向上に伴い、マンガ家の意識は大きく変わっていったのに
出版界の意識は前近代的だって言う見方
フリーランスの職業人vsサラリーマンの編集者と言う絶対的な意識の違い
漫画ばっかり書いてきた世間知らずの若者(一般的な話)vs一流大学出のエリート
と、こんな対立の構図は素人にも容易に想像は付きます。
高度経済成長期までは普通のサラリーマンも残業は当たり前
ましてや、出版界ひいてはマスコミ産業は夜討ち朝駆けは当たり前の世界だったはず
それが土日は絶対休みなんて。。。そりゃ、会社としては土日も仕事しろとは言えないけど
絶対に社外の人間に吐き捨てる言葉ではないですね~
土日にきっちり休みたければ、出版社なんかに就職しなければいいんです!
原稿の紛失も、安野モヨ子さんの「働きマン」を見ると想像できる感じ
編集室のあの戦場のような状態では原稿の紛失も有り得ますって!
問題は紛失後の対応でしょう
編集部も原稿の紛失は大問題だと充分認識しているはず
ここからは想像なんだけど
紛失が大問題で、悪くすると上の責任まで問われかねない問題だからこそ
ウヤムヤに済まそうとしたんじゃないかな
責任重大だと、そこから逃げ出したくなるのが人情だからね~
今までの作家さんはそこで泣き寝入りしてたんだよ、きっと
でも、雷句さんは今までの鬱憤が溜まりに溜まっていたから
黙っていなかった!
で、大会社の事だもの
補償のための稟議、稟議、となる。。。
ああだ、こうだと、待たされた挙句、スズメの涙の賠償金で
プチッと切れたんだろうなぁ~~
個人が大会社と交渉するって、ホント大変なんだよね~
特に窓口がペーペーだとさ。。。
2chも覗いて来たら
雷句氏関連のスレッドがいっぱい立ってる!立ってる!
別に目新しい情報は無かったけど
夏コミで小学館ブースに抗議しようとか
小学館のマンガを不買運動しようとか言う書き込みあったわ
でも、小学館のマンガって最近あんまり買ってないような。。。
24年組の頃は新刊をあんなに買いまくっていたもんだけどね
そうそう
「少女マンガ展」の図録の中で一条ゆかりさんが
「編集の悪口を言うマンガ家は三流四流なのよ。
担当マンガ家が売れなければ良いとおもってる編集はいない」てな事を述べてた。
勿論それは、独りよがりなマンガを描いてる、
作家性てものを勘違いしているマンガ家さんたちへの
一条さんらしい辛口メッセージなんだけど
あまりにタイムリーな言葉なんで、
今回の騒動で、ついそれを思い出してしまった。
いや、雷句さんがそうだって言う訳じゃないですよ!
アニメ化までされた売れっ子なんだから、絶対に独りよがりとは言えない!
しかも、陳述書やあちこちの情報から想像するに
対立の原因の一つは
人気があるんで物語を引っ張りたい編集ときっちり終わらせたい雷句さんとの確執の様子。。。
要は、一条さんの言葉を聞いた時「さすが一流!」と感心したんだけれど
マンガ家と編集の関係って、実際はこんな奇麗事では済まないという
厳しい現実を見せ付けられたって言うか。。。(←今頃かい!?)
