漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

うらめしや~~。。。

2008年08月24日 17時10分59秒 | お出かけ
22日(金)のNHK教育テレビ『美の壷』を見て、谷中で「幽霊画展」をやってるのを知り
近いし、面白そうだし、お値段も安い!と、珍しくもダンナと意見が一致!
土曜日に二人で見に行って来ました。

場所は台東区谷中の全生庵
     
団子坂下の交差点から台東区側へ坂を上ったところにある、結構大きなお寺

初めて行ったけど、看板が掛かっててすぐ分かりました


会場は本堂の横にある小部屋で入場料¥500!

行く前にネットで調べたら、どこかのサイトに¥300て書いてあったんだけど
今年から値上げしたようです
ちゃんとHPに明記してくれよ!!

ここの幽霊画は明治期の名落語家、三遊亭円朝のコレクションで
円朝の命日(8月11日)にちなんで毎年8月1日~31日に公開されるそうで
その存在は知っていたものの、見るのは初めてです

部屋に入ると掛け軸が30点ほど掛かっていて
そのぜ~んぶが幽霊!!

「う~~ら~め~~し~や~~。。。」と、こちらを見つめてるのよ~

狭い部屋の中、結構混んでて、しかも照明が明るいから良いけど
絶対一人では見たくないぞ~~

伝応挙とか安藤広重(何代目かは不明)、河鍋暁斎とかのビッグネームも見えて
画題はともかく、絵の出来は素晴らしいものばかり!
ご紹介したいけど、当然写真撮影は禁止

でも、ここのサイトで一部紹介されているので見てね~
    ↓
  圓朝祭り

丸山応挙の幽霊画は有名だけど、本物はどうもアメリカにあるようです
            ↓
        応挙の幽霊画

だから、全生庵の掛け軸は、多分模写?
幽霊だけにはっきりしないけどね~
でも、良い絵だったわよ~~


参道の横にある円朝の碑

お墓もあるらしいけど雨が降ってきたので、さっさと帰りました

円朝コレクションは全部で50点ほどあるらしくて
今年公開しなかったのは、来年出すそうです
てことで、来年も来て、
今回見れなかった絵を見て、ついでにその時お墓も参りします~


※余談:その昔、今は亡き6代目三遊亭圓生師匠の怪談を聞いたことがあります
      咄は多分「死神」。残念ながらテレビ。
      だけど、百蝋燭の効果も相まって怖かった~~
      名人圓朝の咄もかくやと。。。
      久々に寄席に行きたくなってきたぞ~