マンガが売れなくて良いと思っている編集者はいないと思うけど
(出版社の飯の種だからね)
こいつの代わりのマンガ家なんていっぱいいると思っている編集者は居るかもしれない
って事ですよ
売り上げと自分の実績、上司の顔色ばかり伺って
肝心のマンガに対する情熱がそれを下回るようなサラリーマン編集者(サラリーマンだから当然と言えば当然)
でも、そういう空気は相手にも伝わるもんだよね
それで、自分を大切にしている作家との関係が上手く行くはずも無い、と思う。
途中まではすごく面白かったのに
引っ張りに引っ張られてラストでがっかり!というマンガを読まされた人は少なくないはず
逆に、次の展開をワクワクして待っていたのに、
急に尻すぼみで終わってしまったマンガを挙げれば枚挙にいとまが無いくらい
その辺の陰の実情が、雷句さんをきっかけに噴出してるって感じです
とりとめも無い事をだらだら書き綴ってしまったけど
私の書き込みより、リンクしてあるサイトに行って見てください
とっても考えさせられます
今後の漫画界はどうなって行くんだろう。。。
ただ一つ私に言えるのは、
この問題提起をきっかけにマンガ界が
マンガ好きがもっと良いマンガを読めるような方向へ向かって行って欲しいって事です
※最後に雷句氏の弁護士小野智彦氏のブログをご紹介
↓
【ガッシュ訴訟】陳述書公開についての担当弁護士としての見解...2008年06月12日
さすがに弁護士さん今回の問題点を分かりやすくまとめて下さってます。
雷句さんのブログもずっと拝見していたので、手を怪我されて休載されていた時分もリアルタイムで読んでいたのですが、真相がそういう事だったのかと悲しくなりました。少なくとも、息子や同級生の子供たちは、本当に休載でがっかりしていたし、連載が再開されて喜んでいました。少年漫画が少年のモノであるという観点では、決して三流マンガ家じゃありません。
編集部と作家さんの双方の言い分が、きちんと法廷で明らかになるのは、どちらにもマイナスじゃ無いと思います。読者の期待に答える気持ちがあるのなら、プラスになるような姿勢を見せて欲しいものです。
原作は読んだことがありません。
で、この訴訟の話はヤフーニュースで読んで知ってはいたのですが、
こんなに奥深いものだったんですね。
新條さんが硬派な文を書かれていたのもびっくりでした。
フリーになったのはそういう事情だったんですね。
昔、武内直子さん(セーラームーン)が
なかよしから出て、フリーになって
エッセイマンガを書かれたときに
やはり、原稿をなくされ、コミックスを出せなかったり、
連載が打ち切りになった話を赤裸々に書かれて
漫画家から絶賛されてたのを思い出しました。
よくぞ、そこまで書いたと・・
私もそのエッセイマンガを読んで
よく雑誌に掲載されたな~と思ったもの。(笑)
新婚おバカエッセイってオブラートには包まれてたけど、
編集者や出版社のひどい扱いが赤裸々に・・(笑)
ガッシュはすごく人気のある作品だったのに
こんな扱いされるってことは
ほかの新人作家はどうなんだろうと心配になるほど・・
私の好きだった作家さんが今は描かれていないって、ありますが、
こういう事情もあったのでしょうね。
読んだ処で実にタイムリーな(夜)さんの記事アップでした♪(^o^)。
大体私も(夜)さんと同意見です♪(^o^)。マンガ好きとしては、
この問題は今後の漫画界がどうなって行くかの大注目デス♪。
早速に、(夜)さんがリンクして下さったあちこちを拾い読み
して参りました。
(↓)竹熊健太郎氏の(2)の記事がアップされてましたね。
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_e699.html
これによると、「欧米のようなエージェント制を導入」や
「マンガ家の組合を」と云うのが竹熊さんの意見らしいです。
((3)が未だなんではっきりはしないんですが)
「マンガ家組合」で私が連想したのが「マンガジャパン」なんですが、
これは、故・石ノ森章太郎氏を中心に里中満智子氏、水島新司氏、
矢口高雄氏といった著名な漫画家達が中心となって発足設立した
(1994年)ストーリーマンガ家中心の「親睦会」で「組合」では
無いんですねー。
また、「エージェント制」と言ったらプロ野球みたいに「代理人」
が間に入いるって事ですよね。
プロ野球に「選手会」があるように、マンガ界にも「組合」は
必要だと思いますねー。そして、会社対個人では交渉も大変だから
プロ野球みたいに「代理人」も必要でしょうねー。
あと、現在の編集者の機能を分割できないだろうか?って云う
意見もありましたが、マンガ家の創作にアドバイスしたり資料
集めを援助したりのマンガ家サイドの面と会社のサラリーマンと
しての会社サイドの面との分割ってことになるのかな?。
あー、前者は「マネージャー」かー(^o^)。
私としては、日本が世界に誇れるマンガが、より隆盛してくれる
ようになるのなら嬉しいんですー。これを機会に大改革を♪(^o^)。
皆それぞれでもっともだと思うけれど、今昔のマンガ編集者の話 『マンガ編集者狂笑録』長谷 邦夫 著 を読んでいるので考えさせられた。昔が全ていいとは言えないが。
私も雑誌を読んでて、不本意に終り方をする漫、そしてあるときを境に全くその雑誌で書かなくなる漫画家さんを感じてしまうと、色々想像しちゃうことはあったけど・・・・想像以上でしたわ
ネットというツールが発達して、漫画家さんがそれぞれに自分の意見を発信するようになってびっくりする裏側の事実をしる事があるけど、新條さんのお話がそのまま現実なら、ちょっと辛いわ。
それでは雑誌を離れる漫画家が多いのも納得できる
コミックスの売り上げに比べて漫画雑誌の売り上げが落ちているというけど、こういうのも一因なんだろうねぇ
魅力ある書き手が雑誌を離れざるを得ない現実というか・・・。
何にせよ。漫画家さんたちが精魂込めて、ある意味命を削って書いた原稿を無くすのだけはわめてほしい。
PCで保存しているから大丈夫という問題ではないと思うのよね
今まで沢山の漫画家さんが泣いてきたんだろうなぁ・・・
ひととおり見てきます
マンガ書きのマンガや小説もいろいろありますけど
漫画家さんには早死にする人が結構多いですものね~
過酷な職業にはちがいないんでしょうね~
私はね・・・昔むか~し、漫画の編集者になりたかった・・・子供の頃から漫画好きで、できればこの世界で生きてゆきたいと思ったけれど、絵に自信ないし、原作書けるほど文才ないし・・・でも、空想だけは溢れるほどあってね・・・きっと編集者として、漫画界に携われるならば、漫画家さんと色々構想練ったりできるんじゃないかと・・・夢みてた頃がありました(現状を知らな過ぎる子供の他愛無い夢ですが・・・)
そんな夢見てた頃を、ふと思い出してしまったなぁ・・・で、とっても、とっても悲しくなってしまったなぁ・・・
自分がこんなだったから、今の編集者さんなら(世代的に)漫画大好きな方が、夢を実現して仕事してるんだろうなぁ・・・って思ってた。。。だったら、ありえないよね・・・原稿失くすなんて・・・(萩尾さんの原画もらえなくて~本屋に直談判するような、私には考えられない・・・)編集者が企業のサラリーマンだなんて・・・考えたくなかったよ・・・
夜さんの記事にあるように、現実、最近の連載漫画は、もぅいかげんにして!同じ事の繰り返しじゃないか!と、思ってから何年経っても、延々続く漫画もあるし、え・・・何故ここで終わるの???なんで?打ち切なのか~?と、疑ってしまうのも多々あるよね、確かに・・・
出版社ってさ、漫画はその場限り、売れりゃ~いいって思って商売してるのかな?やっぱり・・・企業なんだから儲けなくちゃならんのは、私も一応大人だからさ、理解できなくはないけどさ・・・
でもさ・・・実際、連載中は人気なくても、時間経ってから人気でるものもあるし、漫画ってさ、時代を超えて残ってゆくものでしょ。いいものは昔の作品だって、若い子見てもいい!って言ってくれるのもあるのにさ・・・
悲しくて、なんだかとりとめない文になっちまった・・・悲しい・・・うううっ
誤解を与えるような書き方をしてしまったかもしれません
本文手直ししました
ネットをあちこち見てたら
「金色のガッシュ」のついて
“最後の方で少し論理破綻した所もあったけど
ラストは最近のマンガにしては、珍しくきちんと終わってて良かった”
みたいな書き込みを見ました
最初の構想どおり終わらせたい雷句氏と
人気があるからもっと引っ張りたい編集側との葛藤が
そういう形でマンガに現れてたんですね~
たとえこの裁判が決着しても
クリエーターと企業の関係が画期的に変わる、
てなことにはならないだろうけど
それでも、マンガ家と編集の関係がもっと近代的でクリアなものに
変わるきっかけになると良いですね
今までだったら表に流れたニュースだけ見て
「ふ~~ん。。。」て流していたけど
今はネットがあるから、素人でもどんどん裏事情を知ることが出来る
隠したい事がある企業にとっては嫌な時代でしょうね
今回の事をきっかけに
マンガ家さんへの扱いが少しは良くなるといいのですが。。。
>武内さん
講談社でも同じような事があったんだ!
水野英子さんが昔の現行の扱いは酷かったって言ってたけど
今でも同じなんだね~
その話を載せた出版社(集英社だっけ?)も
他社のことだから載せたんだろうけど
自分の所は大丈夫だと思ったのかな。。。?
自筆原稿って、ファンにとっては宝石以上の値打ち物なのに
裁判官になるような人はマンガ読んでそうも無いから
裁判の行方がどうなるかすごく心配よ!
あの情報量はすごいです!
新條まゆさんだって、漫棚さんのブログに載らなきゃ
ただのエロマンガ家だって誤解したまんまでした
竹熊氏の(2)見てきましたよ~
(リンク貼りました)
編集は編集で大変だな~と
昔の編集者は
作家のアシ兼エージェント兼マネージャーみたいな存在だったけど
もうそういう前期代的な関係は有り得ないんでしょうね
アメリカみたいなエージェント制な定着していくといいんですが。。。
そう言えば、アメリカの作家はユニオンを作っていて
それに入らないと作品を発表出来ないとかって聞いたことある
日本でそれが出来るだろうか。。。?
でも、アメリカみたいになったら
それはそれで
一人で頑張ってマンガを作っていく、
と言う職人的マンガの良さが失われていくような気がするなぁ。。。
それも時代の流れでしょうがないのかな